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衰弱したアイデンティティ
アジサイの広場
小山くさ中1
 自分が誰かということがよく分からなくなる時自分の中に本当に自分だけの
もの独自のものがあるのかどうか確信が持てなくなるとき、ぼくらは自分にな
じみのないもの、それにちょっとでも接触することをすごく怖がる。僕らは自
分を誰かある他人にとって意味のある存在として確認できて、自分の存在を実
感できるということだ。
 
 私はたまに勉強している時、なぜ私は勉強なんてしているのだろうかと思う
時がある。と同時に自分の存在についても分からなくなる時がある。頭の中は
真っ白で、なじみのないものという感じにおそわれる。しかし、もしもその時
、他人又は、友達が自分を意味のある存在であると考えていたら我に返り、自
分の存在が実感できるだろう。
 
 世界の童話「白雪姫」で白雪姫は王子の手によって眠りから覚めた。これは
王子が白雪姫を自分にとって意味のある存在だと考えているからだなと思った
 
 確かに他人に頼ることなく自分の存在を確認することはできる。しかし、「大
切なのは健康らしい外見ではなく、健康自身である」という言葉があるように
、本当に大切なものは自分を意味のある存在だと考えている他人である。