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ひとこと
ソクラテス
イチゴの広場
高橋あたゆ小5
ソクラテスは、おそらく哲学の歴史をつうじてもっとも謎めいた人物だろう。ソクラテスはたったの一
行も書かなかった。なのにヨーロッパの思想に最大級の影響をおよぼした一人とされている。
 ソクラテスは、自分の仕事は人間が正しい理解を「生み出す」手伝いをすることだ、と思っていた。
なぜなら本当の知は自分のなかからくるものだからだ。
 ソクラテスは自分は知らないということを知っていただけだ。それでソクラテスは哲学者になった
のだ。あきらめない人、知恵を手にいれようとあくことなく努める人に。
 私は、ソクラテスがどんな人だかは知らなかった。読んでいって「ちびで、デブで、目つきが陰険で
…」と読んだときどうしてそんな人がのっているのだろうと驚いた。でもそのあとに「金無垢のすばら
しさ」とかいてあったのでなるほどと思った。
 この話しは知っているふりをしてもしょうがない?ということだけど、ことわざに「嘘も方便」とある
がどっちが正しいのかはっきりさせたい。私は、ソクラテスの言っている方が正しいと思っている。