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いい話し手 ウグイスの広場
はるるくあ中2 交話機能というのは、簡単に言えば、ことばがもつ、人と人の気持ちを結びつける作用を指すものである。人は他人と出会うと、必ず心の中に警戒 、不安、恐れなどの気持ちが、多少なりとも生まれるものだ。 人が出会いの際に経験するこの生物的な緊張をほぐし和らげ、次の交流段階に支障 なくつないでゆくきっかけ糸口を与えることが、俗にあいさつと呼ばれる言語行動の主たる役目なのである。多くの人が仕事の話や用件に入る前に 、お天気の話や当たり障りのない短い会話を交わすのも、これがお互いの警戒心や敵意を弱め反対に安心感を高める効用があるからである。  

 確かに無駄のない会話は大切だと思う。例えば数学の先生に分からない問題を聞くときなんかは、早く解きかたを教えてほしいのに、いちいちつ
まらないダジャレなんかを言われていたら頭にくると思う。  

 しかし無駄のある会話も大切だと思う。普段の授業にしても、ただ「問題」「解きかた」「答え」をたんたんと説明されるのは、はっきり言って
苦痛だ。その授業に無駄な会話、つまり生徒が興味をしめす面白い話でもしてくれれば、少なからずとも授業に参加しようとする意欲がわくと思う 。実際に私の学校でも、無駄のある会話をしてくれる先生の方が生徒から人気がある。  

 確かに無駄のないスマートな会話も、お遊びのような面白おかしい会話もよいが、どちらもそれしか話せないのはこまる。内容の入った会話をす
る時に、相手が安心するようなユーモアのある話をいれられることが、一番いい話し手なのではないだろうか。  

 
                                                 
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