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清書:清書
アジサイの広場
ひまわりあなつ高2
日本では穀物生産の主役が伝統的に水稲であったのに、ヨーロッパでは麦類であったという事実がある。これは気候条件に問題がある。水稲の栽培
には、成長期に三ヶ月以上摂氏二十度を越す気温と、年間で千ミリをこす降水量が必要だがヨーロッパではこの気候を満たすところは少ししかない
のだ。そのため、穀物に対する、日本のような主食観念はなく肉食率が高いのは当然なのである。これは決して彼らが恵まれていたためではなく、
 


 ☆
このように、表面的には人を羨ましく思うのだが実はよく見たら決してそんな事がなかったりする例はよくある。私がカナダへホームステイに行っ
た時、カナダ人と接していると、カナダ人の考え方を羨ましいと思った。ビクトリアという島に完璧に感動した私が、ビクトリアは素晴らしいとこ
ろだと声をあげると、カナダ人は皆、本当に素晴らしいところでしょう!!自信を持って答えたのだ。もし私が、日本は本当にすばらしいところで
すね、と言われたら堂々とそうでしょうと言えるだろうかと考えた。このように自分の国にものすごい自信を持てるなんてすごいことだと思ったの
だ。しかし良く考えれば、これは謙虚さが足りない気もする。やはりカナダ人の考え方には、軍事的、経済的に強い力を持っているアメリカ自分た
 


 ☆
日本はすべてにおいて、欧米諸国の事を羨ましく思う傾向がある。それは今までの欧米諸国と日本との間の歴史や今の経済などにより惑わされてい
るのだろう。よって、アメリカにとって見れば普通のことで、たいしたことない事でも、むやみやたらと羨ましがってしまうのである。そうするこ
とで、日本は大国にばかり目がいってしまい、ほかの国の文化が目に入らなくなる。すると、本当はもっと評価すべきはずのものが、評価できない
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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