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ことば アジサイ の広場
あおき 高3

 日本語は素晴らしい。漢字があり、それをくずした平仮名がある。そして世界の共通語と言われる英語を表記することも出来るカタカナがあり、また和製
英語もある。何かを言いたい時には、その気持ちを的確に表す言葉が大抵の場合存在する。自分の言いたいことを、気持ちを、相手にそのまま伝えることが 出来るのである。  

 しかし、それは逆に寂しさを生んだ。今、我々は言葉に依存した生活を送っている。それゆえ、思ったことを言葉へと変換出来なかったとき、ひどく慌て
てしまうのだ。それは、言葉によって相手との共通の価値観を持ち、その関係を保てるからである。確かに、言葉とは人として関わるのに必要なことかもし れない。しかし、それは伝えたいものを限定し、直接のものしか伝えられないように思われる。そう、我々は言葉に囚われてしまったのである。  

 言葉は何時しか当たり前のものになっていた。まだ言葉を知らなかった頃、何かを必死で伝えようとしたことを我々は忘れているのではないだろうか。そ
う、言葉に頼るあまり、気持ちがなくなってきた。いや、気持ちの表現ができなくなったのかもしれない。出来あがった言葉を使うことではなく、何かを伝 えようと思う心が、今必要とされているのかもしれない。  

 
 

 ☆期末試験も昨日終わり、いよいよ夏休みです。楽しみなような、そうでもないような。・・・ということで、今回のテーマが”ことば”です。(400
字以内でことばについて考えることを記せ)という問題です。これも、もとの文章があるので明日送ります。では、お願いします。  

 
 

  P.S このようなもとの文章の場合、この言葉は外国語と比較したほうがいいのですか?
 

 
                                           
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