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レンタルと購入 アジサイ の広場
太一 あうけ 中3 何といっても、現代技術を特徴付けるのは豊富な工業製品の氾濫であろう。豊かさは、このような生産技術によって支えられる。ところが、このような技術 の作り出す問題が最近しばしば問題になっている。依然として工業製品の大量供給と言う図式に頼りながら、一方で私たちは別の視点を生み出しつつある。 レンタルなどの製品の機能を買うという形態が生まれつつある。そしてこの選択は現代技術が持つ問題に本質的に影響を与えていく重要な視点なのである。  

 やはり、レンタルと言うものは便利だとは思うが、田舎にすんでいる僕としては、借りるのは好きなときに借りれば良いので楽だが、返しにいくのがとて
も面倒臭い。1泊2日でCDを借りて、次の日に返しに行けなかったこともしばしばあった。結局、田舎にすんでいるとレンタルはとても手間がかかる。だから 現在では高い金を払ってでも手間のかからない「購入」のほうを選ぶことにしている。手間くらい少しは我慢してレンタルにしようとも思ったが、時は金な りとも言うのである。僕から考えて、レンタル代+MDやCD-Rのメディア代と時の価値では時のほうが高い。何しろ田舎なのだから。だから僕は、レンタルす る人より手に入れる事のできる量が少なかったとしても、購入を選ぶことにしている。  

 そして、購入することによって、持つことの喜びを味わうことができる。CDだったらちゃんとしたジャケットがあるなど、レンタルしてMDなどに録音して
曲名を書いたラベルを貼り付けてあるものよりもずっと所有感がある。  

 ただ、僕は別にレンタルが嫌いと言うわけではない。むしろとても利用したいと思っている。だから僕がもし街中に住んでいたら、CDなどを購入すること
はほとんどないだろうし、やはり、CDを持つことの喜びよりは、余った金を他のもっと持って喜びがある物などに利用する方がずっと良い。そして、それは 無駄な買い物にならないし、環境にも優しいのだ。  

 結局、田舎と都会ではいろいろな面においてかなり格差があると思う。このことも言い例だ。だから、誰もが平等に、レンタルを活用することから資源を
節約できる良い方法がいつの日か出てきてくれるのを僕は待っている。(その前に、僕が自分から都会へ行ってしまうと思うが(笑))                                                  
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