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逆境をプラスに アジサイ の広場
ピエッパ にお 中3

 「創造とは、マッシュルームのようなものだ」
 

 この言葉は、フランスの数学者ポアンカレが言った言葉である。この言葉はこのような意味であろう。マッシュルームというのは日本では松茸と考えて良
いだろう。そもそも松茸というのは地表下に根を持っていて、好条件が与えられると円形になり発達していく。でも、その好条件が続くと、きのこはできな くなってしまう。でも逆に、妨害条件を与えると、がんばって生きようとした結果、きのこができるのだ。つまり、逆境がないときのこはできない。それは 、人間と一緒である。人間も逆境から成功することは多い。それには、逆境をプラスに変える生き方が必要だと思う。そうするには、どうすればいいのだろ うか。  

 それには、やはりプラス思考で逆境を乗り越えるのが一番だと思う。例えばケーキを焼くにしても、失敗して黒焦げになったとする。それでも
 

 「失敗は成功のもと」
 

 と考え、プラス思考にするのだ。すると、次やった時にはきっと成功するだろう。
 

 第二に、逆境をプラスに変えるには、時には我慢が必要だと思う。
 

 「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」
 

 と言った徳川家康も、我慢したからこそ江戸幕府を開くのに成功したのだ。というのも家康は、子供の頃、今川家に人質として捕らえられていた。人質な
ので、主人の気にさわることをしたら殺されてしまう。だから、家康は主人に気を使いながら、我慢しながら育っていった。そして、その我慢が実り、江戸 幕府を開くことができたのだ。  

 確かに、逆境ばかりの人生は暗いこと続きでいけない。しかし、いずれ訪れる逆境の時に、プラスに考える力をつけたいものである。そのためには、プラ
ス思考や我慢が必要なのである。                                          
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