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受験とは何か?
ウグイス の広場
○○○○ うい 高1
 私は、高校受験を結局は同じ場所に辿り着く為の道を一本選ぶことだと思う
。最近ではその選考作業を楽しもうというように考えるようになった。中学一
年のときは、受験というよりは目の前にある課題を手当たり次第にこなしてい
くだけだった。二年では、ぼーっとしている自分を尻目に他の人の目の色が変
わり、驚いたのを覚えている。そして三年では、本当の受験の緊張というのは
試験前日までこなかった。最初私は試験慣れするために千葉の学校を受けたの
だが、これはもう試験慣れというよりは電車慣れと早起き慣れといった感じだ
った。そして数日が過ぎいわゆる挑戦校を受けることになった。そこには学校
名を書いたはちまきをし、十人程度で円陣を組んでいるグループがいくつもあ
った。私はそれをみて現代の教育の問題がここにあると思った。
 
 私は、ある目標に向かって突き進む事は良いことだと思う。だがそれは自分
の意志で行なわれればの話しであって、大人などの他人に助長されては、自分
で道を選ぶ事ではなくなるのである。そしてそのように自分の道を選んでしま
った場合は、必ず後で後悔することになるのである。
 
 受験とは何か?ということを考えてみると、その答は簡単だと思うが、実際
にその事にあたってみるとその辛さは、本人にしか分らないものだということ
が、今回の体験で身に染みてわかった。一番大切な事はそれがたとえ間違って
いても、本人が納得する事が大切だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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