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タイトル:人は座って半畳寝て一畳
ふりがな:空欄
人の価値って何だろう、所詮人の価値は肩書きや職歴ではなく、その人そのもの
その人の人格ではないだろうか。


タイトル:Re: 二度あることは三度ある
ふりがな:空欄
んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん
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タイトル:暑さ忘れて陰忘る
ふりがな:空欄
暑い季節には、陰に身を隠して暑さをしのいでいたにもかかわらず、涼しくなると、その陰のありがたさをわすれてしまうこと。→苦しさを乗り越えると、受けた恩をすっかり忘れてしまうこと。


タイトル:夏炉冬扇
ふりがな:空欄
夏炉冬扇(かろとうせん):夏に火鉢をすすめたり、冬に扇子を差し出されても時期が外れて役に立たないこと。→役に立たない言論や才能、芸などのことを言う。 *冬扇夏炉(とうせんかろ)、夏炬燵(なつこたつ)も同義。


タイトル:朝顔の花一時
ふりがな:空欄
栄えている間の短いたとえ。


タイトル:一葉落ちて天下の秋を知る
ふりがな:空欄
青桐の葉が、他の木より早く落ちるのを見て、秋の訪れを知るということ。→物事のちょっとした前兆で、その後に起こる大事を察すること。 *青桐は葉が大きく、落葉の季節感を感じさせる木。


タイトル:豚もおだてりゃ木に登る
ふりがな:空欄
豚もおだてりゃ木に登る

豚は普通、木には登らないけど、おだてれば、登るというたとえ。


タイトル:雨だれ石をうがつ
ふりがな:空欄
小さな努力でも根気よく続けてやれば、最後には成功するという意味。


タイトル:灯台下暗し
ふりがな:空欄
灯台の周りが明るくて近くが暗いことから、
探し物をする時、と浮くばかり捜して見つかったところが家のこと
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タイトル:鰯(いわし)の頭も信心(しんじん)から 
ふりがな:空欄
信じて拝めば、鰯の頭のようにつまらないものでも ひどくありが……

<<え2007/111jみ>>



タイトル:牛耳を執る
ふりがな:空欄
同盟の盟主となる。また、団体・党派などの実権を握って、思うままに支配する。略して牛耳るとも。


タイトル:臍で茶を沸かす
ふりがな:空欄
あまりの面白さに笑う
君のびっくり顔は、臍で茶を沸かすほどだ。



タイトル:能ある鷹は爪を隠す
ふりがな:空欄
本当に能力のある人は、その能力を隠す



タイトル:二度あることは三度ある
ふりがな:空欄
二度あることは三度ある(物事は同じようなことがくりかえして起こるものだ)



タイトル:青菜に塩(あおなにしお)
ふりがな:空欄
青菜に塩をかけると水分がなくなってやわらかくなり、しおれてしまう。 その様子を人に例えて急にしょうぼりと元気をなくしてしまう。



タイトル:Re: 石橋をたたいて渡る
ふりがな:空欄
勉強でつかえたので、よかった。



タイトル:犬も歩けば棒にあたる
ふりがな:空欄
じっとしていればよいものをでしゃばると思いがけない目にあう。 出歩いていると思いがけない幸運にぶつかるという意味でも使われる。


タイトル:頭かくして尻かくさず
ふりがな:空欄
悪事や欠点を、自分では完全に隠したつもりでいても、その一部が現われてるのを知らないでいる。


タイトル:蟻の穴から堤も崩れる
ふりがな:空欄
ちょっとした油断から、取り返しのつかないことになることです。



タイトル:雨後のたけのこ
ふりがな:空欄
物事が次々と続いて起こること。



タイトル:打てばひびく
ふりがな:空欄
すぐに反応する。



タイトル:青天のへきれき
ふりがな:空欄
急に大事件が起こること。



タイトル:へびの生殺し
ふりがな:空欄
じわりと苦痛を与えること。



タイトル:盗人の昼寝
ふりがな:空欄
盗人が夜仕事をするために昼にうちに寝ておくこと。何気ないふりをしているが、実はちゃんと目的がある。


タイトル:水魚の交わり
ふりがな:空欄
非常に親しい関係。



タイトル:火にあぶらをそそぐ
ふりがな:空欄
火にあぶらをそそぐと激しく燃えることと同じに、イライラしている人にもんくを言うとよけいに激しくおこってしまうと言うたとえ。



タイトル:あいた口がとじない
ふりがな:空欄
あまりのできごとにおどろいて、あいた口がとじなくなってしまう



タイトル:へたのよこずき
ふりがな:空欄
すきなことなのにへたなこと(たとえばやきゅう)



タイトル:うどの大木
ふりがな:空欄
大きいばかりで役に立たないこと



タイトル:Re: 情けは人のためならず
ふりがな:空欄
近頃では、「よかれと思ってしてあげても、かえってその人のためにならないこともある」という意味でも使われるみたいですね。



タイトル:悪貨は良貨を駆逐(くちく)する
ふりがな:あくかは
質の悪い人間がはびこって、優れた人間が姿を消すということ。
悪が栄え善が滅びるということ。



タイトル:悪銭(あくせん)身につかず
ふりがな:あくせん
不正な手段で得た金は、つまらないことに使ってしまうからすぐなくなる。


タイトル:悪法も法である(ソクラテス)
ふりがな:あくほうも



タイトル:新しいブドウ酒は新しい皮袋に
ふりがな:あたらしい
新しい考えや新しい内容は、新しい形式で表現することが必要である。


タイトル:雨降って地固まる
ふりがな:あめふって
一度ごたごたのあったあとに、かえってよくまとまる。


タイトル:蟻(あり)の穴から堤(つつみ)がくずれる
ふりがな:ありのあなから
堅固な堤も、蟻のあける小さな穴がもとでこわれる。
ほんの小さな欠陥を見逃したために、取り返しのつかない結果となる。
ごくわずかな手ぬかりから大事が起こるたとえ。


タイトル:案ずるより産むが易(やす)し
ふりがな:あんずるより
心配するよりもやってみると、意外にやさしい。


タイトル:石の上にも三年
ふりがな:いしのうえ
冷たい石の上にも三年すわり続ければ暖まる。つらくてもがまんして続ければ、 必ず成功する。
しんぼう強く根気よく勤めることが大切という意味。


タイトル:石橋をたたいて渡る
ふりがな:いしばしを
非常に用心深く、十分に確かめてから物事をなすたとえ。念には念を入れること。
慎重すぎる人を皮肉って言うのに使うことも多い。
「石橋をたたいても渡らない」とも言う。


タイトル:医者の不養生(ふようじょう)
ふりがな:いしゃの
医者は、人には養生を勧めながら、自分は案外不養生なものである。
立派なことを言いながら内容が伴わないこと。
「坊主の不信心」


タイトル:衣食足りて礼節を知る
ふりがな:いしょくたりて
生活が豊かになって、礼儀にも気を配るようになる。


タイトル:急がば回れ
ふりがな:いそがば
急ぐときには危険な近道を通るよりも、遠くても安全な道を回るほうが、 結局は早く目的地に着く。
Make haste slowly.(ゆっくり急げ。)


タイトル:一事が万事
ふりがな:いちじが
一つのことの様子を見れば、ほかのこともわかる。


タイトル:一年の計は元旦にあり
ふりがな:いちねんのけいは
何事も初めが肝心だ、しっかり計画を立て、着実に実行せよとの戒め



タイトル:一国の政治は、その国の国民の民度を出ない(ウェーバー)
ふりがな:いっこくの



タイトル:一寸(いっすん)の虫にも五分(ごぶ)の魂
ふりがな:いっすんの
どんなに小さく弱い者にも、それ相応の意地がある。
どんなに弱そうに見え、また、どんなに身分が低く、しいたげられている者にも、それぞれ意地や根性があるから侮ってはいけない。
Even a worm will turn.(虫けらさえも向き直って来る。)


タイトル:井の中の蛙(かわず)大海を知らず
ふりがな:いのなかの
自分の周りの、ごく限られた範囲のことしか考えない、 見聞の狭いこと。世間知らず。


タイトル:入るを量りて出ずるを制す
ふりがな:いるをはかりて
収入の額をよく計算して、それに応じた支出をすること。


タイトル:鰯(いわし)の頭も信心(しんじん)から
ふりがな:いわしのあたまも
信じて拝めば、鰯の頭のようにつまらないものでも ひどくありがたく思われる。


タイトル:氏(うじ)より育ち
ふりがな:うじより
人の価値は、血統よりも環境や教育や努力によるところが大きい。


タイトル:嘘(うそ)も方便(ほうべん)
ふりがな:うそもほうべん
物事を円満に運ぶための手段として、時と場合によっては嘘も つかなければならないこともある。


タイトル:鵜(う)の真似をする烏(からす)、水に溺(おぼ)れる
ふりがな:うのまねをする
自分の能力を考えずに人の真似をすると失敗する。


タイトル:馬の耳に念仏
ふりがな:うまのみみに
馬が念仏など聞いても少しもありがたく感じない。
人の意見に耳を貸さないで聞き流すこと。
「馬耳東風」と同じ。



タイトル:生みの親より育ての親
ふりがな:うみのおやより
生んでくれた親よりも養い育ててくれた親の方に愛情や恩義を感じるものである。


タイトル:瓜(うり)のつるになすびはならぬ
ふりがな:うりのつるに
平凡な親からは非凡な子供は生まれない。
血統は争えない。


タイトル:蝦(えび)で鯛を釣る
ふりがな:えびでたいを
わずかな元手で大きな利益を得る。


タイトル:岡目八目(おかめはちもく)
ふりがな:おかめはちもく
部外者のほうがよくわかる。


タイトル:屋上(おくじょう)屋(おく)を架す
ふりがな:おくじょう
重複して無用なことをする。


タイトル:おごれる者久しからず(平家物語)
ふりがな:おごれるもの
栄華を極め、勝手な振る舞いをするものは、長くその地位を 保つことはできないで滅びてしまう。


タイトル:渇(かっ)しても盗泉(とうせん)の水を飲まず
ふりがな:かっしても
どんなに困窮しても悪いことはしないたとえ。


タイトル:勝ってかぶとの緒をしめよ
ふりがな:かってかぶとの
戦いに勝っても勝ちにおごって気を許さずに心を引き締めよということ。


タイトル:勝てば官軍
ふりがな:かてばかんぐん
強い方が正しいとされ、弱い方が悪いとされるのが世のならわしである。


タイトル:蟹(かに)は甲羅(こうら)に似せて穴を掘る
ふりがな:かにはこうらに
人は、自分の分に応じた行動をするものだ。
人はそれぞれ自分につりあった考えや行動をするものである。



タイトル:果報は寝て待て
ふりがな:かほうはねて
あせらずに待っていれば、幸運は自然とやって来る。



タイトル:亀の甲より年の功
ふりがな:かめのこうより
年長者の経験は尊重しなければならない。


タイトル:かわいい子には旅をさせよ
ふりがな:かわいいこには
かわいい子には苦労の多い旅をさせて、世の中の苦しみやつらさを 経験させた方がその子の将来のためになる。


タイトル:艱難(かんなん) 汝(なんじ)を玉にす
ふりがな:かんなん
人間は苦労を経験して初めて立派な人物になることができる。


タイトル:学問に王道はない
ふりがな:がくもんに
学問というものには、手軽に身につける特別な近道はない。


タイトル:聞くは一時の恥聞かぬは末代(まつだい)の恥
ふりがな:きくはいっときの
知らないことは恥ずかしがらないで必ず聞きただせという意。


タイトル:窮(きゅう)すれば通ず
ふりがな:きゅうすれば
困り切ると解決の道が開ける。


タイトル:窮鼠(きゅうそ)猫をかむ
ふりがな:きゅうそ
追い詰められたねずみは、反対に猫にかみつく。
追い詰められて逃げ道のないようになると必死に抵抗するから、弱い者がかえって強い者を負かすことがある。


タイトル:麒麟(きりん)も老いては駑馬(どば)に劣る
ふりがな:きりんもおいては
優れた人でも老衰すると その働きが人より劣り、愚鈍な人にも勝ちを譲るようになる。


タイトル:腐っても鯛
ふりがな:くさっても
たとえ腐っても鯛は魚の王である。
よいものはどんなに悪くなっても、また落ちぶれてもそれだけの価値は失わない。


タイトル:君子(くんし)は和して同ぜず、小人(しょうじん)は同じて和せず(論語)
ふりがな:くんしは
人のつきあいは、 調和するように心がけるべきではあるが、むやみに他人の意見に引きずられたり妥協してはいけない。 協調は大切であるが、道理に外れたことにはあくまで反対しなけばならない。


タイトル:鶏口(けいこう)となるも牛後(ぎゅうご)となるなかれ
ふりがな:けいこうとなるも
大きな団体でしりについているよりも、 小さな団体でもその長となれという意味。
人に従属するよりも独立した方がよいというたとえ。


タイトル:怪我の功名(こうみょう)
ふりがな:けがのこうみょう
失敗が思いがけずよい結果につながること。


タイトル:剣によって立つ者は剣によって滅ぶ
ふりがな:けんによって
武力で得たものは、武力によって滅ぼされる。


タイトル:光陰(こういん)矢のごとし
ふりがな:こういん
歳月のたつのは早いものだというたとえ。


タイトル:後悔先に立たず
ふりがな:こうかい
事が終わってから、そのことについて悔やんでも取り返しがつかない。


タイトル:恒産(こうさん)なければ恒心なし(孟子)
ふりがな:こうさんなければ
物質生活は人心に大きな影響を及ぼすもの で、定まった生業のない者には、自然に人間として当然持っていなければならない正しい心が持てない。


タイトル:弘法(こうぼう)も筆の誤り
ふりがな:こうぼうも
学問や技芸が非常にすぐれた人でも時には誤ることもある。


タイトル:虎穴に入らずんば虎児を得ず
ふりがな:こけつに
危険を冒さなければ成功は収められない。


タイトル:郷(ごう)に入(い)っては郷に従え
ふりがな:ごうにいっては
人は、住んでいる土地の風習に従うのがよい。
新しい環境に移ったら、それに逆らわないのが世渡りのこつであるという意味。


タイトル:塞翁(さいおう)が馬(幸不幸は入れかわる)
ふりがな:さいおうが
人生の禍福、幸不幸は、変転して定まりないものである というたとえ。


タイトル:災害は忘れたころにやってくる(寺田寅彦)
ふりがな:さいがいは
油断大敵。


タイトル:歳月人を待たず
ふりがな:さいげつ
年月の流れは非常に速くて人を待ってくれないから、今という時を大切にして努力せよ ということ。
Time and tide wait for no man.(時と季節は人を待たない。)


タイトル:最大多数の最大幸福が道徳と法律の基礎である(ベンサム)
ふりがな:さいだいたすうの
個人の快楽の追及を社会の幸福と一致させる ためには、「最大多数の最大幸福」を基準としなければならない。


タイトル:先んずればすなわち人を制す
ふりがな:さきんずれば
人より先に物事を行えば他人を押さえて有利になるが、遅れると 人に押さえられて不利になる。
先手を打つことが肝要であるという意味。


タイトル:去るものは日々に疎(うと)し
ふりがな:さるものは
死んでしまった人は、日数がたつにつれて世間からしだいに 忘れられていく。
親しかった人も、遠く離れてしまうとしだいに疎遠になる。


タイトル:三度目の正直
ふりがな:さんどめの
一回目や、二回目はだめでも、三回目は、確かであるということ。



タイトル:三人寄れば文殊(もんじゅ)の知恵
ふりがな:さんにん
平凡な人間でも三人寄り集まって考えれば 文殊菩薩(もんじゅぼさつ)の知恵のようにすぐれた知恵が出る。
「文殊」は知恵をつかさどる仏様。
Two heads are better than one.(二つの頭は一つにまさる。)


タイトル:鹿を逐(お)うものは山を見ず
ふりがな:しかをおう
一つのことに夢中になっている者は、ほかのことを顧みない。
目先の利益を得ることに夢中になっている者は、ほかの事情には気がつかない。


タイトル:知って行わざるは、知らざるに同じ
ふりがな:しっておこなわざるは
知っていることも、実行に移さなければ、知らないのと同じことに なってしまう。


タイトル:宗教は国民の阿片(あへん)である(マルクス)
ふりがな:しゅうきょうは



タイトル:朱に交われば赤くなる
ふりがな:しゅにまじわれば
人はつきあう友によって、善にも悪にも感化される。
友人の感化力の大きさ、友人を選ぶことの重要さをいう言葉。


タイトル:小人(しょうじん)閑居(かんきょ)して不善(ふぜん)をなす(大学)
ふりがな:しょうじん
暇があると、 品性の劣っている人間は、よくないことをする。


タイトル:小の虫を殺して大の虫を生かす
ふりがな:しょうのむしを
大きい物事を成就させるためには、やむをえず小さい物事を犠牲に することがある。
一部分を犠牲にして全体を助けること。


タイトル:将を射んとする者はまず馬を射よ
ふりがな:しょうをいんとする
目的物を得るためには、その周囲にあるものから攻めてかかるのが 早道である。


タイトル:初心忘るべからず(花伝書)
ふりがな:しょしん
学び始めた頃の、謙虚で緊張した気持ちを失うなの意。
または、最初の志を忘れてはならないということのたとえ。


タイトル:児孫(じそん)のために美田(びでん)を買わず(西郷隆盛)
ふりがな:じそんのために
良い田を買って子孫のために財産を残しても 本人たちのためにならないから、あえてそのようなことはしない。


タイトル:人間(じんかん・にんげん)到るところ青山(せいざん)あり
ふりがな:じんかん
故郷だけが骨を埋める土地とは限らない。
人間が活動する場所はどこにでもある。
「青山」は墓地の意。


タイトル:人生意気に感ず
ふりがな:じんせい
人生は互いの意気に感じて動くものである。
心と心との激しい触れ合いが何ものより尊い。


タイトル:好きこそ物のじょうず
ふりがな:すきこそ
素質とかよい指導者とか、大成するにはいろいろな条件が考えられるが、 それが好きであってこそ 熱心に努力するから上達するのである。


タイトル:過ぎたるは及ばざるがごとし
ふりがな:すぎたるは
やりすぎは、不足と同じ。


タイトル:捨てる神あれば拾う神あり
ふりがな:すてるかみ
見捨てられる一方で助けられることもある。
人間の運命は神まかせであり、その神も複数で、運は必ずついてくるものであるという意味。


タイトル:住めば都
ふりがな:すめばみやこ
住み慣れれば、どんな土地でも都同然に住み心地がよくなるものである。


タイトル:精神一到何事か成らざらん
ふりがな:せいしんいっとう
精神を集中して努力すればどんな困難なことでもできないことはない。


タイトル:清濁(せいだく)あわせ呑む
ふりがな:せいだく
度量が大きく、分け隔てしないで誰でも受け入れる。
包容力が大きいこと。
「清濁」は、正と邪、善人と悪人の意。


タイトル:急(せ)いては事を仕損じる
ふりがな:せいては
あまり焦ると失敗しやすい。
Haste makes waste.(急ぐことはむだを作る。)


タイトル:積善(せきぜん)の家には余慶(よけい)あり
ふりがな:せきぜんの
よいことをしている家にはよいことがおこる。


タイトル:世間の口に戸は立てられぬ
ふりがな:せけんの
世の中のうわさは防ぎようがない。


タイトル:狭き門より入れ。滅びに至る門は大きくその道は広くこれより入る者は多し
ふりがな:せまきもんより
事をなすのに楽な方法を とるよりは、かえって入りにくい苦しい方法をとる方が 自分を鍛え上げるのにはよい。


タイトル:栴檀(せんだん)は双葉より芳(かんば)し
ふりがな:せんだんは
栴檀という香木は、芽ばえたときから既によい香気を 発する。
将来大成する人物は、子供のときから優れたところがあるたとえ。



タイトル:船頭多くして船山にのぼる
ふりがな:せんどう
物事を進めるにあたって、指示をする人が多いために統一がとれず、 まったく見当違いの方に物事が進んでしまう。
Too many cooks spoil the broth.(料理人が多すぎると肉汁ができそこなう。)


タイトル:前車のくつがえるは後車の戒(いまし)め
ふりがな:ぜんしゃの
前人の失敗は後人の戒めとなる。


タイトル:大器晩成
ふりがな:たいきばんせい
大人物は若いころは目立たず、年をとってから大成するという意味。


タイトル:大木は風に折られる
ふりがな:たいぼくは
高くのびた木は風当たりが強く、風害を受けることが多い。
人も地位が高くなるほど批判や攻撃を受けることが多くなるたとえ。


タイトル:多芸は無芸
ふりがな:たげいはむげい
多芸の人は、とくにすぐれた芸がない。


タイトル:立つ鳥あとを濁さず
ふりがな:たつとり
鳥のようなものでも、飛び立つときは自分の去ったあとを濁さないように 気をつける。まして、人間であるから、見苦しくないように後始末することが大事であるという意味。


タイトル:蓼(たで)食う虫も好きずき
ふりがな:たでくう
苦い蓼の葉を食べる虫がいるように、人の好みはさまざまで、 一般には理解しがたいような多面性を持っているものである。
There is no accounting for tastes.(人の好みは説明できないものだ。)


タイトル:玉(たま)みがかざれば器(き)をなさず
ふりがな:たまみがかざれば
どんなによい玉でも、加工して磨いて始めて宝の器物となる。
生まれつき素質のすぐれた人でも、学問・修養を積まなければ立派な人物になることはできない。


タイトル:大は小を兼ねる
ふりがな:だいはしょうを
大きいものは小さいものの効用を合わせ持つ。
小さいものより大きいものの方が有用で、大きいものは小さいものの代わりに使うことができるということ。


タイトル:血は水よりも濃い
ふりがな:ちはみずよりも
血縁の力は強い。


タイトル:朝三暮四(ちょうさんぼし)
ふりがな:ちょうさんぼし
目先の違いはあるが本質はかわっていない。
人を口先でうまくだますこと。また、目前の差別にばかりこだわっていて、結果が同じになるのを知らないこと。
猿にどんぐりの実を、朝三つ夕方四つ与えようとしたら怒ったので、朝四つ夕方三つ与えようといったら喜んだという故事による。


タイトル:長所は短所
ふりがな:ちょうしょは
長所もあまり当てにしすぎると、かえって失敗することがある。
長所も別な見方をすれば、それがその人の欠点になることもある。


タイトル:塵(ちり)も積もれば山となる
ふりがな:ちりもつもれば
ごくわずかなものでもたくさん積み重なるとついには高大なものとなる。
Many a little makes a mickle.(多くの少しずつがたくさんを作る。)


タイトル:使っている鍬(くわ)は光る
ふりがな:つかっている
たえず努力して自分の仕事に打ち込んでいる人は、生き生きとして美しい というたとえ。
絶えず努力する者は、自然とそれが表にあらわれる。


タイトル:角(つの)を矯(た)めて牛を殺す
ふりがな:つのをためて
少しの欠点を直そうとして、かえってそのものをだめにしてしまう たとえ。
つまらぬ末端の事柄にこだわって、肝心な根本をそこなうこと。


タイトル:罪を憎んで人を憎まず
ふりがな:つみをにくんで
犯した罪を憎むが、その人は憎まない。
罪を犯した人間を憎んではならない。


タイトル:鉄は熱いうちに打て
ふりがな:てつはあついうちに
人間は純真な精神を失わないうちに十分に鍛えないと効果が上がらない。
物事は関係者の熱意が薄れないうちに対策を立てないと、あとで問題にされなくなる。
何事にも時機を逃してはならないという意味。
Strike while the iron is hot.


タイトル:天の時は地の利にしかず、地の利は人の和にしかず(孟子)
ふりがな:てんのときは
日の吉凶や寒暑・晴雨など、天候や時日を 利用して攻めるのは有利であるが、 地の利を得て要害堅固なのにはかなわない。さらに地の利は人の和にはかなわない。


タイトル:天は自ら助くる者を助く
ふりがな:てんはみずから
独立独歩、他人を当てにせず、自ら奮闘努力してやまない人には自然に 幸福が やってくる。
Heaven helps those who help themselves.


タイトル:出る杭(くい)は打たれる
ふりがな:でるくいは
ほかの杭より高く出た杭は打ちへこまされる。
差し出たふるまいをする者、または頭角を現す有能は者は、他から憎まれたり妨げられたりするという意味。


タイトル:燈台(とうだい)下暗し
ふりがな:とうだい
手近のことはかえってわからず、気がつかないでいるという意味。
The darkest place is under the candlestick.(最も暗い場所はろうそく立ての下だ。)


タイトル:十で神童、十五で才子、二十過ぎればただの人
ふりがな:とうでしんどう
小さいときは教え込めば何でも覚えるが、 それは真の才能ではなく、ただ人より先に覚えたというだけのことで、 ほかの人もだんだん追いついてくるから、結局は普通の人と同じになってしまうという意味。


タイトル:毒をもって毒を制す
ふりがな:どくをもって
悪いことを別の悪いことで押さえる。


タイトル:情けは人のためならず
ふりがな:なさけは
人に情けをかければいつかは自分のためにもなる。


タイトル:なまけ者の節句働き
ふりがな:なまけものの
平素なまけている者に限って、ほかの人が仕事を休んで祝う節句の日になって、 かえって働く。 また、働かなければならないことをいう。


タイトル:生兵法(なまびょうほう)は怪我(けが)のもと
ふりがな:なまびょうほうは
未熟な兵学・武術の心得は、身を守るどころか 、かえって大怪我をする原因になる。
少しその道を知って自信のあるつもりの者は、それに頼ってかえって大失敗をする。
A little learning is a dangerous thing.(わずかばかりの学問は危険なものである。)


タイトル:習い性となる(習慣は第二の天性)
ふりがな:ならいしょうと
悪い習慣を繰り返していると、それが生まれつきの性格のようになる。


タイトル:習うより慣れよ
ふりがな:ならうより
教わり習っただけでは自分のものにならないが、何度もやって体が慣れれば自然に 身につくようになる。
Practice makes perfect.(練習は完全にする。)


タイトル:逃がした魚は大きい
ふりがな:にがした
手に入らなかったものは大きく感じられる。
手に入れかけて失ったもの、逃がしたチャンスなどを惜しむことなどに使う。


タイトル:二兎をおう者は一兎も得ず
ふりがな:にとをおう
同時に異なった二つのことをしようとがんばっても、どちらもうまくいかない ものである。


タイトル:人間は一本の葦(あし)にすぎない。だが、それは考える葦である(パスカル)
ふりがな:にんげんは



タイトル:能ある鷹は爪をかくす
ふりがな:のうある
実力、才能のある人物は、むやみにそれを外部に表さず謙虚にしているが、 いざというときその真価を発揮する。


タイトル:のどもとすぎれば熱さ忘れる
ふりがな:のどもとすぎれば
苦しい経験も、それが過ぎ去ればけろりと忘れてしまう。
苦しいときに恩を受けても、楽になると恩を忘れてしまう。


タイトル:花よりだんご
ふりがな:はなよりだんご
外観より内容をとるという意味。


タイトル:早起きは三文の得(徳)
ふりがな:はやおきは
朝早く起きると何かしらよいことがあるものである。
The early bird catches the worm.(早起きの鳥は虫を捕える。)


タイトル:人の振り見てわが振り直せ
ふりがな:ひとのふりみて
人の行動の良い点悪い点を見て、自分の行動を反省し、欠点を改めよ。


タイトル:人を相手にせず、天を相手にせよ
ふりがな:ひとをあいてにせず



タイトル:人を呪わば穴二つ
ふりがな:ひとをのろわば
他人に害を与えようとすれば自分にも。


タイトル:百聞は一見にしかず
ふりがな:ひゃくぶんは
人の話を何度も聞くよりも、一度実際に自分の目で見た方がよいという意味。


タイトル:百里(千里)の道も一歩から
ふりがな:ひゃくりのみちも
遠い旅路も足もとの第一歩から始まる。
偉大な事業も手近なところから始まるという意味。


タイトル: 貧(ひん)すれば鈍(どん)する
ふりがな:ひんすれば
貧乏すると、利口な人でも愚かになる。
食を求めてあくせくする境遇に、才知の働きも鈍り、やがては道徳意識も鈍って悪事を働くようにもなるという意味。


タイトル:覆水(ふくすい)盆に返らず(過ぎたことは取り返せない)
ふりがな:ふくすい
一度失敗したことはとり返しがつかないたとえ。


タイトル:太ったブタになるよりは、やせたソクラテスになれ
ふりがな:ふとった



タイトル:下手の考え休むに似たり
ふりがな:へたのかんがえ
よい考えも出ない人がどんなに時間をかけて考えても、ただ時間をかけるだけで 何の効果も上がらない。 まるで、休んでいるのも同然だ。


タイトル:仏の顔も三度
ふりがな:ほとけのかおも
いかに無邪気な人、慈悲深い人でも、礼儀知らずな行いを繰り返されれば腹を立てる。
たび重なる侮辱はがまんできないという意味。


タイトル:まかぬ種ははえぬ
ふりがな:まかぬたねは
何もしないでいては、よい報いは得られない。
原因を作らなければ結果は生じない。


タイトル:馬子(まご)にも衣裳
ふりがな:まごにもいしょう
身なりだけ整っていることを、皮肉に、または好意的にいうことば。
Fine feathers make birds.(美しい羽毛が美しい鳥を作る。)


タイトル:自ら省(かえり)みて直(なお)くんば、千万人といえども我行かん(孟子)
ふりがな:みずからかえりみて
自分が正しいと思ったら 、反対する者が何人いようと自分の考えを貫き通す。


タイトル:水清ければ魚住まず
ふりがな:みずきよければ
あまりに清廉潔癖(せいれんけっぺき)すぎると、人に親しまれないたとえ。



タイトル:三子(みつご)の魂(たましい)百まで
ふりがな:みつごのたましい
持って生まれた性質は一生変わらない。
The child is father of the man.(子供は大人の父である。)


タイトル:実るほど頭(こうべ)をたれる稲穂かな
ふりがな:みのるほど
年をとっていろんな知識を得ても人にはいつも低い姿勢で いるという意味。


タイトル:餅(もち)は餅屋蛇(じゃ)の道はへび
ふりがな:もちはもちや
物にはそれぞれの専門家があって、素人はやはり専門家には 及ばないという意味。


タイトル:安物買いの銭(ぜに)失い
ふりがな:やすものがいの
安い物はそれだけ粗悪で長持ちしないから、かえって高いものにつくという意味。


タイトル:柳に雪折れなし
ふりがな:やなぎに
柔軟なものは剛直なものよりもかえってよく事に耐えることができる。
一見弱々しい人のほうが、重い試練に耐え抜くことが多いことをいう。


タイトル:やはり野におけ蓮華草(れんげそう)
ふりがな:やはりのにおけ
蓮華草のような野の花は、自然の野に咲いているからこそ 美しいのであり、家の中に飾っても周囲と調和せず、美しく感じられない。同様に、野人は野人らしい生活・環境の中にあってこそ、良さも真価も発揮できるものだという意味。


タイトル:山高きが故に貴からず
ふりがな:やまたかきがゆえに
見かけが立派だからといって貴いのではない。


タイトル:雄弁は銀、沈黙は金
ふりがな:ゆうべんはぎん
上手によどみなく話すことは大切であるが、いつ、どのように沈黙 しているべきかを心得ているのはさらに大切である。
Speech is silver, silence is gold.


タイトル:楽あれば苦あり(苦あれば楽あり)
ふりがな:らくあれば
人生には、楽しいこともあれば、また、苦しいこともあり、一概には 言い切れない。
常に先のことを考えよという意味。


タイトル:李下(りか)に冠をたださず(瓜田(かでん)に履(くつ)をいれず
ふりがな:りかにかんむりを
他人から疑いを受けやすい行為は しないほうがよいたとえ。


タイトル:良薬は口に苦し
ふりがな:りょうやくは
良い薬は苦くて飲みにくいが、病気にはよく効く。
自分の身のためになる忠告は、耳に聞きづらいというたとえ。



タイトル:類は友を呼ぶ
ふりがな:るいはともを
同じ仲間同士が自然に集まるようになる。
善良な人の周囲には、特に集めなくても善良な人が集まり、悪人は悪人で仲間となる。


タイトル:例外のない規則はない
ふりがな:れいがいのない
どんな規則にも必ず例外がある。
物事は、理屈だけでは解決できないことが多いとう意味。


タイトル:論語読みの論語知らず
ふりがな:ろんごよみの
書物を読んで、言葉の上では理解するが、その真髄を体得せず、まして実行など できないことをいう。


タイトル:ローマは一日にしてならず
ふりがな:ろーまは
すべて大きな事業は、長い年月を必要とする。
物事は一朝にしては成らない。


タイトル:禍(わざわい)を転じて福となす
ふりがな:わざわいを
災難をうまく処置して、かえって幸福を得るようにすること。