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ひとこと
無題
アジサイの広場
渡辺すら高3
 昔はサングラスをしている人は、世間に対して後ろめたい事があったから物という見方が強かったら
しい。当然今そんなことは全くなく若者のファッションセンスの一つとして考えられているくらいで
ある。
 夜の街灯の柔らかい光の中でもサングラスを外さない。彼いわく、人の事をじっと見てしまい、絡
まれかけた覚えがあるから、人をじっと見ていても相手にきずかれないようにしたのだそうだ。サン
グラスという隠れ蓑という感覚は残っているが、それが利用されているのだろう。
 私は、サングラスをかけて街を歩いた事が無い。だが、かけてみたいと思った事はほとんど無い。
サングラスをかけてしまうと、自分自身の殻に閉じこもってしまうようである。
 今の世の中は、自分の事しか考えないようになってきている。そのために今後、さらにサングラスを
かける人が増えていくだろう。