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ナオミ・キャンベル??
エンジュの広場
がっちゃんてな中2
 日本人は妙に外見を気にする。女子高生がだぶだぶのルーズソックスをはい
たり、スカートをパンツが見えるほど短くしたり、顔に黒いファンデーション
をぬって口には白っぽい口紅をして「ナオミ・キャンベル」のまねをしたりす
る。そして、負けずと青年たちもズボンを腰まで下していわいる「こしぱん」
というものをやったり、キムタクのまねをしてロン毛にしたりするのだ。
 
 確かに、そうしてがんばって「外見」を良くするように努めれば面食いの人
にモテるし周りの友達からも人気が高まるかもしれない。それに、見た目が良
ければそのへんのテレビ局にスカウトされたり、モデルになれたりするかもし
れない。だから、見た目がいいだけでも得することはないわけではないのだ。
 
 しかし、わたしはそのようにお金をかけて見た目を良くするのはどうかと思
う。見た目というのは卵で例えれば、いわば殻の部分のことだ。しかし、卵の
殻がどんなにきれいでピカピカでも、中身はわからない。人間も同じことだ。
どんなに安室に似ていても、性格は美川憲一のようにずうずうしいかもしれな
いし、広末りょう子(漢字がわからん)のように早稲田に入れるほど頭がいい
のかもしれないし、出川哲郎のようにおもいやりがない人かもしれない。おも
いやりのない人と友達になったりするのは非常にいやである。
 
 「人間、見た目が全てだよ」という会話をよく耳にする。が、「家とは、外
から見るためのものではなく、中で住むためのものである」という名言の通り
、人間も外見だけが中心なのではなく、中身の方が大事なのである。外見ばか
りにとわられ過ぎない様に、気を付けて男を選んだ方がいいなあ…と思う今日
このごろである。気をつけないといかんぜよ。