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産業革命以来
イチゴの広場
蒲原らつ中2
 産業革命以来、機械は人々の生活を豊かにする打ち出の小槌の役目を果たす
ものだと思われそして、その進歩はイコール人類の幸福につながるとも信じら
れていた。だが最近になって、それだけがすべてではないということが、反省
されるようになった。私達は、これまで鉄とガラスとコンクリートで囲まれた
空間をつくれば、時代の先端をいく文明の象徴だというイメージを持っていた
。しかし、昼間の間はそれで我慢ができるが、夜になると人間は原始に戻る。
冷たい無機質の材料で囲まれた舞台装置みたいなインテリアよりも、
 
 木やもめんのような素朴な材料で囲まれた泥臭さの中に、なにか人間の本質
といったものがひそんでいることに気がついた。
 
 今、日本で深刻な問題の一つであるゴミ問題は、ダイオキシンなどの環境ホ
ルモンで病気になる人が出てきたりする。ゴミは増やすものでなく減らすもの
である。このように人間が努力しなければ、ゴミは増えていき病気になる人が
増えてしまう。ゴミの量とダイオキシンによる病気になる患者は比例している
。日本の19998年のゴミの量は、5020万トン(東京ドーム135杯分)もある。
 
 「未来には、ひとりでにできる未来と、自分で作る未来との2つがある。」
という言葉があるように、明るく住みよい未来は自分で作らなければならない