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境遇との出会い
イチゴの広場
りさあいす中3
 生きることは学ぶことであり、喜びであり、創造することである。学問に置
き換えてみると学問の喜びは、発見、創造によって味わえる。この創造は、知
識を蓄積するだけではなく、逆境というものに対面しなければ決して自分の人
生にプラスされることはないのだ。
 
 数学で地道に数と数の組み合わせを考えるという問題がある。いろいろな組
み合わせが考えられ、いくらやっても答えが見つからなかったという経験は、
誰にでもあるのではないだろうか。しかし、この問題を最後まで地道に考える
ことができれば、次からの問題はある程度楽に見つかるものだ。だが、諦めて
回答を見てしまった人、この人は今後この形式の問題は大の苦手になるだろう
。人間が成長するためには「逆境」は必要なのだ。 
 
 逆境に遭遇するためには、いろいろなことに挑戦するということが一番良い
方法だろう。失敗を恐れず諦めずに、粘り強く物事をやる。その間にはたくさ
んの困難なこと、いわゆる逆境に出合うだろう。例えその物事が失敗に終わっ
ても、必ず自分にはプラスとなって身につく。私の好きなことは英語だ。英語
が少しでもうまくなるよう、いろいろな行事に積極的に参加している。10月
頃にある、全国スピーチコンテストにも応募してみた。学校で行っている、英
語関係のプログラムはだいたい参加し、テストなども受けた。全国スピーチコ
ンテストで、優秀な成績をとれるとは思っていない。だが、参加することによ
り英語で作文を書くというチャンスをもらい、書き方、話し方などが身につく
と思えば、自分にプラスになることばかりだ。興味のあることにいろいろ挑戦
するということは大切なことなのである。
 
 政治家などは、最も境遇を経験すべき人達だと思う。国のために行いたい計
画はたくさんあるのだが、お金が間に合わない。他にもたくさんあるだろうが
、それをのりこえたところに素晴らしい国がまちかまえていると思えば、徐々
にでも計画を進めていくということに意味をもつことができる。また、国に対
してもプラスになる。
 
 織田信長は、初めて鉄砲を使って戦をした。今までの方法では勝つことので
きない相手というプレッシャーのなかで、新しい考えをうみだす、いわゆる創
造したのである。このことが、信長に対してプラスにつながったのは言うまで
もない。「理想に到達するための手段はまた、理想への到達を阻む障害でもあ
る」というように、境遇ということは、目標を達成させるためには、なくては
ならないものなのだ。うまい具合に境遇をいくつも乗り越え、自分にプラスに
なるものを少しでも多く取り入れられるよう、いろいろな物事に粘り強く挑戦
していきたいと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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