hana12-3

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自己虫 ウグイスの谷の広場
友里／あむろ中2

　彼らはみな、宇宙で『私』という個体意識が一気に取り払われるような体験をしている。　

　「宇宙空間では『私』であって『私』でなく、すべての生きとし生ける者としての『我々』なんだ。それも、今、この瞬間に、眼下に拡がる、青い地球に生きるすべての生命、過去に生きたすべての生命、そして、これから生まれてくるであろうすべての生命を含んだ『我々』なんだ。」　

　シュワイカートが宇宙空間で体験したこの『私』という個体意識から『我々』という地球意識への脱皮は、今、この地球に住むすべての人々に求められている。　

　確かに、現在自己中心的な人が増えている。私は、自己中の人は、自分の意見がはっきりと言えていいと思う。なぜなら自分の有利な方へ事を運んでいく事が出来るからだ。それに、周りの人に悪口を言われても自己中だから気にしなくてすむ。（というか、周りの事をあまり考えていない）案外自己中の人は、さっぱりしていていいのかもしれない。　

　だが、反対に自己中の悪いところもある。（ＣＭで自己虫といわれるように）周りを見ないで自分勝手に物事を進めていってしまうからだ。その人のいいように物事は進んでいくけれど・・・。その周りの人はどんな気持ちなのだろうか。自分もたまに自己中になり自分の意見を通そうとする時があるが、今思い出してみるとまわりのひとはそういう時嫌な顔をしている。自己中はふえている。だが、いつも自己中ではなく、たまにだと思　

　私は、自己中でないひとはいないと思う。人は誰しも自分の思いどうりに事が運ばれればいいなと思っているはずだ。けれど自己中はきらいだ。私は、人の気持ちを考えて物事を運んでいく自己中がいいと思う。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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