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八百万の神 エンジュの広場
バンビいそせ小6 八百万の神  

 
 

 課題文には、西洋が一神教なことに対し、日本は、多神教だということが具体的に書いてある。西洋では一人の神様が全てのものをおつくりにな
り、見守っているが、日本の場合、それぞれのものに神様が宿っている。また、同じ国の人のなかにいろいろな宗教を信じている人がいる。一気に たくさんの神様を信じている人が多い。  

 このことに、まず、「千と千尋の神隠し」が当てはまると思った。その物語に登場した、八百万の神がみとは、八百とは八百屋さんの八百で、た
くさんという意味。そして、よろずとはもっとたくさんということらしい。私は初めて、八百万の神の漢字を知った。漢字の意味から本当にそのと おりだと思った。また、「となりのトトロ」の登場するトトロは自然の神様だと思う。昔からある、森の中に住んでいるトトロは、その森で出会っ た人物を助けようとして、自然を利用したプレゼントや、育てていた芽を見守ってあげたり、雨の中、不安だった姉妹を助けてあげたりした。少し 、全体のテーマが違うと感じたのは「もののけ姫」だ。自然を破壊したことに対する反省を込めた作品だったからだ。宮崎駿さんの作品は、守り神 などの神様がでてくる。たくさんの神様がいると信じられていることが良く分かる。  

 私の身の回りにも自然はあるが、昔と比べると、ずいぶんと自然が減ったらしい。いや、もう取り返しのつかないほど自然を破壊してきた。その
せいで、洪水がおきやすくなったり、環境が悪くなったりしている。空気も悪くなる。海に流れる水が汚くなる。このような問題を解決するのに、 自然は、重要な役目をたくさん果たす。とても大きな存在だ。また、例に挙げた作品を見て楽しむ人は多いが、それを見て、誰もが本当に自然の大 切さを学ぶとは限らない。また、昔から守る仕事をしてきた守り神の存在も薄れてきた。自然の神様が人間に罰をおあたえになることを畏れる気持 ちも必要なのだと思う。  

 
                                               
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