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おいしいマラソン クジャクの広場
ミュウあにた小5

 「やったぁ。ゴールできてよかった-。」
 

 「・・順位は、どうなっているのかな。」
 

 12月1日の日は、マラソン大会だ。この日のために、業間休みや授業で、一生懸命練習してきた。
 

 去年は、1200m走って、36位。今年はもっと順位を上げるぞ、と思っていた。そして、肝腎な距離は、400mも上の1600mだ。道の
りは、外回り(学校の周り)2周と50mだ。聞いただけでは「うぇっ。」と思うけど、走ってみると、「苦しぃ・・。」という感じだ。  

 
 

 今いるのは、スタート時点。自信の方は、まぁまぁ。ただ、目指すは自己新記録。もしなったら、とっても嬉しい。
 

 「パーン!!」
 

 今、スタート。50m走の所を走っている。不安気味。どんどん走って行くと、地獄の上り坂。これが逆だったらいいのに、と思う。とても苦し
い。しかし、このすぐ後には、天国がある。その場所は、少し下っている道。その場所で、数人の人をぬかした。先生からのアドバイスの通りにぬ  

 このような走りをあと1周する。しかし、1周終わる前に、わき腹が痛くなってしまった。あと少しで1周終わる!! というのに、ちょっと嫌
になった。でも、私は頑張ってもう1周走った。苦しみながらも、同じ道を一生懸命走った。  

 そして、ラスト100m!! あと少しだと言うのに、嬉しくてあまりマイペースで走れない。その時、「ダダダダッ・・・・」と、後ろから誰
かがくる!!  

 「ぬかされるよーー!! ガンバレー!!」 と、お母さんの声がした。と、同時に、迫ってくる!! 抜かされないぞ!、そう思いながら、頑
張って走った。足が、石のように重かった。でも、抜かされないためには、重いまま足を運ぶしかない。そう思って、わき腹が痛くても走った。最 後の力を振り絞って走った。そして・・・・、 「○○位!!」  

 結果は・・・・、29位! 嬉しかった。念願だったから、とっても嬉しい。去年は36位で、今年は、29位だ。7位も上がって、自分では、
すごいと思う。 もし、私が最後に頑張らなかったら・・。全体的に、一生懸命走らなかったら・・。こんなに嬉しいことではなかったと思う。新 記録を出したい! 苦しくなっても、走り抜けたい! その気持ちで頑張ったから、出来たのだと思う。 マラソンは、嫌だなぁ、と思っている人 がいるけれど、大切なのだと思う。それは、持久力をつけるのも大切だけど、何か目標を持っていくことがあるからあるのではないか、と思う。何 か目標を持っていけるように、ということであるのだと私は思う。  

 来年の最後のマラソンも、何か目標を持って、スタートしたいと思う。
                                 
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