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清書:けんかについて オナガの広場
祐司には中1

 僕は、よく兄弟げんかをすることがある。いつもどちらかが相手にちょっかいを出し、それからけんかが始まる。けんかが始まってしまえばお互
いに相手のせいにし合い、なかなか終わらない。  

 しかし、僕は、けんかは決して悪いことではないと思う。
 

 なぜかというと、第一に、「けんかするほど仲が良い」というように、けんかをするということは、相手のことをよくわかっているからこそで、
それは、決して悪いことではないからだ。何も関係のない人とはけんかをしないというのは、相手のことをわかっていないからである。  

 第二に、けんかをすることによって、かえって仲良くなることがよくあるからだ。少し前までけんかをしていたのに、けんかの後で、前よりも仲
が良くなっているということはよくある。  

 確かに、けんかをして仲直りをしないのはいけない。なかなか仲直りができないときは、自分から素直に謝ればよい。しかし、「一人の敵も作ら
ないものは、一人の友も持たない。」という名言もあるように、憎み合うだけのけんかではなければ、けんかというものは決して悪いものだとは思 わない。大切なのは、けんかによって、より良い人間関係を築いていくことだ。  

 
                                               
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