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何事ぞ花見る人の長刀
ウグイスの広場
しっぽほし中1


 この文章では日本人と外国人とのコミュニュケーションの仕方や、ものの考え方の違いなどを述べている。外国人は自分の気持ちを相手に分かっ
て欲しいとき、何かとペラペラとしゃべるが、日本人は全く逆で、喋るよりも意志の疎通などを大切にするらしい。外国人が相手に好きだというこ
とを伝えるために、「僕は君が好きだ。初めて会って二時間三十分くらい経った頃から君が好きになった。どこにほれたかというと……ペラペラ。
」(笑)などと長々と喋るらしいが、日本人は「月がきれいだね。」だけで通じ合ってしまうらしい。
 


 私はこういった「恋愛」系統はよくわからない。しかし、日本人と外国人の違いはこれだけではないはずだ。日本人は遠慮がちだ。自分よりも他
人、という考えがどうも強いらしい。これは良く言えば思いやりだが、悪く言えばお人好しだ。これがおそらく日本人の良いところだろうが、もう
すこし大胆にならなければならないと思う。これから日本は今よりさらにたくさんの国と接することになるだろう。だから、あまり遠慮がちだと、
自分の国の考えをしっかりと述べることができないし、日本としてもきっと不利だろう。
 


 日本人の遠慮がちな行動はどうやら日常的におこっているらしい。日本人は他人の家に行った時、食べ物を出されても必ず一度は断る。日本とし
ては当然の作法だが、外国で同じ事をすると、本当に食べ物を下げられてしまうという。これは悪いことではないが、同じ事を国際的な会議などの
中ですると、結構失礼にあたってしまう時があるかもしれない。
 


 『脱皮できない蛇は滅びる』というように、日本人も遠慮がちな性格を少し治さないと、いつか大きな痛手をくらうに違いない、と私は思う。
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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