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清書:本当の親子 イチゴ の広場
ミュウ あおゆ 中1 人間は、他の人間と自由にまじわることができる。さらに、「えらぶ」こともできるが、親子関係だけは、「えらぶ」ものではない。人が生まれた瞬間に、 親子の関係だけは宿命的にあたえられてしまっているからだ。なぜ親子が「問題」化してきたのか。いくつもの理由をあげることができる。完全な保護者・ 教育者としての親と、完全な被保護者・生徒としての子、という親子との関係の間には一種の緊張関係が生まれてゆく。  

 私も、親子関係だけは「えらぶ」物ではないと思った。また、親子関係なしにいろんな人とまじわったりしていたら危険なことにあうかもしれない。親子
だと、自分の子どもと自分を産んだ人。というので、信じることができる。もしも親子関係を選べることができたら、ままごとのように、「あなたが私のお 母さんね」といっても、世話をする事だってできないからだ。それに、本当の産みの親でもない人だから、そう簡単`に信じられるものでもないだろう。  

 また、友達関係などを「えらぶ」のなら、今すぐにでも友達になれる。友達なら一緒にすんだり、お互い世話をしなくてはならないような関係でもない。
気軽に話せる、時々あったりするだけのような関係である。これはいちいち世話をしたり、毎日顔をあわせているような親子関係とは全然違う。  

 ハウスのようなところの人は仕方がないかもしれないが、親子関係というのは、本当の親子しかできないものだと思った。本当の親子だから愛情を込めて
育てていくことができ、世話をしてやれるのだろう。                                                    
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