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清書:日本の異様 アジサイ の広場
眠雨 うき 高2

 明治維新以降の輸入された文化とは外付け品である。常にどこか違和感をはらんでいるが、しかし、誰もがそれを使っている、使わざるをえないというあ
る種の滑稽さが現代にはある。  

 現在の日本がこうもちぐはぐな文化を持つに至った原因には、やはり外国コンプレックスがある。明治の維新家たちは空想の中でいたずらに相手を大きく
し、自分たちを矮小な存在と考えすぎた。先日一人暮らしをしている友人の家へ行ったのだが、典型的な洋風建築であり、日本の蒸し暑い夏に対応するには 明らかに窓は小さく風通しが悪かった。外国コンプレックスは現代までも受け継がれ、生活を浸食しているのだ。  

 また、第二の原因として、鎖国を通じた日本の文化環境が、欧米のそれとは余りに違っていたことがあげられるだろう。意識の均一化により俳句が生まれ
、高い生産力により食卓のメニューが確定していった。大規模な合戦は行われなくなり、武士道は精神論として発展を見せた。そんな中に入ってきた欧米諸 国の文化が異質なものとして残ったのも無理なからぬことだろう。  

 たしかに輸入された外国文化は日本を発展させた。また今もなお日本の様々な分野の究は外国に追いついていないものが多い。しかし日本古来の文化たち
を忘れ、醜く変質させるばかりではいけない。私たちはもう一度、母国が持つものを見直してみるべきではないだろうか。                                                    
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