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「怪我の功名を読んで」 キジバト の広場
あろつ 小4

 怪我の功名とは、失敗したと思ったことが後から考えると失敗してよかったと思うことです。一つ目の話は、Oさんが財布を忘れてバスを一本乗り遅れたお
かげで、ダンプカーとの衝突事故にあわなくてすんだという話です。二つ目の怪我の功名の話は、ジョリー・ベランさんがランプのオイルをテーブルにこぼ したおかげで、大発見した話です。  

 両方とも、失敗が逆にいい結果になった話です。けれども、Oさんはまぐれで助かっただけですが、ジョリー・ベランさんはオイルを汚れた布にこぼしても
、きれいになったことに気がつかなければ、ドライクリーニング方法は発見されなかったはずです。つまり、怪我が自動的に功名になったのがOさんで、怪我 をひらめきと努力で功名にしたのが、ベランさんです。  

 ぼくも似た話がないか考えましたが、どちらの例も思い出せません。それで、お母さんに、
 

 「怪我の功名の話しある?」
 

 と聞いたら、お母さんが、
 

 「この前、出かけるときにけしょう品を家に忘れてしまって、仕方なくコンビニに寄って安いのを買ったら意外とよくて、ラッキーと思った」
 

 と言っていました。お母さんの怪我の功名は、Oさんタイプだと思いました。
                                             
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