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手助け論文 アジサイ の広場
クラシック しふ 中2 手助けはよいか?・・・実際、この世界は、助け合うことにより存在する。困った時はお互い様とよく言うだろう。  

 人間などの弱い生き物は、助け合わなければ生きていけない。それは仕方のないことだ。
 

 しかし、お互いに助け合うことによって、一人で生きている者には得られないものが生まれる。
 

 たとえば、人がここまで成長できたのも助け合いがあればこそである。他の動物が得ることが出来ず、
 

 人との決定的な差になったもの。本能で生きる動物と、知能を発達させ続ける人、なぜ人だけが、
 

 高度な知能を得られたか?・・・・・・言葉、言葉は、人に多大な影響を与えた。道具を作ることも覚えた。
 

 科学、数学、・・・・・・あらゆる地球の難題に挑戦できるようにもなった。
 

 それだけではない。言葉が出来た時、助け合いの歴史が始まったのだ。初期の頃、誰かが、石器の作り方を発見した。その一人は、親しい友人に、そして
、その友人は、また別の友人へ、こうして、一人のちっぽけな発見は、  

 どんどん広がり、ついには、その部族に納まらず、ほかの部族達にも伝わっていった。そしてついには、大陸全土までも広がっていったのだ。これが言葉
のネットワークの力である。意思を伝え合うことによって、情報も伝わる。  

 昔彼らは、けが人を、もっとも優先的に考えていたという。
 

 今でもそうだ。そうでもなければ、ボランティアなど生まれはしなかった。 人の生み出した多くのもの・・・・・・差別、欲望、善、悪・・・・・・それらは、いい
ものばかりではない。かといって、 いいものが少ないわけでもない。その中にある、いいものの一つが、助け合う、ということだ。  

 スポーツでも、それはあてはまる。常に助け合う、結束の固いチームは強い!! しかし、常に他人を助けるというのもあっているとは思えない。ずいぶ
ん有名な童話に、獅子の子落しと言う話がある。獅子は、物心ついたオスの子獅子を、谷底に突き落とすという。たいていは、上ってこれずに、飢え死にす るが、 這い上がることの出来た獅子は、より強くなっているという。時には、ほうっておいたほうがよい時もあるのではなかろうか?  

 確かに、助けることは大切だが、時には助けないことも大切だ。・・・・・そういったところかな?(笑) もし君が、友や他人を大切に思っていらなら
、いまじぶんが何をするべきかを、考えることだ。 そうすれば、おのずと、自分が何をするべきかが、見えてくるはずだ・・・・・・と、思う。  

 
                               
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