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情報の処理 アジサイ の広場
太一 あうけ 中3 テレビで見える戦争の部分と見えない部分、その差がくっきりと出てきた事が湾岸戦争の大きな特徴である。明るい部分は同時進行形、カラーの映像や音声 付で、そして大量に流れてくる。多くの情報を伝えれば伝えるほどテレビカメラの死角の部分がある事を考えなければならない。テレビによって見えている 部分と見えない部分とを総合的に判断することによって、初めて真実に近づくことができるのだ。  

 テレビだと耳からの文章である情報と目からの映像が加わり、ラジオの耳からの文章的な情報や新聞などの自分で読む文章的な情報よりも明らかに刺激が
大きい。まず、ラジオからくる情報などというのは、受けるときに目を使わない。例えば、何かの事件の報道がラジオであったとする。視聴者たちはその事 件現場の様子を知りたくても、ある程度の特徴や住所などしか情報としては入ってこない。だから、それを聞いていた人々はほとんど頭で想像を巡らすしか ないのだ。しかし、想像というのは自分の今までの経験によって自分の頭の中で組み立てられたものであるし、あくまで想像だから信頼性は高くない。しか しテレビでは画面から本物の現場の様子は伝わるし、もし声が気になったらアナウンサーの顔までわかる事ができる。テレビはほとんど想像しなくて良いの だ。だから信頼性が高いと思い込み、ラジオなどより信じこんでしまうのである。  

 目に見える事をそのまま全て信じるのではなく、あくまでテレビからの情報は参考としてとどめておくのが良いと思う。疑う事を前提にしてみれば、騙さ
れる事はないし、正確そうな情報であれば追求して真偽を明らかにすれば情報に対する処理力は一段と上がるだろう。  

 
                                                   
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