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清書:視点を変えること ウグイス の広場
ひろりん あしゆ 中1

 コインが自然に安定しやすい姿勢で置かれているとき、人間の視線の自然な角度から見ると、丸い。そこで私たちは普段、コインを丸いものをみなしてい
る。けれども、水平方向から見れば、薄い長方形に見える。物事は視点を変えてみることが大切なのである。そういう,多角的に考え,多角的に表現すること を「レトリック」という。自分の視点と自分の言葉遣いだけが正しいと信じきっている人は、想像力、創造力が欠けているために自分とは異なる立場から見 える景色を思い描くことができない。このように考えてみると、レトリック感覚は、発見的な認識には欠くことができない上に、人をできるだけよく理解す るためにこそ必要なのである。  

 私の友達にKさんという人がいる。いつもわらっていて、楽観的な人だ。付き合っていても結構楽しい。でも最初見たときは,バリバリのお下げ・スカート
で、第一印象は静かそうだなあ、だった。でもちがった。まあ最初はまだ静かでなかなかつきあいにくかったけど、視点を変えてみるとどんな人とも話す、 と言う長所があって、とってもいい人だった。それから私たちは仲良くなった。  

 私は視点を変える、ということは大事なことだと思う。今日も静かだと思っていたIさんという人が、視点を変ると、結構面白いと言うことがわかった。
視点を変えるということはその人の印象を崩すというのもあるけど、友達になるきっかけにもなるのかなあ・・と思った。レトリック感覚が大事と言われる のにはそういうことでも納得できるなあ,と思った。                                                      
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