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天にさえとどく塔 アジサイ の広場
クラシック しふ 中2 日本のというのは、中国やアメリカに比べ、非常に土地のスケールが違う、日本は島国、アメリカなどは大陸である為と考えられる。広大な土地を持つアメ リカや中国に、たくさんの民族が共存していてもおかしくないが、  

 日本ほどの土地の大きさでは、そう多くは住むことができない。この時点で、言葉の使い方に違いができるのは、
 

 あたりまえと言えばあたりまえである。
 

 日本は、小さいが為に、一言で相手に気持ちが伝わる、言葉が発展した。ただしこの場合、
 

 こちらが相手の気持ちを読み取ることも必要となる。いわゆる、「あれそれ」言葉だ。しかし、
 

 この言葉も、外国では通用しない。
 

 アメリカの場合、イギリス系アメリカ人やら、フランス系アメリカ人に、イタリア系アメリカ人・・・・・・etc・・・・・
 

 とにかくたくさんの違う考えを持った民族が暮らしている。これらの人全てに、「あれそれ」言葉が、
 

 通用するはずはない。だから、いちいち、説明をするみたいな会話をしなければ通じない。
 

 まあどちらも、文化に適応した特徴のある会話だと言えるのではないか、
 

 昔話に、バベルの塔と言う話があった。昔、まだすべての民族が同じ言葉を持ち、同じ考えを持っていた時代の 話、人々は、天に輝くと言う、黄金の杖
を手に入れるため天にもとどく巨大な塔を作り始めた。 しかし、それに腹を立てた神々は、その塔を粉々に砕き、言葉の壁と呼ばれるものを、  

 それぞれの人々に吹き込んだ。 やがて、それぞれに考えの違いができ始めた。 こう考えてみると、考えの違いが生まれたのは、言葉の違いと考えられ
る。  

 やれやれ、全世界で共通する言葉など、こう考えれば、永遠にありえないことが分かってくる、 
                                 
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