先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
機械化は本当にいいことなのか アジサイ の広場
太一 あうけ 中3

 化学文明の発達は、人間の日常からどんどん手間を省く。こうした世の中の進化現象はそれまでの人間が必ず経験しなければならなかった数々の手間を片
っ端から省いていったものである。便利さや快適さを求める人間の欲求が文明を発展させて来たことは事実であろう。しかし、そのために有形無形の人間本 来の財産をたくさん犠牲にしていることに、そろそろ私たちは気づくべきではないだろうか。私たちが、手間のかからない生き方をしている限り、生きるこ との喜びを感じることは出来ない。生きる喜びとは、感性を研ぎ澄まし、自然の大きさと人間の魅力を日々発見することにあると思う。  

 やはり、科学の進歩は人間にとって重要なことでもある。現に、いくら頑張っても人間の力では成し遂げることに出来なかった解析や建設、開発が機械の
力で出来るようになった。  

 しかし、いろいろなものが機械化され、人間はそんなに力を使わなくてもよくなり、また、するべき行動を省くこともできる。そして、その分の余った時
間でゆっくりと過ごすことが出来る、などと言われてはいたが、果たしてそれは本当だったのだろうか。僕が思うには、ゆっくりと過ごすことが出来るどこ ろか、逆にもっと忙しくなってしまっていると思う。仕事だって、今までは人の手でやっていた仕事がある程度機械化されると、空いた時間を休ませてくれ るどころか、普通だと、また新しい仕事を課せられてしまう。いつか、仕事が自宅に居ながら出来るようになる、という未来予想図をどこかで聞いたことが ある。それは確かに、朝夕の通勤ラッシュから逃れられることはあるかもしれないが、その分の時間はそのうち、仕事に割り当てられしまうと思う。これが 本当に人間のためなのか、とも思ってしまう。  

 「私たちの人生は、私達が費やしただけの価値がある」という名言があるように、やはり、人間は全てを機械に任せるようになってしまっては良くないと
思う。やはり、自分の力で努力してこそ、思い出に残るし、それに、自分のためになるのだと思う。だから、あまり機械で省力化しよう、とばかり考えるの はあまり良くないと思った。  

 
                                                 
ホームページ