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清書:鏡の中の自分 アジサイ の広場
むむら あめお 小6

 鏡の中とは、一体どうなっているのだろう。鏡といえば、前にある物を左右逆になって映す物だ。左右が逆になる…それには深い何かが潜んでいると思う
 

 まず、鏡の中の字は逆に書いてあるように見える。よくまんがで自分と鏡の中の自分とが入れ替わる、というまんががある。もしまんがのように鏡の中の
住人と自分たちが入れ替わったら、大変なことになるだろう。文字は逆になったりする。その前に元鏡の中に居た住人の動きに合わせなければならないのだ 。でも、そうなると今、鏡に居る自分がかわいそうに思う。  

 もう一つある。鏡の中の自分は一体どんな人間なのだろう。あなたの名前がAさんだとしましょう。
 

 ではあなたは鏡の中に居るあなたの名前は何と言う名前でしょう。「もちろん『Aさん』だ!」と言ったあなたはまだ甘い。なぜなら鏡の中に居るあなたの
名前は『A』とは決まってはいない。もっと詳しく言おう。つまり鏡の中の親があなたに『A』と付けたとは限らない。  

 「自分と同じなら名前も同じじゃないか」
 

 と反論するAさん、あなたはまだまだ甘い。もしもあなたが見ている鏡の世界はあなたが見ているところだけではない。それに鏡の中に居るあなたはあな
たのことのまねをしているのだ。だったら名札に『A』と書いても、もしかしたら鏡の中のあなたは『中根克明』などと言う名前かもしれまんよ。(?)  

 改めて鏡の中の自分は何を考えているか、分かりません。あなたを暗殺しようとたくらんでいたり、もしかしたら鏡の見えないところで『鏡の外の地球乗
っ取り計画』などと言うことを考えているかもしれませんよ。  

 
 

 
                                         
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