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清書:本を読もう! ウグイス の広場
チョコ いえほ 小6

  本を読もう!
 

 本とテレビにはそれぞれいいところがあり、人は、みなそれぞれそのいいところが好きなのだ。本のいいところはどこでも気軽に読めることなどだと思う
。テレビのいいところは音がでて、画面が動くところだと思う。  

 前に、学校の授業で討論会をした。たとえば手紙と電話の場合は、『手紙』か『電話』自分が好きなほうにつく。そして自分の好きなもののいいところを
いいあうということになる。『海vs山』、『おにぎりvsサンドイッチ』などをした中に『本vsテレビ』があった。わたしは、どちらかというと本のほ うが好きだったので本を選んで討論をした。  

 「そのことは少し違うと思う!!」と、みんなワ―ワ―言い合った。まるで「子供風裁判」(笑)。でも「そのことは違う!」と言っていながら、心の中で
は「ドキッ、当たっているかも・・・。」と思っていたりもした。  

 こういうこともあった。少し前に朝日小学生新聞を読んでいたら点字絵本完成!という記事があった。作者が「目に障害のある子でも絵がわかる本ができ
ないだろうか?」と思い、「そうだ!絵にそって点をつくろう!」と考え、作ったのが点字絵本らしい。点字絵本といっても点をもりあがらせて作った絵と 点字だけではなく、ふつうの文字と絵もはいっている。つまり、障害のある子もない子もいっしょに読める本なのだ。最後に「この本は障害のある子が障害 のある子が点字を教えて、障害のない子が障害のある子に絵の感じを教える、つまり、互いに教えあえる本なのです。」と作者の言葉が入っていた。この記 事を読み、わたしは  

 「そうか・・・、本は単なる娯楽ではなく、人々に元気や希望をあたえるものかもしれない。」
 

 と感じられた。
 

 今は、「本よりテレビ!」と言う人が多いかもしれない。けれども本はテレビと違ったものが感じられるような気がする。みんな!本を読もう!!
 

 
                                         
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