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輪からの脱却 アジサイ の広場
○○○○ うい 高1

 旅には二つの方法がある。一つは他の人からの伝聞などを参考にすることで、もう一方はそういった外的なものに支配されずに、自分の足で、自分の目で
、自分の頭で考える旅だ。私はこれからは後者のようなものを第一に行動していくべきだ。  

 そのためには何よりも、集団から離別し、自らの道を突き進むことも大事なことだ。私がまだ小さかった頃のことだが、その当時は非常にめんこが流行し
たことがあった。その当時は表面に光沢のあるものでコーティングされた、通称キラめんというものが、我々の中では最も価値のあるものとされていた。し かし、私はそのようなものよりも、自分の気に入った構図のものばかりを集めていた。しかし、ある程度すると、逆にキラめんは子供達のマーケットに過剰 に流通するようになった。そのために、私の集めていためんこの価値は急上昇したということがあった。そのとき、私は他人のしていることに従うよりも、 自らの道を進む有意義さを、大変よく理解できた。  

 また、コロンブスは独自の道を突き進み、大偉業を成し遂げた人物だ。彼は、今まではアフリカを南へと迂回してインドへ行くという常識を、地球は丸い
ものだと信じ、西に航路を取り、アメリカ大陸を発見した。彼は当時の強い誤解を信じず、信念を貫き通した結果、大きな発見をしたのだ。  

 確かに無駄のないマニュアル思想は必要だが、無駄をしてでもより大きな成果を得る、独自的な思想の方が、大切である。独自的な思想は、時として大き
なリスクを背負うことにもなりかねないが、今我々にはそのリスク、危機感もあらゆる面で必要なのだ。それは、対人関係だったり、環境問題だったり、種 の存亡だったりするのだ。  

 
                                                 
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