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清書：自然には………勝てない。 アジサイ の 滝 の広場
 拓馬 ／ ねき 中3

　そうならないためには、第一に、自然を謙虚に理解しようとしなければならない。人間は、知恵や知識と引き換えに、第六感と、地球とのシンクロを失な った。故に、自然そのものを体で感じるのは難しく、知恵と知識で何とか解明していくしかない。つまり言いたいことは、分かったつもりでいても、本当の 自然は底が知れない。分かっている所は、ほんの一握りだ。だから、むやみやたらにいじくると、思わぬしっぺ返しを受けることになる、ということである 。 　

　人間は、自然には勝てない。図太い大木に、人が裸で向かった所で、勝てるはずもない。そして、何よりも、人間も自然の「一部」にすぎない。それも、最 近出てきた新顔だ。それを理解しないで、自然を理解しよう、などと、甚だしい限りだ。だが逆に、それを理解し、自分は自然の「大木」の枝葉と気付けば、 もっとまわりが見えてくる。 　

　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　
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