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気持ちのタイミング アジサイ の広場
ナズナ あもせ 小5

 そったくの機ということばがある。得がたい好機の意味で使われる。比喩であって、もとは親鶏が孵化しようとしている卵を外から破ろうとするのとが、
ぴったり呼吸の合うことをいったもののようである。もし、卵が孵化しようとしているのに親鶏のつつきが遅れれば中で雛は窒息してしまう。逆に、つつく のが早すぎれば、まだ雛になる準備のできていないのが生まれてくるわけで、これまた死んでしまうほかはない。  

 タイミングはどこにでも必要であることがわかった。私も似たような経験をしたことがある。私は同じクラスでとても気の強い頑固な女の子kとけんかし
た。結局仲直りせずに昼休みになって他の女のことおお縄をした。私がまわす出番になったとき、kがやってきて「い・れ・て!」とみんなに言った。他の 女の子は賛成していたが私だけ心の中で(やだなあ)と思っていた。そしてついにkが飛ぶ出番になった。私はタイミングをずらしてやろうとおもい、kが 飛ぶ出番になると少しテンポをはやくした。  

 「痛い!」
 

 タイミングがずれて縄がkの足にあたってしまったのだ!私はkとケンカ中だということを忘れ、「大丈夫?」と聞いてしまった。
 

 他の女の子がkを保健室に連れていった。
 

 タイミングはどのような場面でもついみかけてしまう。けんかでは気持ちのタイミングといえばいいだろうか。
 

 このようにタイミングはいかに重要なものかわかった。「行動のタイミング」もひつようだが、「心、気持ちのタイミング」も重要である。
 

 ケンカなどをしたときは気持ちのタイミングが、ずれたのであろう。
 

 
                                         
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