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小さなことは我慢しろ! イチゴ の広場
たば星人 あころ 中1

 「あけましておめでとう!!!!。」
 

 2001年元旦僕は、明治神宮にいた。別にお参りにいた訳ではない。ではなぜいたか。それは、ボーイスカウトの庭燎奉仕(ていりょうほうし)でかが
り火の番をしていたからだ。その日は、制服(半袖)の下に半袖Tシャツ二枚とダウンのベストを着ていて、服をさわると「ぱんぱん」音がなるくらい完全 防備だった。そんなに着ぶくれしていては明治神宮に行くまでが恥ずかしいので、その上にフリースをきていたのだが、・・・・。  

 さて、明治神宮につき庭燎奉仕がはじまった。これは、五つの班で二十分交代でかがり火の番をしなければならないというものだった。ほかの隊もいたの
で二つの隊で二機のかがり火を番をした。一時間で当番が回ってくるのでその間に夜食を食べたりしゃべったりする。当番が回ってくると、例の制服姿にな ってかがり火の回りに立つ。言ってしまえば、あのとんがった赤いコーンの代わりだ。  

 そこで寒いなか立って見ていると、いろんな人がいた。鳥居の横の参道には、ジベタリアン(地面にそのまま座っている人)がいてけんかをしていた。時
々かがり火にあたりにきて服が焦げそうになっている人もいた。いろんな人がいたけどやはり目とまったのは、友達ときて大騒ぎをしながら通って行った人 たちだ。ただ、印象に残っているだけかもしれないけれど、そういう人たちが目に付いた。  

 一月八日に成人式があったが、高松では新成人が酒を飲んで酔っぱらい、市長が話しをしているときにクラッカーをならしたり乱闘するという事件があっ
た。他にも市長が祝辞を言ってくれているのにもかかわらず  

 「長いぞ!。」
 

 「帰れ。」
 

 などのヤジが飛んだところもあったそうだ。
 

 僕はこのようなことはあってはならないと思う。その理由は第一に、そこにいる人に迷惑がかかるからだ。友達とどんちゃん騒ぎをするのはあくまで自分
たちのことで他人が許すはずがない。そんなに騒ぎたいなら自分の家で騒げばいいと思う。  

 第二に、騒いでいるのが大人だからだ。僕の中学校の朝礼のときでもしゃべる人がいないのに成人した大人がそれでいいのか?と疑問に思った。
 

 確かに騒ぐのは、おもしろい。僕だって友達としゃべるのは楽しい。しかし、「小忍ばざれば、則ち大謀を乱る」(しょうしのばざれば、すなわちたいぼ
うをみだる)という名言にあるとうり、小さなことを我慢できないと大きなこともできないのだから、けじめを付け、しゃべってはいけないところは我慢を するようにしたいと思う。                                      
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