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知らなくても、あとで得をする アジサイ の広場
俊輔 あやゆ 小5  

 ソクラテスは、ヨーロッパの思想に最大級の影響をおよぼした一人とされている。なぜなら、哲学者は、自分があまりものを知らないということを知って
いるが、ソクラテスは自分は人生や世界について知らない、と自覚していたからだ。また、ソクラテスは、疑問を投げかけるもっとも危険な人物でもあった  

 ぼくは、学校のクラスのひとよりも、あまりものを知っていない、つまり、知識があまりない人だと思う。なぜなら、例えば、担任の先生がある植物の名
前を言ったとする。そして、先生が、ある植物の名前を知っているか、と聞くと、ほとんどの人が知っていると答え、2,3人の人だけが、知らないと答え るのだ。もちろん、この数人のうちの1人に、僕は入っているのだ。(けれども、いつもいつもそうとは限らない。)すると、なんだか自分が、こんなに有 名な植物の名前を知らないのか、と情けなくなったり、時には、自分が物知りではないということがよく分かるような気がした。しかし、そのある植物の名 前が知らないと先生が分かったときは、必ずその植物について解説してくれる。その先生が解説している姿を見ていると、まるで、先生が天才な学者のよう な気がする。しかも、授業のとちゅうでもそうしてくれるので、嫌いな科目のときなどに解説してくれると、うれしくなる。でも、そういう先生が僕は好き だ。すると、解説した内容が、僕の頭の中にスーーっとはいっていくので、逆にその植物の名前を知らないでいた方が、得をした気分になった。だから、こ ういう体験をしたよかったと思う。  

 僕は、こういう体験をして、人間は知らない事があっても、先生などが解説してくれたら、逆に得をするという事が分かった。
 

 
                                                 
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