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清書:真似の価値 アジサイ の広場
幸子 あさも 中3

 真似る=独創性の欠如ではない。学ぶという事は、真似る事なのである。もっと真似の価値を見直していくべきではないか。
 

 その為には、真似の退屈な行為に飽きてはいけない。基本を何度も繰り返す。いかにも飽きそうな行為だが、飽きずに繰り返すことで実力がつくのだ。「
真似」、人の発見した定理などを知識として仕入れてこそ、素晴らしい発見、発明ができるのだ。  

 今の世の中、「個性を大切に」「真似はいけない」などといっているが、基本を「真似」しないと個性などでない。超個性派のピカソは、元々あのような
絵だったわけではない。風景画などの絵も上手く、その上でオリジナルが生まれたのだ。  

 確かにオリジナルや個性は大切だが、基本を「真似」することなしに個性は生まれないということを忘れてはいけない。真似をして、真似の極限までいっ
たら、そこからどう個性を伸ばしていくか。それが問題であり、真似がすべて悪いというわけではないのだ。  

 
                                                 
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