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『買い物に行ったこと』 イチゴ の広場
あろつ 小3 img  

 「あっ!ミルクとたまごを買い忘れちゃった!」
 

 土曜日の朝、パンケーキを作ろうしたとき、お母さんが言いました。それでぼくが買いに行くことにしました。近くにスーパーとかコンビニがないから、
行き先はキャンディー屋さんです。行く前に、  

 「そのかわりキャンディー買ってもいい?」
 

 とぼくが聞きましたが、
 

 「だめ。ハロウィーンのキャンディーがまだのこってるでしょ。」
 

 とお母さんが言いました。それを聞いていた妹が横から、
 

 「まゆも行く!キャンディーほしい!」
 

 とさわぎました。それでおかあさんが、
 

 「お兄ちゃんは自転車で行くから、まゆは待っていなさい。そのかわりキャンディー一つ買ってきてもらおうね。」
 

 と言いました。 「えー!?おつり全部キャンディーでいいでしょ?」 とぼくが聞いたら、
 

 「しょうがないなあ。一ドル以内にしてよ。」 「は――い。いってきま――す。」 と六ドルもらってキャンディー屋さん行きました。
 

 キャンディー屋さんで仕事をしているのは、一人のおばあさんです。ガラスのケースの中とたなに、四十しゅるいくらいのキャンディーが入っていて、指
をさして何個ほしいか言うと、茶色い紙袋に入れてくれます。キャンディーは一番高いのでも、たった十セントです。お母さんが、昔のだがし屋さんみたい だと言っていました。ほかにミルク、たまご、たばこ、袋のおかし、新聞などを売っています。 全部あわせて三ドル五十四セントでした。キャンディーは 六十セントにおさめました。それから帰るのが大変でした。なぜかというと片方のハンドルにふくろをさげると、自転車のタイヤにぶつかるからです。自転 車にかごがついていればいいのになあと、心の中で思いました。 帰ってきて、キャンディーを分けようとしたら、妹がふくろごと取って、けんかになりま した。こんどはふくろを二つにしてもらおうと思いました。  

  
                               
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