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命の秘密(清書) キジバト の広場
有貴 いおし 小4

 僕は、この話を聞いてとてもびっくりした
 

 事が一つ有る。それは人間の髪の毛が白髪になるのは、体が髪の毛の中の黒い色素を吸い込んでしまったからだと言う事だ。
 

 お母さんもこの話を聞いたとき「ヘーそうやったん知らんかったわー」と言っていた。
 

 そして他にも、血が悪いものやいらないものを食べてくれる事がわかった。その血と、悪いものやいらないものの関係は、まるで食虫植物と植物を食べる
虫の関係のようだ。  

 人も、動物も、自然も、生き残るために、
 

 いらないものは捨てて必要なものを残してお
 

 く生まれつきの機能をもっているのだ。
 

 もしその機能が備わっていなかったら、生
 

 命は誕生していなかっただろう。誕生していたとしても、すぐに絶滅してしまって今のような地球の様子ではなかっただろうと思う。
 

 例えばゴキブリのように、現代ではどこにでもいるような生命力の強い者も、もしその機能がなかったとしたら、簡単には繁殖できずとてもめずらしい生
き物になっていたかもしれない。そうなるとより原始的なみみずのような生き物のほうが、体の仕組みが複雑な人間より断然数が多かっただろう。というの は、簡単な仕組みの生き物が人間まで進化するには、かなりの困難が待ち受けているからだ。進化するためには、体の各部分の数え切れないほどのきまりご とをひとつひとつ決めていかねばならぬのだ。  

 だからおたまじゃくしのしっぽも、人の白髪も、一見大したものには見えないけれど、本当は命にかかわる大切な仕組みの一部なのだと思った。
                                     
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