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昔の写真は・・・ エンジュ の広場
朝美 あやめ 小6 「ズドドササ・・・・。」  

 ちょっと頭にきた事があって、思いきりドアを閉めたらその反動で棚の上においてあった小さいころの写真が上から落ちてきた。昔の写真というのを、本
人が見る事は結構勇気がいる事だ。(笑)  

 なぜなら、私は写真写りがいいとは言えないのにやたらと写真はいっぱいあるからである。いつも焼き増しした写真を見ると、「隣の花は赤い。」と言う
ように見えるのである。しかー志、1,2歳の頃の写真は、不自然な笑顔と言うのではなく、自然でそれでどことなくいいのだ。けれど、幼稚園に入ってか らはほんとにこの時楽しかったのかなと思ってしまうような笑顔なのだ。  

 昔の写真と言うのは、忘れたときに見るのが一番いいと私は思う。なぜなら、今までに、あったいろいろな忘れられないと思っていた出来事でもいつかは
なんとなく頭にボヤンとおぼえているようなものなのだ。  

 そんな時、昔の写真を見ると勇気が出てきて、明日からがんばろうと思えるのだ。
 

 結構臭い言葉だが私にはぴったりなのだ。
 

 対この間、今までずっとがんばっていた戸棚がついにパンクしそうなので急遽整理する事になった。
 

 けれどどこから手をつければいいかわからないのでまず、いったん物を全部出す事にした。
 

 だしてみると、ずっとまえにきれてしまったかいすうけんやこんなはがきよくいままでもっていたなというものばかりでてきたのとまじって1ねんせいの
ときのかわいらしい私が(バカ)。取ってもうれしくて私のまわりは花が咲いていた。っていうのはうそで、とにかく取ってもうれしいのだ。だからむやみ に、昔取った写真をすてないでほしと私は思う。  

 
 

 
                                     
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