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旅行とは楽しむもの。 アジサイ の広場
ノッポ いえは 高2

 私がタイに訪れたとき、日本人は、旅行をする前から旅行先のイメージを持っていて旅行先でも、そのイメージを捨てようとしないと感じた。例えば、日
本人は「タイ=象」というイメージを持っている人が多いようで、普通では、いもしない象を遠くから運んできて観光客を象に乗せるという観光コースがある 。そこで楽しんでいるのは、すべて日本人で、現地の物価では考えられないような高い料金を払っている。日本人は、外国の土地の人がどんな暮らしをして いるかよりも、海外に行ってきたという事実があれば、よいと考えられているのではないだろうか。日本人は人の人格よりも家柄や学歴を大切にする傾向が あるが、その中に最近では「行ったことのある場所」という新たなブランドが入ってきたように思う。しかし、旅行をブランドとしてではなく、日常生活か ら抜け出し、自分自身だけの感覚で新たな発見をしに行くものにしたら、もっと有意義なものになるだろう。                                                          
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