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世界一のごちそう イチゴ の広場
ラブリー あにせ 小3

 家族みんなの一番の好物は、お母さんが作ったしょうが焼きです。なぜかというと、お父さんは単身赴任で、1ヶ月に1回帰ってくると、いつも
 

 「夜ご飯はしょうが焼きがいいなー。」
 

 と必ず言うからです。きっと、1人ぐらしだと、そんなものは作れないから、食べたくなるのでしょう。
 

 私も、お肉類は好きだし、お肉にそえてあるキャベツが下にたまっている汁に浸ってるところを食べると、とってもおいしいから好きです。
 

 前に、こんなことがありました。お父さんが帰ってきて、いつものとおり、
 

 「しょうが焼きが食べたい。」
 

 と言い出しました。そして、食べたのは良いのだけれど、お父さんもお母さんもじきにおなかがいっぱいになってきたようです。私も少しおなかがいっぱ
いでした。そうしたら、お皿に残っていたしょうが焼きを、  

 「食べなさい。」
 

 と言われました、私は、
 

 「えー、こんなにたくさん食べられないよー。」
 

 私はこまりました。私だっておなかがいっぱいなのに、目の前にあるしょうが焼きを食べるのは、ちょっと無理です。でも、私は食べてみました。そうし
たら、なんとか入りました。でも、すっごくおなかがいっぱいです。私は、ソファーにねっころがって、  

 「もうダメ~。」
 

 とため息をつきまながら言いました。その時、まるでお父さんのようにおでぶになってしまったような感じでした。
 

 私は、このしょうが焼きを、世界一のごちそうと思っています。この世の中に、こんなにおいしいしょうが焼きはありません。そう思ったときに、このよ
うに思いました。  

 「どうしてこんなにおいしいものをお母さんは作れるんだろう?」
 

 と。私は、こう考えました。多分、何かおいしくするお料理のコツがあるのではないかと。本当にふしぎです。
 

 私は、お料理が大好きなので、こんなにおいしいものを作れるといいな~と思いました。(ちょっと無理かもしれないけど・・・。)
 

 
                       
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