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イチゴ の広場
みのり あてと 高1
 日本での庭は昔、みんなの広場であり多くの人が農業や遊びなど自由な活動
をしてきた場だった。しかしどんどん変わっていき今では「個人的なもの」と
なり庭はみせものとして自慢したりするだけのものとなってしまった。これか
らの「庭」はもっとみんなが自由なことができ、のびのびと過ごせる空間にし
ていくべきだと思う。
 
 例えば私の家の近くには公園がいっぱいある。一つ目はわりと大き目の公園
で自然がいっぱいある。しかし、「池の中では遊ぶな」とか「芝生の中に入る
な」とかいった禁止の標識があちらこちらにある。だからいつもその公園は静
かで花などを見に来る人が時々いるだけである。もう一つは少し狭いけれど標
識など何も邪魔するものがない広場だ。子供達が木に登ったりしてにぎやかで
「明日も来よう」など言っている子供達も多く、いつもにぎわっている。
 
 それに最近は、自分の家の庭を「ガーデニング」という、庭を工夫して飾っ
たり、植物を植えたりするのを趣味としている人も増えている。私の親もその
一人だ。そういう趣味はとても魅力的かつ私もいろんなことができる庭が欲し
くなってしまう。それにその庭は見るだけのものでなく「自分の手でつくった
」という達成感も与えてくれる。しかし庭など塀で囲んでしまう家も多くせっ
かくの庭が閉じ込められたままになってしまっている。だから、道行く人も楽
しめ、影響を与えてくれる開かれた庭にしていくべきだと思う。
 
 確かに、庭は、見るだけでも安らげる気分となる空間をつくってくれる。し
かし、一人一人自ら参加して自由なことができる庭をこれからは増やしていく
べきだと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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