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オープンの川
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元の記事:
中学入試ハイパー作文8.1週 (1682字) 森川林() 2018/07/17 14:41:11 9068   7     

中学入試ハイパー作文8.1週

■自然環境保護について(14歳の君へ)
同志社女子中 2010年 60分800字
https://www.mori7.com/izumi/gazou/2012/1210140443.jpg

説明
 生き方の主題で、複数の方法を書く形でまとめるとよい。
 四段落で書く場合、全体が800字なので、1段落200字ぐらいの配分で。

 第一段落は、筆者の意見に沿う形の説明と意見。「私たちはつい『自然を守る』などという言葉を使って、今の自然環境の保護を考える。しかし、私たちも自然の一部だ。例えば、昨年の夏は猛暑が続いたが、都会ではクーラーを使うことによって、室内は涼しくなるもののかえって外気の温度が上がるという問題が生まれた。そこで、私の家では打ち水などを行い、できるだけ自然の力で夏を過ごす工夫をした。私たちは、人間も自然の一部なのだという謙虚な気持ちを持ち続けるべきだと思う。」など。
 第二段落は、方法1。「そのためには第一に、できるだけ自然の負担にならないような生活を工夫することだ。今の農業は、農薬と肥料がなければ成り立たないという話を聞いたことがある。私の母も・・・・・・。できるだけ自然と共存できるような生活をしていくことが大切だ。」など。(具体的な例などを入れて長く書く)
 第三段落は、方法2。「第二は、人間が自然の一部だということを子供のころからもっと学べる機会を作ることだ。私の学校では、毎年近くの小さな田んぼで田植えの実習を行う。ふだん接する機会の少ない土や水に接すると、人間は自然の一部なのだということを実感する。私はそこで・・・・・・」など。
 第四段落は、まとめ。「確かに、人間は自然を克服することによって衛生的な環境を築いてきた。例えば、蚊やハエのいない環境は、健康な生活を送るためには必要だ。しかし、・・・・・・」など。(第四段落に、再度「例えば」を入れると長く書ける)

■自然と人間とのかかわり
都立小石川中 2008年度
https://www.mori7.com/izumi/gazou/2009/0928102944.jpg
https://www.mori7.com/izumi/gazou/2009/0928103000.jpg
https://www.mori7.com/izumi/gazou/2009/0928103010.jpg

説明
 文章1は、社会の進歩に伴って自然が失われたことを述べている。文章2は、自然は人間との関わりの中で初めて価値あるものになると述べている。

 第一段落は、状況と説明。「私たちの身の回りの自然は、年々失われているようだ。たまに田舎に行き、祖父母の話を聞くと、昔は今よりも豊かな自然に囲まれていたことが実感できる。」など。
 第二段落は、文章1の意見に沿って。「文章1の筆者が述べているように、社会の進歩によって昔の自然がなくなっていくのはやむをえない面がある。例えば、草の生えている土の自然の道も、人間が歩くのに便利なように次第にアスファルト舗装になっていく。しかし、だからこそ、人の手の入っていない自然を残していく必要がある。先日、ホタルの川を取り戻すという話を聞いた。このように、人間の手によって失われた自然は、人間の手によって取り戻していく必要がある。」など。
 第三段落は、文章2の意見に沿って。「しかし、文章2の筆者が述べているように、自然は人間との関わりで初めて意味のあるものになる。単に人間の手の加わらない自然を残すことを考えるだけでなく、人間にとって居心地のいい自然を作っていくことも大切だ。例えば、虫捕りや山菜摘みは、自然を破壊するものではなく、人間と自然が交流するものでもある。私も田舎で庭にあるカキの実を食べたことがあるが、人間が食べるためにカキの木を育てるというのも、もう一つの自然の守り方だ。」など。
 第四段落は、まとめ。「自然は人間と対立するものではなく、人間もまた自然の一員だ。自分自身を大切にするように、自然を大切にしていきたい。」など。



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