ゲストさん ログイン ログアウト 登録
オープンの川
 国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。
  

思考国算講座(HP)
 公立中高一貫校の受験問題をもとに、解き方や勉強の仕方を考える講座です。

 公立中高一貫校受験問題は、しばらくの間、閲覧自由ですが、将来は言葉の森の生徒限定の登録制になります。



< 前 | 現在1-50番 | 次 > 51-100(全65件)
 
and検索
このpage検索
 


元の記事:
■■オンエア講座「公立中高一貫校受験対策講座」0706資料 (3612字) 森川林() 2016/07/06 11:54:34 8169   8     

■0.説明
(1)この講座の目的は、小学4年生から6年生の生徒を対象に、公立中高一貫校の受験対策をすることによって、主に国語と算数の思考力を育てることです。
(2)小6の勉強の仕方
 小6の場合は、受験合格が直接的な目標になりますが、実際には公立中高一貫校受験の倍率は高いので合格の可能性は他の生徒との相対的な比較で決まります。これが検定試験などの絶対的な評価の試験とは違うところです。
 しかし、ここで合格結果の確保のために私立の滑り止めの併願をすると、詰め込みの勉強を追加するようになるので、あまりおすすめできません。

 ただし、公立中高一貫校の試験も、教科書レベルの考える問題が出尽くしてきたので、次第に詰め込み式の勉強が有利になる傾向があります。特に、算数については、一度解いたことのあるパターンは二度目からは解きやすくなるので、数多くのパターンを身につけておくことが勉強の中心になってきています。

 家庭での勉強の方法は、問題を単純に解くのではなく、解くために考えて数分たってもわからないときは解法を見て解き方を理解するようにします。1冊がひととおり終わった時点で、できなかった問題だけ繰り返します。これを何度か繰り返し、1冊が完璧にできるようになるまで続けます。問題を解き、解法を理解するのは子供の役割、子供が解法を理解できないときに一緒に解法の理解を助けてあげるのが親の役割です。子供に任せっぱなしにするのでもなく、親が全部教えるのでもありません。

 公立中高一貫校の入試問題は、今後問題がパターン化してくると考えられるので、学習塾でも、公立中対策は私立中対策と同じように詰め込み型になってくると思われす。この詰め込み型の勉強は、勉強嫌いになる、頭が悪くなる、読書や経験の時間がなくなる、他人との競争意識が強くなる、というマイナス面があるので、なるべく短い期間で済ませるようにしておくといいです。そのためには、小6の秋ごろからの集中学習で力をつけるようにしておくといいと思います。

 小6の8月ごろまでの勉強は、算数の問題集を解法を見ながら繰り返し解くこと、国語の問題文を読み親子で似た話を中心に対話することの二つを主な勉強内容にしておくといいです。
 また、志望校の過去問は、夏休み前までに答えを書き込みながら何年か分をやって、傾向と得手不得手をつかんでおいてください。この場合、子供だけでなく、親も問題と答えの内容にまで踏み込んで見ておくようにしてください。

 小6の9月からは、スピードと取捨選択力をつける勉強になります。全国の過去問をもとに、45分という制限時間内に解くためには、どの問題を捨ててどの問題を選び、どのくらいのスピードでやるかという判断をするための勉強になります。これが受験まで続きます。今後の合否は、実力よりもこの取捨選択力で決まってくると思います。

 中高一貫校の最大の利点は、大学入試に向けて数学の先取り学習ができることにあります。この結果、私立高は国立大入試の準備ができますが、公立高は国立大入試に間に合わない傾向があります。
 ところが、最近、塾や家庭の学習で、中高生の間に数学の先取り学習をするという勉強法が生まれてきました。例えば、「頭のいい子には中学受験をさせるな」(稲荷誠)などです。
 この家庭での数学先取り学習という方法が広がると、これからは敢えて中高一貫校の受験にこだわらず、余裕のある小中学校生活を送る生徒も増えてくると思います。
 また、今後求められてくる学力という点から見ても、小中学校時代に読書を中心とした余裕のある学力をつけていく子の方が将来実力を伸ばしていくと考えられます。

 したがって、公立中高一貫校受験対策は、目標は合格ですが、もっと大きい目的は実力向上で、合格目標はそのためのきっかけというふうに考えてやっていくといいと思います。

(3)小4、小5の勉強の仕方
 小4、小5のうちにつけておく学力は三つあります。
 一つは国語で、難しい文章を読み取る力です。これは、実際に難しい文章を読み、親子で似た話を考える中で力がつきます。読む力には、学年配当のようなものはないので、入試問題に直接当たるような勉強をしていきます。
 家庭では、難しい本だけでは読書量がはかどらないので、面白い本の多読をしてください。1日50ページぐらいの読書ペースで1週間に2冊ぐらい読むのが平均です。
 もう一つは、算数の基礎の勉強です。算数に関しては、小5の終わりまでに小6の算数の単元を全部終わらせて、小6からは受験問題集に取り組めるようになることを目標にしてください。小4の場合は、小4の間に小5の単元まで入る予定でやっていってください。
 「これでわかる算数」の参考書兼問題集であれば、本人の自学自習と、解法が理解できないときだけの親の手助けで、家庭での先取り学習ができます。
 第三は、受験算数の考える勉強です。算数の学力で大事なのは、理詰めに順を追って考えることを苦にしないという勉強の姿勢です。
 難度の高い問題に当たることによって、この理詰めの思考力をつけていきます。問題の中には、小4や小5では習っていない単元も出てきますが、問題の雰囲気を味わうような形でやっていきます。

(4)発表、質問、交流の場
 発表、質問、交流の場を兼ねて、googleの新しいSNSであるSpacesを活用する。ほかに、オープン教育の掲示板、facebookグループなども活用する。
 学年を超えた全体の流れとしては、小1~小3の読書・実験・対話でつけた真の学力を、小4~小6では、公立中高一貫校受験に対応した思考力をつける国語と算数で伸ばす。また、中1~中3では、勉強計画力と更に高度な考える国語力を伸ばす。将来は、高校生や大学生のオンエア講座も行う予定。

(5)思考国算講座という名称に
 名称を、「公立中高一貫校受験対策講座」から、より幅広く真の学力をつける講座という意味で「思考国産講座」に変える。受験対策で過度の詰め込み学習になるようなことは控える。

(6)対話には母親以外に家族の協力者も
 考える国語の学習には親子の対話が欠かせないが、親子の対話には母親以外の人の参加もある方がよいので、協力体制を作っておくとよい(父親、兄弟、祖父母など)。協力は、明るく楽しく励ますことを中心に。注意や批評は百害あって一利なし。

(7)講座の受講料引き落とし開始日
 体験2回後の講座受講料は7月分からの予定(8月5日から引き落とし)

(8)今後の募集料金
 今後の募集者は、寺子屋オンエアとの連動を進めるために、受講料システムを改定する。(現参加者は、最初の料金のまま継続)
 新しい受講料は、約6000円で、講座以外に週2回勉強の勉強経過チェックを寺子屋オンエアの中で受けられる。

■1.前回の似た問題紹介・構想図紹介



■2.思考算数演習
 演習中はできるだけカメラを机上に向けておく。

▽「思考力算数」のP108「あみだくじ」
■3.演習結果の発表

■4.思考国語演習
 演習中はできるだけカメラを机上に向けておく。

▽「全国問題集2016」のP242「東京都立立川国際中」

■5.構想図の発表

■6.自由宿題
 宿題だが提出は自由(笑)。
 中学受験は、子供の受験ではなく親の受験と言われているので、両親が全面的に協力することが大事。
 算数については、一緒に似た問題を考えてみよう。いい問題ができたら、問題・解答・解法を書いて画像としてアップロード。
 国語については、構想図をもとに子供が親に長文の内容を説明し、親がそれに答える形で、親の似た体験などを話してあげる。注意点は、決して子供の説明がわかりにくいなどと言わないこと、できるだけ親の体験談を中心に話してあげること。そんな似た話はないなどと言わずに、話を捻出すること。楽しく対話することが第一なので、話は脱線してもよい。構想図と取材の記録ができたら、そのノートを画像としてアップロード。

■7.発表・質問・交流の場
 どこに投稿してもいいのですが、最初のうちはあまり分散しない方が見やすいと思うので、できるだけSpacesを利用してください。しかし、テスト的にどこに投稿してもかまいません。
 様子を見ながら、投稿の方針を決めていきたいと思います。

Spaces「思考国算スペース/言葉の森オンエア講座」(参加登録必要)
https://goo.gl/spaces/XoEf7oMoZdbVbNXh9

facebookグループ「思考国算グループ/言葉の森オンエア講座」(参加登録不要。登録することもできる)
https://www.facebook.com/groups/skksoak/

オープン教育掲示板「思考国算広場」(参加登録必要)
https://www.mori7.com/ope/index.php?k=14




上の記事に対するコメント▼



題名:
    本文が長いときは、フォームに直接書くよりも、書いたものをコピーして貼り付けることをおすすめします。
うえおか (スパム投稿を防ぐために五十音表の「うえおか」の続く1文字を入れてください。)
本文:
名前:名前は本名でなくてかまいません。自由につけてください。
コード:
パス:  画像は、送信確認をしたあとのページで入れられます。

※コードとパスワードを入れなくても送信できますが、その場合は反映されるまで少し時間がかかります。
 コードとパスワードは、登録ページで取得することもできます。

< 前 | 現在1-50番 | 次 > 51-100(全65件)



Online作文教室 言葉の森    オープンの川 編集   管理の川(事務局用) 「思考国算講座(HP)」 昨日から 0