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森川林(nane)
2021/09/09 07:10:47 13209 5 【重要】学力テストの結果返却について
学力テスト・公中検模試の結果を生徒に返却すると、保護者から講師に相談がある場合がありますが、その相談に返答することは、時間的に負担が大きいので、今後事務局で対応します。
その相談と回答の結果は、それぞれの先生に別途お伝えします。
ということで、もし、保護者から学力テスト・公中検模試の結果についての相談があったら、事務局で対応すると言ってください。
そして、「事務局の対応が講師にも連絡されるので、お返事はそれをもとにまたご連絡します」程度のことを言っておいてもいいと思います。
====テストの結果返却を保護者に送る文面====
学力テスト・公中検模試の結果返却
前回行われましたた学力テストの結果をお送りします。
このテストは、平均点が60点前後になるように作られていますので、難しい問題もあったと思います
しかし、テストの目的は、よい点数を取ることではなく、自分がどういう分野が苦手かを知ることです。
ですから、間違えたところを見て、これからどの分野に力を入れていくのがよいかを考えていってください。
受験の評価は総合点が基準になっていますから、苦手な科目に力を入れていくことが必要になります。
社会生活は答えがないので、得意分野に力を入れることが大切ですが、受験は答えがある世界なので、苦手分野に力を入れることが大切になります。
理科、社会の点数が低い場合は、気にする必要はありません。
教科書、又は、参考書を1冊決めて、それを5回以上読むことで短期間で成績は上昇します。
算数数学の点数が低い場合は、やり直しが必要になります。
苦手な単元だけをピックアップして、1冊の問題集を完璧に仕上げることを目標にしてください。
算数数学が全体に苦手な場合は、学年を下げて1冊の問題集を完璧に仕上げるということも必要になります。
しかし、算数数学も比較的短期間で成績が上がりますから、心配する必要はありません。
英語の点数が低い場合も、やり直しが必要になります。
中1の英語は初歩的なことが多いので軽視しがちですが、この中1からの英語の参考書を5回以上読むことを目標にして勉強してください。
どの参考書がいいかということは、アマゾンやネットの情報を参考にするといいと思いますが、内容にそれほど差があるわけではありません。
勉強を長続きさせるためには、参考書は本人が気に入ったもの(色彩や手触りなども含めて)を基準にしてください。
参考書選びは大切ですから、候補を数冊選び、勉強する中でその中の1冊に絞るというやり方をするといいです。
参考書選びのための出費は惜しくはないと思ってください。
毎日の勉強としては、英語の教科書の1ページを20回以上音読し、暗唱、暗写ができるようにすることです。
英語はがんばって勉強を始めてから、半年ほどで成果が見えてきますから、気長に取り組んでください。
国語の点数が低い場合は、読む力が関係している場合があります。
読む力が不足している場合は、比較的時間がかかりますが、毎日の読書と問題集読書に力を入れていくことが成績上昇の鍵になります。
問題集読書は、家庭で行うこともできますが、長続きしないことが多いので、国語読解クラスに参加するような形で勉強していくといいと思います。
算数数学、英語などの家庭学習も、オンラインクラスで行えば、自分のペースで学習でき、先生の個別指導も受けられますから能率のよい学習ができます。
受験生の場合、受験の前の夏休みまでは、偏差値は大きく変動します。
確実性のある結果が出るのは秋以降になります。
また、秋以降も、試験の直前まで偏差値は変わりますから、最後まで力を入れてがんばっていってください。
なお、学力テスト・模擬試験の結果を、オンラインの教科講座を担当している先生に相談されるのは、担当の先生の負担になりますので、事務局で対応させていただきます。
担当の先生には、そのご相談の内容と結果を伝えるようにします。
相談を希望される方は、個別れんらく板でご連絡ください。
テストの結果の控えは事務局にありますので、画像などを送信される必要はありません。
以上、よろしくお願いいたします。
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