森リンの丘 森リン大賞の記録


森リンの丘


 


8月の森リン大賞と上位入賞者(小1の部50人中)

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8月の森リン大賞と上位入賞者(小2の部81人中)

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8月の森リン大賞と上位入賞者(小3の部128人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 オリジナルおにぎりおいしいカナ? ゆはる 77 707437010081
2 涙のカレー作り(清書) ゆきだるま 75 65943717895
3 とってもつめたいおふろ ゆそわ 73 112746627981
4 野呂君と最後の後楽園 つみき 72 76046616892
5 楽しい海 ちゅらワラビー 72 77944546892
6 ロイヤルパークホテルに泊ったよ 星空 紗由希 72 68444646684
7 バシャバシャバシャ つかさ 71 66241507790
8 もぐる だいもんじくん 71 73443587583
9 私の家族 らいな 71 83841587084
10 おとまり イクラ 71 89239576987

 


8月の森リン大賞と上位入賞者(小4の部118人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 みんなの絆 ゆねち 80 120442748984
2 松レン優勝 きみけ 79 7584111812081
3 はじめてのカート なおむ 79 887516610984
4 「さいこうのけしき」 ゆりの 79 835415610386
5 つるって最高 ふふふ 79 139843579489
6 最高の食べ物 なもい 79 112249847987
7 初めてミシンを使ったよ! ゆふお 78 80342628396
8 キャンプ ひかっち 77 96046648084
9 いざ発見!虫虫博士 茶太郎 77 83444667295
10 水色の地ごく プリン 76 85843598384


8月の森リン大賞と上位入賞者(小5の部125人中)


五体不満足を読んで
とらたいがくん
 「ええ!そんなことしたら、乙武さんがかわいそうなのに、乙武さんは頑張っている。」
乙武洋匡さんの『五体不満足』を読んで、僕は障害者の乙武さんが人生を楽しんでいるのに驚いた。それにしても、小学校低学年の時の担任の高木先生は乙武さんの将来を考えてくださっている。手と足がない乙武さんが一年生のとき、高木先生は乙武さんの電動車いすの使用を禁止したのだ。僕は最初、障害者をいじめているように感じた。しかし、乙武さんが電動車いすに乗ることによって優越感を持たないように、また成長期に筋力を鍛えないといけないという先生の考えからだった。
 結果的には乙武さんにとってとてもよかったと思う。なぜなら、中学から大学、社会では設備が障害者のためには整っていないからだ。車いすなしでも階段を上れるようになり、ドッチボール、サッカーができるようになった。中学ではバスケットボール部に入部して試合に出場までしたのだ。それもドリブルを左右の手で切り返して相手をかわすことができるようになるまで練習をした。ぼくだったら両手があるから練習できる。が、乙武さんはうでが短い上に手がないので、人一倍努力したはずだ。しかも足がなくて、お尻で動くのだから大変なはずなのに、試合に出られるくらいにすばしっこく相手をかわしてチームの得点のためにアシストできるまで努力した。障害者の車いすバスケットボールは見たことがあるが、乙武さんは車いすにも頼らない。その強さに僕はとても感動した。
 この強さはどこからくるのだろう。乙武さんには「みんなと同じようにしたい。」という夢を持っていたと思う。その夢に向かって全力で走っていた。だから、ぼくにはかわいそうと思えることでも、頑張ることができたのだ。
 乙武さんは運動だけではなく、勉強も頑張り、朝から夕方まで予備校で勉強して早稲田大学に合格した。
「ぼくにはこんなに勉強する強さと集中力があるかわからない。」
と思っていたが、乙武さんができるのであれば、ぼくにも頑張れる希望が持てるようになった。
 この『五体不満足』を何回も読んで、ぼくは「夢」をもつ大切さを知った。夢を持ち続けることによって、不可能と思えることも頑張るエネルギーがマグマのように心から噴き出てくるのだ。乙武さんは人一倍努力する世界の科学者のように頑張るところを僕は尊敬し、見習いたい。そのために、僕もいつも夢を持っておこう。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 五体不満足を読んで とらたいがくん 82 99853647289
2 論理的言葉とジャパニーズ みんみ 81 95351747390
3 国際人とは ゆのほ 80 100364616680
4 痛かった思い出 ゆめく 79 83241729192
5 思ってもない危険 にえに 79 187039568489
6 生き物との出会い 湖れいくん 79 104446588384
7 あんな思い出は、したくない かろけ 79 116251588389
8 ナイトハイクには生首がつきものです パンダ 79 156444607680
9 言葉と思考のつながり なむな 79 92051657284
10 虫は自然が一番 スッター 79 102854536681

 1~2位の作品は、要約の部分が多かったため代表作品にはなりませんでした。

8月の森リン大賞と上位入賞者(小6の部154人中)


じぇじぇじぇと思った読み物
きろせ
  つまり、本を読むというのは、そこにある物をこちらに運ぶような機械的な作業ではない。場合によっては、作者の意をもこえて我々の内になにかを作り上げて行くことなのだと思う。
 ぼくは読んでも分からない体験をした事がある。それは本ではない。それは日常生活にある物、誰にでも手にした事がある新聞の中にある株の取引状況ページである。ぼくはその株の動きのページを見たが、一体ここには何が書いてあるのかぼくにはさっぱり分からなかった。なぜなら、いろいろな数字や細かい複雑な事が書いてあるからだ。初めはこのページを何も分からないまま読んで、大した事はないくだらないページだと思った。だけれども、ある日ニュース番組で円安・円高の動きや日経平均株価の事をやっていた。それを父に聞くと、株とはぼくには「じぇじぇじぇ」という仕組みなのだと分かった。父は「株とは金と交換するものなのだ」と言ったのだ。株という仕組みは、これから人気が高まりそう(調子よさそう)な会社の株を買い、株値が高くなったら売るというパソコンでカチカチとクリックするだけのまるでナマケモノの仕事のようだ。簡単に言うとパソコン、電池、インターネットと金さえあればできるのだ。成長している会社に投資をして、もっと株が高くなったら、売却するというシステムなのだ。だから僕がくだらないと思って見ていた新聞のページは、一部の人間にとっては金の情報がぎっしりと詰まっている宝庫みたいなのだ。それをチェックする事によって、この会社の株は売っちゃおう、買っちゃおうと決める人生ゲームみたいな賭けだ。投資というのは人によっては将来の生活に影響を及ぼすのだと分かった。良いタイミングで売ると一攫千金、ひとすくいだけで大金持ちになるし、あとで良くなると思いつつ下がってから売ると、「損して恥掻く」だ。投資は「明日の百より今日の五十」で売ったほうが良いのだ。明日の方が良くなると思わないで、今日売っちゃって損しないほうが良いのだ。だからこそ、明日を待たずに「いつ売るか、今でしょ!」だ。
 株の話ばっかりしていたらつまらなくなるので、ぼくにとってすごいおもしろい本を紹介する。その題名は山中恒さん作の「おれがあいつであいつがおれで」という本だ。この本は同級生の男の子と女の子が入れ替わる話だ。つまり、男の子は女の子の体に、女の子は男の子の体に変わるが、性格や脳みそは元の時と同じだ。元男の子は、元女の子に向かってチンポコを返してくれなどとウケる発言をするところが面白いのである。元女の子が元男の子に向かって、心は変わっていないので、入れ替わったと分からないように「女っぽい態度をしろ」など男女関係の事をいうのだ。
 人間にとって、読書は大切なのである。なぜなら、本や新聞を読む事で「じぇじぇじぇ」と思う事もあるし、知識力が上がったり、友人に本をおすすめしたり、読解力が上がるなどと無数のメリットがあるからだ。「じゃあいつ本を読むか?今でしょ!」

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 みなさんには、まだ字を ゆわの 84 109353697389
2 人生を明るく 彌織 83 92361747892
3 じぇじぇじぇと思った読み物 きろせ 82 123353879889
4 ユーモア(清書) ジャスミン 82 141946637080
5 清書 ゆより 80 103744819083
6 清水カップ まろす 80 85452758887
7 ユーモアとは? くまのミンミちゃん 80 92047768377
8 家族に生きる まりて 80 84948748284
9 楽しい家族 ナナえもん 80 103446687187
10 私の家族 たばっちゃん 79 91442698987

 
 1位の作品は、要約の部分が多かったため代表作品にはなりませんでした。

8月の森リン大賞と上位入賞者(中1の部62人中)


人口のものに足りないもの
どろっぷ
 8月…。今は、夏真っ盛りで、毎日のようにセミが鳴いている。セミの声を聞くと、暑くなってくる。そのとき、涼しくなるために、クーラーをつける。窓を閉めるため、セミの声の大きさも、少しましになる。しかし、私は「自然の風」という選択肢を見落としていた。クーラーは、つい使ってしまうが、今思えば自然の風を浴びるのも、涼しくて気持ちが良いものだ。こうして私は、自然から一つのことを学べた。このように、私たちは、自然から多くのことを学ぶべきだ。理由は2つある。
 1つ目の理由は、自然のものには、独特の良さがることに気付くためだ。先ほど述べたクーラーの風と、自然の風とでは、全然違う。どう違うのか、それは、体に良い、悪い、便利、不便ということだ。一度夏の熱い夜に、クーラーをつけっぱなしで寝てしまい、次の日の朝、寒くてくしゃみが出た。逆に、自然に拭いている風を長時間にわたって浴びても、滅多に風邪をひくこともなく、いつまでも風を浴びていられる。しかし、風はいつ吹くかの見当はつかず、空気が冷えない。しかし、クーラーの風は、自分のタイミングで温度調節ができ、空気が冷えるのが早い。私は、どちらかといえば自然の風の方が好きだ。自然の風は、外にしか吹かないため、遠くの香りを乗せてやってくる。木の香りがするときもあるし、どこかの家のお昼ご飯の匂いがしたり、女の人の香水の匂いがしたりと、色々である。このように、人工的な風より、自然の風の方が、良いところを沢山持っていると思う。風は、まさに自然からの贈り物と言っていいはずだ。
 2つ目の理由は、人工のものには、自然のもののような深みがないからだ。昔、母がまだ小さな子供だった頃、洗面所の手洗い場に手が届かない母のために、祖父が一つの木の踏み台を作ったそうだ。白いペンキを塗った、小さな踏み台を…。当時はきっと、きれいな白い踏み台だったはずだ。そして、その踏み台は今、私の家にある。さすがに木に塗った白いペンキもほとんどはげて、白と茶色のまだら模様になってしまっている。しかし、何十年も前の踏み台は、少しも壊れておらず、元気だ。きっと、昔と変わらない姿をしているのだろう。どこかで聞いた話だが、昔の電柱は、木で出来ていた。今は、もちろんコンクリートで出来ている。そして、どちらが丈夫なのかというと、実は意外に木の電柱が強いのだそうだ。私は、改めて自然の力はすごいものだと感心した。
 私は、自然から色々なことを学ぶべきだと思うが、確かに、自分自身の技術を発展させていくという努力も大切である。しかし、「カメラマンは、レンズのほこりを払う前に、目のほこりを払わねばならない」という名言があるように、私たちが何かを作り上げるときに、自然から学べることを大切にしていくべきである。
 私は、自然から多くのことを、これからも学んでいけることだろう。まだまだ人工のものは、自然のもののよさを取り入れていない。そんなもったいないことはしたくないと、私は思う。だから、今日も明日も、自然の風を浴びていくことだろう。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 木々が生い茂るところは 零戦 86 114256748393
2 人口のものに足りないもの どろっぷ 86 126556647489
3 自然の重要性 スヌーピー 85 140653868589
4 良いチームワークとは くるる 83 92656847890
5 諦めるのは簡単 ダイヤモンド 77 77754647184
6 人間の勘違い りなこ 76 85259616086
7 友達関係 まろえ 74 80153495596
8 周りから まひち 73 70548546096
9 自信をもつことの大切さ みすか 73 73353535795
10 貫き通す おまな 71 64448595886

 

8月の森リン大賞と上位入賞者(中2の部67人中)


広がる世界
れたす
 私の姉は、今年受験生である。毎日夜遅くまで塾で勉強して、家に帰ってきてからもまた勉強。表情は何だか暗く、まるで感情のある世界から隔離されてしまったかのようだ。見ているこっちも何だか辛くなってくる。そういう受験生は自分のことに必死になりすぎて、周りが見えなくなりがちである。
 快適に暮らすためには、自分の必要を考えていくことが大切だ。人間はこれまで、自らのために多くの自然を犠牲にしてきた。土地を生み出すために木を切り倒し、そうして出来たところにいくつもの工場を建て、そこから出た廃水をそのまま川へと流した。そして、生き物の暮らしや命をも奪ってしまった。しかし、当時の私たちは自分が自然を破壊しているなんて思ってもいなかったに。ただ時が経つにつれ、そんな鈍感な私たちもこれらの軽率な行動は巡り巡って自分に何らかの形でかえってくることに気づき始めた。二酸化炭素を吸収してくれる木々が減ればオゾン層は破壊され、そして、強い紫外線によって皮膚ガンが流行するようになる。また廃水の中で生きた魚を食べれば、いわゆる公害病にかかってしまう。こうして今までは何とも思ってなかったことがいつの間にか「環境問題」として世界で取り上げられるようになったのだ。犠牲にしようとしたものの大きさに驚いたが、悲しくもその取り返しのつかない失敗は、今私たちが送っている豊かな生活へとつながっている。つまり、同じ失敗をしないことを前提にして、自らを発展させるためには、何かを犠牲にすることも時に必要なのかもしれない。
  しかし一方で、一見して無駄に見えるものもなくてはならないものだ。テレビをつければ、画面下にはだいたいテロップが流れ、番組表を見れば、ほとんどの番組に文字放送と書かれている。しかしみなさんはこれが何のため、また誰のためにあるのかを本当に知っているだろうか。バラエティー番組だったら面白さを強調するため、ニュースだったら一瞬である程度の内容を理解するため。ニュースならまだしも、バラエティー番組の誰かが何か言ったらすぐにテロップが流れる様子には、もしかしたら呆れている人もいるかもしれない。しかしこの文字放送は、流れるテロップに呆れてしまうような何でも聞こえる人のためにあるのではない。これは、「聞く」ことが出来ない聴覚障害者のためにあるのである。
「無意味に見えるのは自分の立場で見るからで、それが必要な人がいるということを突き詰めて考えたことはあったのか。」
これはある本からの引用である。思い返してみたら、そんな経験は私にはなかった。多分このテロップのように何も考えずにただ右から左へ流していることが、ほかにも沢山あるのだと思う。そして、何事も流さずに一回受け止めて、それを必要としている相手のことを考えられるようになったとき、自分の世界は今まで以上に広がるのだろう。
 確かに、自分に必要なものも一見無駄に見えるものも大切だ。しかし一番大事なのは、
「存在するものには、良いとか悪いとかを言う前に、すべてそれなりの理由がある。」
という名言もあるように、自分以外をそれぞれ理解しようとすることである。私はこれから、まず否定するという短絡的な考えを捨ててもっといろいろなことが理解できるようになりたい。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 広がる世界 れたす 87 134856748290
2 情報 りょうたろう 86 156252757887
3 日本語の変化 かえるちゃん 86 117656757784
4 うまく活用すること あよあよ 83 105656717086
5 食べられるか食べれるか ゆへぬ 81 164249648386
6 説明できない理屈 トレジャーハンター 80 88253748186
7 他人・自分をうまく活用 四葉のクローバー 79 99646727690
8 調和で生きる ぎんぎつね 79 86762587181
9 ら抜き言葉の必要性 おさる 78 93154616383
10 合理的・非合理的考え アルセウス 77 80949707592

 
 1~4位の作品は、要約の部分が多かったため代表作品にはなりませんでした。

8月の森リン大賞と上位入賞者(中3の部63人中)


言い訳作文 ~以後、口外しません~
にゃぱ
正直、いつまで経ってもこういった論述や作文を書くことは苦手である。第一、何を書けばいいのか分からない。書き出しから何も思いつかないことは多々あるし、しかも書いた文章が自分の納得できるひねったものでないと、どうしても失敗作と思い込んでしまう癖が僕にはある。だから、うまいこと流れに嵌って、自己満足できる作文など僕の中ではそうそう現れていないのだ。
 こういった論説文を描くとき、僕は大抵ふと思いついた一文をまず文頭においている。これはあくまで何も思いつかなかったときの作戦ではあるものの、意外と一文書ければすらすらとその後の文章も書けるものなのだ。一つ思いつけば、そこから課題に沿った内容が、かなりの確率で大きく広げられるところが僕のいい特徴だといえる。今まで満足した作品は、この特徴が発揮されたものだけだと断言してもいいくらいだ。実際、僕の国語の先生も、作文や記述問題ではいつも「まず一文書いてみよう」と仰っている。それほど最初の一文は後の展開への大きな足掛かりとなるのだ。さらに、その一文がどうなるか、人によって変わることにより、その後の展開も変わっていくところも作文の面白いところだと思う。俗に、「作文はその人の鏡である」とも謳われているが、それは正しくこのことを指しているのだろう。
 このように、自分の手元にある題材を生かして作文を作ることが、一番の作文作成術の肝だと僕は思う。これは、作文に限った話ではなく、普段の生活においても、この方法こそ効率的であるように思う。僕の家族の食卓は、大抵手元にある食材で、何を作るか導き出している。これなら、毎日食材を買う必要もないし、献立を考える手間もない。要するに、効率的なのだ。しかし対して、「今日の夕食何にしようかしら」などと生温いことを考えてから食材を揃えに行く人も多い。しかしそれは非常に面倒であるまいか。「ドラえもん」の野比のび太は、毎日のようにおつかいに駆り出され、哀れな少年としか言いようがないのだが、どう考えても何日間か貯めこんでおけばいいのにと僕は感じる。同じように、今問題となっている資源不足も、一人一人がもっとリサイクルすることなどに関心を持てれば、少なからずもこの問題が快方に向かうのではないか。手元のあるものでやりくりしていると、自然とそれが癖になり、賢くなれると僕は思う。実際、僕は作文を毎週書き始めたことで、満足はしていないが作文力がついてきたと実感している。みんなも恐らく作文の何を書けばいいのか分からないときがあると思う。そのようなときは、是非これを実践してみてほしい。結果は、僕自身が立証している。
 最初の一文は、何でも良かろう。それが課題にさえ繋がっていれば、その一文はその人だけの当たりと化す。実は、僕も最初はこのテーマの素材が見つからず、結局作文に対する愚痴を升目にぶち込んでみたら、大当たりとなってしまい、ここまで描けてしまった。まあまあいい文章だと私事的に思っているが、いかがだろうか。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 便利な時代にこそすべきこと ポケット 88 127069747583
2 あるものから創造を はるりん 85 108457737786
3 結果良ければ、すべて良し かふた 85 123953687384
4 資源の使い道 まりあ 85 115458687289
5 言い訳作文 ~以後、口外しません~ にゃぱ 84 124157819789
6 脱線 コレルリ 83 121349768389
7 便利の中で ゆせは 82 91852787692
8 ヨリミチ カツ丼 82 104256677283
9 自分の力で生きていくために 黒髪メガネの人 81 112452828581
10 脱線する大切さ トンクス 81 98849817687

 
 1~2位の作品は、要約の部分が多かったため代表作品にはなりませんでした。

8月の森リン大賞と上位入賞者(高1高2高3社の部138人中)


科学の進歩
文鳥
 本当の話かは定かではないが、こんな話がある。4年前に死んですぐに冷凍しておいたカブトムシを標本にしようと解凍したら生き返ったという話だ。この話の真偽は抜きとしておいて、どうやら死んだ生物を冷凍保存して生き返らせることは必ずしも不可能ではないようだ。どうやら、約-196℃という超低温下において死亡した人間を冷凍保存処理をしておき、いつの日にか科学が進歩し、死体を解凍し、生き返らせることが出来るだけの科学技術を持つようになったら生き返ることが出来るように冷凍保存しているという。事実、冷凍保存されている有名人は多く存在し、その費用は全身で1000万ほどである。なかなか高額だが、後々生き返ることが出来ると考えると安すぎるような気もしてくる。どう考えるかは自由だが、言えることは科学の進歩によって生と死のグレーゾーンが拡大した、ということである。どうやら、科学の進歩は生物の死までも変えてしまったようだ。
 科学が進歩したことは新たな問題を生み出しつつある。
 その原因として第一に私達人類が科学の進歩を急ぎすぎ、それによって付随してくる問題について深く考えてこなかったことにある。
 手塚治虫著の『火の鳥』という有名な作品がある。何編にもわかれており、その中の一つ、未来編では科学を進歩させすぎてすでに科学が進歩することへの憧れもなく、むしろ古代の形態にあこがれる人類の描写がある。作中では30世紀だが、文明のレベルとしては21世紀まで後退していた。もはや政治能力を失った人類は代わりとしてコンピュータに政治をさせていたがそのコンピュータも完璧ではなく、コンピュータ同士の争い、やがては核戦争にまで発展し、地球上の生物は全て死に絶えてしまうのだ。これはあくまで空想上の話で、現実とは大きく違うのだろう。だが、この話は確実に私達人類に科学の進歩に付きまとう大きな問題を警告している。現在、先進国では沢山のものが自動である。ドアや食洗機、車の運転や鍵の開け閉めまでもが徐々にオートマチックになっていきているではないか。このままでは人類は自らが考える力を失ってしまうのではないかと私は危惧する。
 その原因として第二に進むことは良いことだという社会の風潮である。
 細かいことを言うと立ち止まるのも良いとかたまには過去も振り返りなさいという教育方針もあるのだろうが、総合的にみると、前進することが良いことだ、という風潮があるように思う。だが、本当に進歩することだけが良い結果を生み出すことにつながるのだろうか。前進していくことだけが大切なのだろうか。数学の問題を解いていると先生方は見直しをしっかりとしなさいと言う。その時解いている時は気が付かなくても、解き終わってまた見てみると間違いに気づくことが多くなる、というのだ。また、世界史や日本史の先生は過去を勉強するために歴史をやるのではなく未来を創造するために歴史をやるのだ。過去を理解していれば未来を創造するための教訓や、やってはいけないことが分かってくる、という。前を見ることだけが全てではないのではないだろうか。前進しなければ得られる物が少ないのか、と言ったらそうではないだろう。むしろ過去を反省することは未来を創る上での材料を得る絶好の手段ではないだろうか。
 確かに、科学の進歩は大切である。科学が進歩したからこそ現在の私達の豊かで便利な生活がある。だが、科学が進歩することが幸福に直結するとは限らない。真の発展とは科学技術の進歩ではなく進歩を享受する人がいかに幸せになれるかである。
 私は、科学の進歩があることが幸福に直結しているわけではないと考える。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 伝統と新風 しらたき 93 1262739610495
2 本物の平等を なるか 90 140562878995
3 科学の進歩 文鳥 88 150669978792
4 本当の豊かさとは? はるかぜ 87 124957858895
5 調和を超えた、その先は きとみ 86 16985910210296
6 自己確認の方法 きよほ 86 110154737990
7 自分の中で ピルル 85 111457828589
8 インターネットとスマートフォン 慎太郎 85 111557848584
9 ななみ 85 97161797792
10 情報とは 森?外 83 108653818483



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2019年08月の森リン大賞 |  2019年07月の森リン大賞 |  2019年06月の森リン大賞 |  2019年05月の森リン大賞 |  2019年04月の森リン大賞 | 
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2017年12月の森リン大賞 |  2017年02月の森リン大賞 |  2017年01月の森リン大賞 |  2016年12月の森リン大賞 |  2016年11月の森リン大賞 | 
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2006年9月~2009年8月までの森リン大賞


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