森リンの丘 森リン大賞の記録


森リンの丘


 


7月の森リン大賞と上位入賞者(小1の部50人中)

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7月の森リン大賞と上位入賞者(小2の部74人中)

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7月の森リン大賞と上位入賞者(小3の部132人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 なんでもかけちゃうスパイス屋 レモン 74 74448568886
2 風呂イデーシェーネル・・・ ゆはる 74 60046777690
3 好きな遊び はわせ 72 67744656784
4 楽しかったけどちょっとかなしかったキャンプ とえり 71 77039598084
5 ブクブクおんせん ふるる 71 80541497889
6 おふろ らいな 71 53746506990
7 とう走中 イクラ 71 77644476492
8 一輪車に夢中(清書) ゆきだるま 71 80353556286
9 いってきまーす つかさ 70 118838517877
10 家族で温泉 星空 紗由希 70 68243536781

 


7月の森リン大賞と上位入賞者(小4の部112人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 子どもは今も昔も ゆねち 80 92248829686
2 両方の面白さ やまら 80 85856667695
3 1番好きな遊びは? なもい 76 106344596893
4 おふろの楽しみ プリン 75 79439607089
5 気分てんかんにぴったり!高てつぼう! ゆふお 74 78046517290
6 父のタイでの思い出 ジャン・ヴァルジャン 74 66449626792
7 ぼくが好きな遊び たちい 73 55842667790
8 メール合戦 ましろ 73 66944636783
9 ふえおに たろろ 73 71847456392
10 しゅん少年とせと なおむ 72 64337507699


7月の森リン大賞と上位入賞者(小5の部125人中)


アイスが一番おいしい季節?夏!
パンダ
「えっ、もう梅雨が明けたの?」
「そうだよ。知らなかったの?」
「うん。」
わたしは、春と夏と秋が好きだ。どうしてかというと、春は色んな花がさいたり、新しいことが始まりそうなわくわくした予感がするからだ。夏は、暑いが、海や川、プールに入れるし、なんてったって夏休みがあるからだ。秋は、色付くし、読書の秋という言葉もあるからだ。その中でも一番好きなのは、夏だ。やっぱり、夏休みにいとこやそ父母と会えるのはとてもうれしいし楽しい。だからだろう。
 わたしは、夏と言えばいくつか思いつくものがある。それは、花火大会とそ父母の家に行ったことと、そこでいとこたちと遊んだことと、「黒ねこ白ねこ」というワークショップだ。花火大会は、大津にいるときのことだ。毎年毎年、八月八日に行われる。でも、八日が土日に重なると日がずらされる。どうしてかというと、兵庫県で花火大会があったときに、赤ちゃんがつぶされて新でしまったからだ。だから、人の多い土日には花火大会はやらないそうだ。わたしの家から花火がよく見えたので、わたしは、小さいときから見ていた。年々きれいになってゆくので、わたしは、花火がとても大好きだ。その日わたしは、おか子を作ったり料理を作ったりする。それで、作ったものを花火大会のときに食べるのだ。
 わたしには、日立と山形にそ父母がいる。日立は父方、山形は母方だ。日立には、いとこたちがいる。山形には、はとこたちがいる。いとこの中に、今年一年生になる子がいるので、わたしは、会うのが楽しみだ。まるで植物の成長を見ているようだ。わたしは、よく、
「Hちゃん、ああそおぼ。」
「うん。」
こういう風にして遊びにさそった。その子がもっと大きくなって三年生とか四年生になったら、たぶん会話がとてもはずむだろう。
 「黒ねこ白ねこ」のワークショップは、と中から参加したのだが、わたしは、初めから参加すればよかったと思う。どうしてかというと、とても楽しかったからだ。そのワークショップでは、みんなが仲良くて、そのワークショップをやりたいと思う人が沢山いる。手のかかる人もいたが、だれとでもすぐに仲良くなってしまえる。とても楽しかった。そのワークショップがまた来たら、わたしは絶対に最初から参加しようと思う。
 父や母にそういう夏休みの思い出はあるのだろうか。気になって父に聞いてみた。そうしたら、色々答えてくれた。父の小学校では、夏休みに学校で水泳教室があったそうだ。一日に数千メートルも泳いだらしい。バケツにゴムをまきつけて、それをこしにくくりつけて、父は泳いだらしい。バケツが水のていこうを受けてつかれやすくなるそうだ。他にも、アイスを朝一個夕方一個、それに麦茶を沢山飲んでおなかをこわしたらしい。それから、家族や子ども会でキャンプにも行ったらしい。子ども会では、キャンプファイヤー、プール、きもだめしなどをやったそうだ。家族では、デーキャンプで夜ご飯がカップラーメンだったそうだ。テントを張るのに、半日ぐらいかかったそうだ。その当時のテントは、今とちがって、とても重かったそうだ。わたしは、父が六年生のときに、八月三十一日に「銀河鉄道999」の映画を観に行ったと言っていたことを思い出した。わたしはそれを聞いて、父は六年間の夏休みをきっと、とても楽しく過ごしたんだろうと思った。
 わたしは、夏は、とても楽しいものだということが良く分かった。「光いん矢のごとし」ということわざがあるが、夏休みのと中だと、いつまでもいつまでも続くように思えるのは、楽しいこともあるが、宿題などのつまらないことがあるからではないか。わたしは、今年の夏は宿題などのつまらないものはさっさと終わしてしまおうと決めた。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 アイスが一番おいしい季節?夏! パンダ 80 153944677787
2 自然界のすごさ なむな 80 99047777686
3 成長の知恵 みんみ 79 1009488110189
4 学校にいるメダカ くかれ 79 1025416510186
5 青のおかげで、あきらめなかった遠泳 とらたいがくん 79 89841769295
6 ぽっこりぽんた ゆもた 79 93643548887
7 カブトムシ らたち 79 112153518080
8 私のペットはベタお君 ゆこぷん 79 161539647884
9 痛かった思い出 らめり 79 131644567581
10 メダカ脱走事件 かろけ 78 92441588789

 1位の作品は、要約の部分が多かったため代表作品にはなりませんでした。
7月の森リン大賞と上位入賞者(小6の部142人中)


お米は命!
りすっぴ
 お米はとてもいいものだ。おなかにたまって、少しの量で満足できるし、たかなければ長持ちする。それになんといっても、私が食べられるのである。世界の主な主食のひとつである小麦がアレルギーで抜けている私にとってはとても大切な食べ物だ。だから、おそらく私の家は普通の家よりお米を重宝していると思う。私の家ではそのような細かい事情があるため、お米は大切に大切にされ、ご飯に関する暗黙の了解のルールができている。まず一番大切なのは、一粒もご飯を残さないようにすることだ。できるだけ、できるだけのこさないようにするのである。おかげで私はお弁当の時のご飯はもちろん、おにぎりのアルミホイルについたお米の一粒まで食べるようになった。それにもし体調が悪くて残してしまっても、残ったご飯をラップでくるんで冷凍しておく。後で、急いで食べなくてはいけないときなどに電子レンジで温めて食べるのだ。まさに『お米は命』の我が家らしいルールだと思っている。
 私がこんなにお米を大切にするのにも理由がある。大切なことをよく知ったのは、五年生の時だった。五年生の時に、総合の学習の時間に稲を育てた。それは近くの田んぼで育てたのだが、余ってしまった苗を先生達は私たちにくれた。私は、苗をもらってベランダで育てることにした。育てていると、ちゃんと実って、少ないながら米ができたのである。だが、そこからが大変だった。まず、茎から米を採って、そこから脱穀機などないので全部手作業で皮をむいた。むき終わってほっと一息ついて、さあ食べようと思ったが、茶碗1杯分も米がなかった。むかしの人はどうやって米を食べていたんだろうね、と話しながら食べたのを覚えている。まるで修行のように大変だったが、大切なことがたくさんわかって良かった。
 私の家の主食は米だが、世界中の主食を比べるとみんなちがう。それを少し紹介しようと思う。まず、小麦。地中海の周りの国々では、ドーナツ型のパンが食べられているようだ。また、インドやイランなどでは、小麦粉をのばして焼いた物が食べられる。次に、米。米はアジアの国々で多く作られている。日本のようにそのまま食べたり、麺などに加工もするようだ。また、トウモロコシは、中央アメリカ・南アメリカなどで主食になっている。なんと、ネイティブ・アメリカンの人達は、トウモロコシのパンを食べるそうだ。
 私は、日本人にとって、米は命だと思う。食糧自給率が低い中、唯一自給率の高さを誇っている食物だ。「三つ子の魂百まで」とも言うので、昔から続くお米の栽培をこれからも続けていきたい。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 変えられそうで変えられない みはあ 82 89656857895
2 お米は命! りすっぴ 81 107049878587
3 ライス・カルチャー とよし 81 108147798092
4 あつまったぞ~ sugichan 80 93048799087
5 わたしのペット らもえ 80 94341738587
6 新しいヴァイオリン ゆわの 80 111844687592
7 毎日そうじしよう! 彌織 79 116747689684
8 集める おしゃべり君 79 84944889189
9 日本 たけみ 79 93748819189
10 日本固有の文化 まりて 79 85642848390

 

7月の森リン大賞と上位入賞者(中1の部65人中)


進化と共に
スヌーピー
 私たちは、積極的に社会の変化を受け入れ、新しい親子の関係を築いていくべきだ。
 順応性がないと、発展していく現代についていけず、進化がないからだ。特に、家電製品や通信機器に象徴されることだと思う。それぞれ一つずつ例を挙げてみよう。
 一つ目は、家電製品の洗濯機。昔は、どの衣服も洗濯板にこすり合わせて汚れを落とさなければいけない。夏はまだ良いが、冬など手のかじかむ季節も冷たい水に耐えながら洗わなくてはいけない。でも今はどうだろうか。洗濯機が登場し、ボタン一つで洗濯そして乾燥までできるようになった。また、進化をつづけており自動で洗濯層の掃除もやる。そして、機能はそのままで徐々に大きさが小さくなっている。
 二つ目に、通信機器の携帯電話。昔は、そもそも携帯電話といえるような形ではなかった。それは名前だけが携帯電話で、見た目はまるで公衆電話を肩にかけて運んでいるように見えた。でも今は、大きい携帯電話など滅多に見ない。スクリーンはとても大きいのに、どんどん軽量化が進んでいる。またできることも増え、今ではどんな場所からでも買い物まで可能になった。
 このように身の回りで起きている様々な「進化」に順応していけば、自らの生活も進化して便利になっていくのではないか。
 第二に、よいものはいつになっても残るからだ。それは、「手紙」に象徴されると思う。でも今は、電子メールが主流となってしまい、手紙の文化なんて…と感じるかもしれない。本当に手紙の文化が消えつつあるのだろうか。
 この時期に出す「暑中見舞い」「残暑見舞い」を考えてみる。私は毎年暑中見舞いを友達に出している。でも正直、母に言われるまで手紙なんて書くのが面倒だと思っていた。しかし暑中見舞いは感慨深いものとなった。特に今年の暑中見舞いはうれしかった。なぜなら、その友達と小学校での卒業以来ずっと会えていなかったからだ。手紙が来たとき、つい声を上げて喜んでしまった。
 しかもその手紙はいつも手書きでやりとりしているから、より嬉しくなる。メールのやり取りも嬉しいが、手紙の丁寧に書かれた字はメールでは出すことのできない味だ。また、メールは一歩間違えると消去できてしまうが、手紙はずっと取っておけるから思い出にもなる。
 だから、メールという新しい技術よりも手紙の方が気持ちを伝えやすいと思う。まさに温故知新である。
 確かに昔と同じように、同じことを伝えていく方が確実に正しく伝わる。でも、「進化は違った考えがぶつかることによってのみ始まる。」という名言もあるように、進化し続ける現代の中で、そのときにあった状態を試行錯誤していけばよい状態を保てる。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 進化と共に スヌーピー 84 110553758295
2 新しいものを取り込むには くるる 81 92851727693
3 最近できるようになったこと ダイヤモンド 79 106744839492
4 社会の変化と親子の関係 どろっぷ 79 120947628393
5 新しい親子のあり方 やまり 79 86951727890
6 自国の文化 まろえ 78 81656686595
7 時の流れにうぬぼれるな。 猛食類 77 87954736984
8 練習の奥深さ らけめ 76 84554586880
9 昔の知識 りなこ 74 71852676386
10 人間関係 ゆるら 73 68444576390

 

7月の森リン大賞と上位入賞者(中2の部68人中)


「みんなちがってみんないい
ききほ
「障害は不便である。しかし、不幸ではない」
という言葉を聞いたことがあるだろうか。乙武洋匡さんという、手足のない、先天性四肢切断症の方を知っているだろうか。乙武さんの「五体不満足」という有名な本がある。明るく前向きな乙武さんの痛快なエッセイだ。
 「僕には誰にも負けないことが一つある。それは、手と足がないこと」
この言葉を小学生のころに初めて読んだ。今でも分かっているとは言えないが、前よりは理解できた気がする。障害は一つの個性と言うことだろうか。私は、そう思う。「かわいそう」という目で見たくなかった。
 障害を持つ人と遊園地に遊びに行ったらどうするか?聞かれた時、難しい問題だなと思った。双方が嫌な思いをせずにいられる方法と言うものは、案外出てこない。乗りたいアトラクション、乗れないアトラクション。私が思いついたのは、「折り合いをつける」ことだった。その一人が楽しめなければ意味がない。しかし、その一人が楽しめるものだけをピックアップして乗るというのはどうだろう?私が、その一人だったら、心苦しいな、と思う。その一人に合わせすぎる気もする。過ぎたるは及ばざるがごとしである。例えば、ちょっとしたお礼に高級菓子をもらったら、「え、」と、感謝より先にいぶかしい気持ちが湧いてくると思う。それと同じことだ。みんなで乗れるアトラクションと、乗れないアトラクションの数を考えたり、グループを二つに分けて、一方がジェットコースターに乗ってくる間一方はゆったりファンタジックなものを楽しんだりする。個性だと言っても、出来ることとできないことを区別することは誰にだって必要だ。クロール25メートルを泳げない人に、100メートルの選手になれとは、誰も言わないし、本人だって立候補しない。
 傷つけられる権利という言葉も、私にとって衝撃的だった。過保護になってはならないのだと、知った。小学生のころ、何かで、性同一障害の方のインタビューを見た。彼女はタレントとして活躍中だという。想像もつかない大変な苦労をしてきたと思う。親は、当然テレビに出ることを、反対したらしい。それでも、彼女はテレビに出続けることを選んだ。度はあるけれど、苦しいことも経験なのだなと思った。辛い時期を乗り越えて、と言ってしまえば簡単だが、その機会は絶対に誰でも、経験しなければならないんだな、と思う。そうだ、その記事の見出しは「コンプレックスは個性に変えられる」だった。
傷つけあうことなく、平穏な毎日が続いていけば良いのだけれど、そうはいかない。心ない言葉を言われること、言ってしまうこと。日常茶飯事だ。傷つけてしまうことは、ある意味仕方がないことかもしれない。でも、その日から、時間がたてば、傷つけた自分の浅はかさに気付くのだと思う。この先、人に悲しい思いをさせないで生きていける自信はまったくない。しかし、時が経った後、過去の自分の過ちに気付ける人になりたいと思う。
 障害者と健常者。それは、「差別」ではなく、「区別」だ。どちらも寛容に穏やかに過ごせる日が来てほしい。上と下ではなく、対等な立場として、語り合えたら、その時は、幸せだなと思う。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 「みんなちがってみんないい ききほ 86 130653737883
2 子育て方 りょうたろう 85 139661657289
3 両親の子育ての仕方 れたす 85 119452617295
4 愛情があればそれでいい 四葉のクローバー 83 102658587296
5 幸せになる方法 いゆん 81 101551666986
6 あめとむち ぎんぎつね 80 97158606593
7 規則と自由 ゆへぬ 79 143849809790
8 本当の愛情とは タージー 79 85259647092
9 子供の教育 トレジャーハンター 78 92454566799
10 手助け かこちゃん 78 102454546683

 

7月の森リン大賞と上位入賞者(中3の部66人中)


ウサギの親指
にゃぱ
 遥か二千年以上も前、古代ギリシャが栄えた時代、「ウサギは速い」「カメは遅い」という科学的事実は既に解明されていた。よく考えてみれば納得する話ではある。かの有名なイソップ童話「ウサギとカメ」を著した人物、イソップは古代ギリシャで生きた偉人なのだから。そして古来の人々はウサギとカメ、また他の動物を用いて、種々なる人々を区別してきてもいた。僕の望む生き方は、ウサギのように物事を素早く処理できる人だ。なぜなら、素早い気の配慮を持つ人は、社会から信頼されて、昇進しやすいからだ。では、ウサギ柄の人間になるためにはどうしたらいいか。そのためにはある二つのことができる人にならねばならないと僕は思う。一つ目は、細かいところにすぐ気が付ける人だ。会社などで、言われた通りの仕事しかしない人と、既定以外の仕事も自分から見つけ、且つそれも仕事しようとする人では、どちらのほうが会社にとって人材か。言うまでもなく後者である。他人の小さなミスを指摘したり、お客様に出す菓子やお茶が切れたらもう少し足したり、気を利かせることは、色々な場面において役立つ。僕の担任も、「是非気が利く人間に育ってほしい」とよく言う。事実、とある式の準備のために頼まれた用具以外にも必要なものを持ってきたら、「おっ、気が利くね」と褒めてくれたし、また逆にクラスがざわついていると、「もうちょっと気を利かせよう」と注意する。なぜそこまで「利かせる」ことにこだわるのか、それは、社会に必要な力になるからではないだろうか。
 社会に必要な素早い人間の極意其の弐は、自ら進んで行動できる人間だ。これを土台とするならば、細かいことに気が付ける人間は建築物に例えられる。それほど発言できる人は社会において重宝されるのだ。授業などで、しっかり自分の意見や答えを発表できる人と、ただ黒板に記されたものを模写する人では、どちらの方が将来有望か。言われなくとも後者である。ある課題に対して「自分はこのような意見があります」と発表したり、リーダーに進んで立候補し、ほかを率いたり、リーダー性はいろいろな場面において役立つ。僕の授業の中にも、「自己評価カード」に今日の挙手回数を記入する欄があり、意欲度を測る教科がある。拱手しても悲しいことに発表し損ねた人がいるだろうが、それによる格差を無くすためにわざわざ「自己評価カード」を作ってくれる先生がいるのだ。なぜそこまで「自ら進んでやる」ことにこだわるのか、それは社会に必要な力になるからではないだろうか。
 ただし、「ウサギとカメ」の話に出るウサギのように、途中で寝てしまう、つまり楽をしようとしたら、それはもうお話の通り一巻の終わりだ。めまぐるしく変化する社会情勢の中をのうのうと暮らすことなど、よほどの金持ちでもないと不可能な話なのだ。僕らは、常に社会を見据え、耳を澄まし、一刻の瞬間も「今」を知らなくてはならないのだ。カメが社会の見る「標準」とするならば、(無論安定した生活を望むのならカメのほうが良い)ウサギは「己を研ぎ澄ました人間」だ。だから、ウサギは速い・ウサギ型人間は進歩が速い。ぐにゃぐにゃの社会情勢の中、言えることはただ一つ、「野望あるなら己を削れ。」

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 ウサギの親指 にゃぱ 89 132762768481
2 ウサギのように飽きっぽくとも はるりん 87 117954837893
3 花咲く人生(7.2) ひらく 85 99761838889
4 逆境に負けずに 黒髪メガネの人 84 118854859489
5 ウサギとカメ いちご 83 113951657992
6 エジソンの教育法 カツ丼 82 102351697686
7 特に使わないもの ブレイド 82 95056737095
8 失敗学 森チュウ 82 108556596890
9 逆境はチャンス ポケット 81 104357667187
10 レンタル 小林少年 81 104159686590

 

7月の森リン大賞と上位入賞者(高1高2高3社の部137人中)


ちがうということ
ピルル
 私たちは多種多様な互いの差異を示し合う生き方をすべきだ。
 そのための第一の方法は、極端に平等を良しとする発想をやめることだ。私が好きなイラストレーターに中原淳一という人物がいる。彼は男性だが、女の人の良さがとてもよく表現された華やかで可愛らしい作品をたくさん残している。私が読んだ彼のエッセイの一部に男女平等の考えについての彼の考えが書いてあった。彼は、男女平等とは、女らしさや男らしさの良さが混同され、消えることではないと書いていた。同等の機会が与えられるのは良いことだが、それぞれの違いがなくなるのはよくないと考えていたわけだ。私はこの考えにとても共感した。確かに男女ではまず体のつくりが違う。構造という基本的な根本の部分が違えば周囲の物事への感性や対応の仕方が違ってくる部分は大きいだろう。しかし、そうした違いが魅力であると彼は主張していた。部分的には差異が劣って見えることもある。しかしそれは固定観念が優越をつけるだけで、全体的にはどちらにも欠けた部分は無いとする考え方は、私にはとても自然で心地よく感じた。現代では、男女の違いは一方的な差を生み、またその差が悪いものであるとする風潮があるように思う。だが、元々あるものの事実から生じる違いを認めることが、それぞれの違いが光り、皆が幸せになれる本来の平等への道なのだと思う。
 第二の方法は、子供たちに具体的な行動の方向性を社会が示すことだ。西郷隆盛の出身地である鹿児島県の加治屋町という集落に、郷中教育という教育方法がある。これは、集落の子供たちの年長者が年少者を指導、教育をするというものだ。指導をする範囲は広く、私生活から剣術、学問などを年長者は後輩たちに教えた。また、この教育方法では、剣術に優れないなら学問の能力を伸ばすというように、一つの型にこだわらず、多様性を認めていた。子供たちは個性を認められていたのだ。年長者は自分が幼い時、年上の子供に世話をしてもらったのだから、年少の子供たちにも同じように世話をする。この繋がりがずっと続いてゆき、信頼し合える頼りがいのある人間へと育てられてゆくのだ。問題を起こさせないよう、違いを目立たせずに教育しようとすれば、こうした教育はできない。はっきりとしたやるべきことの規定を周囲の社会が決めているからこそ、年齢の違う縦の繋がりの中、自分の立場を役割を見据えて自主的に行動できるのだ。もちろん、示された行動が子供たちの未来を限定するようなものでは意味が無い。周囲の環境が安定していることも大事なのだ。
 確かに、違いはあっても同じ機会を与えることは大切だ。個性が人それぞれであるように、可能性もそれぞれで、必ずしも差異によって可能性は限られるものではない。しかし、差異とは他者と比べて欠点になるものではなく、比べる必要の無い美点である。自らの持つ特徴をいかして高いレベルへ登り詰めようとする行動は周囲にとってもその人自身にとっても利益となる。面倒事が起きないように差異をならして全てを同じにすることは、表面的には管理が楽かもしれないが、どこかでひずみが生じる。一人一人の差異を、偏見無くただの事実として認めることが、のびのびとした自分らしさとまとまった社会をつくるのだ。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 ちがうということ ピルル 90 134262828583
2 自由な競争 ゆまり 89 130959767992
3 手助けをするとは 森?外 86 121057929495
4 世代関係がないこと きよほ 86 135859727286
5 時代の変化 らちす 84 926547479100
6 時代と親子の関係 もぐ月子 83 106358819389
7 自分へのQuestion なすび 83 109058747083
8 様々な考え なるか 82 1327561059786
9 競争心 ハッピームーミン 82 105653666593
10 社会で望まれるもの ななみ 80 85852727890



2020年09月の森リン大賞 |  2020年08月の森リン大賞 |  2020年07月の森リン大賞 | 
2020年06月の森リン大賞 |  2020年05月の森リン大賞 |  2020年04月の森リン大賞 |  2020年03月の森リン大賞 |  2020年02月の森リン大賞 | 
2020年01月の森リン大賞 |  2019年12月の森リン大賞 |  2019年11月の森リン大賞 |  2019年10月の森リン大賞 |  2019年09月の森リン大賞 | 
2019年08月の森リン大賞 |  2019年07月の森リン大賞 |  2019年06月の森リン大賞 |  2019年05月の森リン大賞 |  2019年04月の森リン大賞 | 
2019年03月の森リン大賞 |  2019年02月の森リン大賞 |  2019年01月の森リン大賞 |  2018年12月の森リン大賞 |  2018年11月の森リン大賞 | 
2018年10月の森リン大賞 |  2018年09月の森リン大賞 |  2018年08月の森リン大賞 |  2018年07月の森リン大賞 |  2018年06月の森リン大賞 | 
2018年05月の森リン大賞 |  2018年04月の森リン大賞 |  2018年03月の森リン大賞 |  2018年02月の森リン大賞 |  2018年01月の森リン大賞 | 
2017年12月の森リン大賞 |  2017年02月の森リン大賞 |  2017年01月の森リン大賞 |  2016年12月の森リン大賞 |  2016年11月の森リン大賞 | 
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2016年05月の森リン大賞 |  2016年04月の森リン大賞 |  2016年03月の森リン大賞 |  2016年02月の森リン大賞 |  2016年01月の森リン大賞 | 
2015年12月の森リン大賞 |  2015年11月の森リン大賞 |  2015年10月の森リン大賞 |  2015年09月の森リン大賞 |  2015年08月の森リン大賞 | 
2015年07月の森リン大賞 |  2015年06月の森リン大賞 |  2015年05月の森リン大賞 |  2015年04月の森リン大賞 |  2015年03月の森リン大賞 | 
2015年02月の森リン大賞 |  2015年01月の森リン大賞 |  2014年12月の森リン大賞 |  2014年11月の森リン大賞 |  2014年10月の森リン大賞 | 
2014年09月の森リン大賞 |  (2014年7~8月は未集計) |  2014年06月の森リン大賞 |  2014年05月の森リン大賞 |  2014年04月の森リン大賞
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2006年9月~2009年8月までの森リン大賞


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