森リンの丘 森リン大賞の記録
森リンの丘
7月の森リン大賞と上位入賞者(小1の部53人中)
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7月の森リン大賞と上位入賞者(小2の部114人中)
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7月の森リン大賞と上位入賞者(小3の部114人中)
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●三回目の歌ぶきかんしょう |
なりこ |
73 |
566 | 39 | 65 | 78 | 86 |
2位 |
●レッスンの日 |
ましろ |
72 |
603 | 44 | 58 | 72 | 87 |
3位 |
●ギリギリセーフだったこと |
ルビー |
72 |
612 | 47 | 60 | 66 | 84 |
4位 |
●ミラクルおふろ |
プリン |
71 |
680 | 47 | 53 | 68 | 81 |
5位 |
●すごいしゅう中力 |
イナズマ円どう |
71 |
770 | 43 | 53 | 66 | 90 |
6位 |
●心がいつでも温かいロベルト一家 |
まいちゃん |
70 |
736 | 43 | 45 | 75 | 96 |
7位 |
●楽しい遊び |
ゆぬこ |
70 |
684 | 44 | 48 | 62 | 86 |
8位 |
●体育の時間 |
ゆみゆみ |
70 |
992 | 39 | 50 | 61 | 93 |
9位 |
●一番すきなあそび |
アロティラ |
70 |
650 | 43 | 55 | 61 | 87 |
10位 |
●おふろにんじゃ |
りりい |
69 |
613 | 44 | 44 | 70 | 86 |
7月の森リン大賞と上位入賞者(小4の部128人中)
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●目が見えないのに強い木村敬一選手 |
とらたいがくん |
80 |
848 | 51 | 79 | 82 | 93 |
2位 |
●戦いのような遊び |
なるふ |
78 |
839 | 44 | 71 | 78 | 86 |
3位 |
●新たな出会いが待っている! |
みんみ |
77 |
902 | 52 | 57 | 71 | 86 |
4位 |
●jジェンガがくずれる |
くあゆ |
76 |
819 | 44 | 56 | 80 | 90 |
5位 |
●おもしろさを求めて |
なむな |
76 |
944 | 53 | 47 | 76 | 87 |
6位 |
●お風呂大好き |
くかれ |
76 |
974 | 53 | 52 | 70 | 90 |
7位 |
●わたしの小さなお人形 |
こゆり |
76 |
837 | 49 | 57 | 68 | 87 |
8位 |
●チーターのように。 |
ゆこぷん |
76 |
904 | 56 | 49 | 65 | 93 |
9位 |
●ガーン鉄ぼうが |
みりまりん |
75 |
766 | 47 | 56 | 75 | 92 |
10位 |
●ドロケイ! 大好き |
れみ |
75 |
743 | 48 | 64 | 73 | 87 |
7月の森リン大賞と上位入賞者(小5の部155人中)
そこをなんとか
さまあ
「そこをなんとか」という言い方はきわめてあいまいである。おそらく、このまま外国語翻訳したら、全く意をなさないだろう。じっさい、「そこをなんとか」という表現の中には、日本人のものの考え方がじつによくあらわれている。
わたしがこの話を読んで、一番不思議だなぁと思ったのは、日本の絵画の特質に「余白」の美というものがあるのに対して、イスラムの芸術はびっしりと空間をうめつくしていることだ。
実際、家にもかざられている日本画家のいわさきちひろの絵には、中央に少女の絵が描かれていて、周りにはたくさんの「余白」がある。描かないことによって、わたしは、この少女が野原で遊んでいるのだろうかとか、緑の葉に囲まれて、お母さんの帰りを待っているのだろうかと、想像することが出来る。描かないことによって、その部分を鑑賞者に預けるのだろう。それに対して、ルノワールの草花の束を持つ少女の絵には、草花をイメージした緑で空間をうめつくしている。それによって、草花に取り囲まれていると確信する。相方は鑑賞者である私の想像の仕方が異なる。
他にも、外国人と日本人とでは頼みを断る場合もちがう。外国人はもうそれ以上いくらたのんでも要求に応じてくれる余地がないほど確固たる立場を表明する。しかし、日本人は拒絶の理由があろうと、それをむげに断るのは、何か気がひけるように思ってしまう。
先日私もそのような立場を経験した。わたしのバレエの発表会があり、友人にチケットをいるかどうか聞いたところ、その中の数人が、
「都合がついたられんらくします。」
とか、
「また検討しておきます」
と返事があった。それなのに、返事がないままだった人がいたので、発表会へ来るのが、来ないのかわたしは、悩んでしまった。他にも、バレエの発表会にいけない場合でも、
「わたしは、バレエに興味がないから行きません。」
と断った人は一人もおらず、
「バドミントンの試合があるので、残念だけど行きません。せっかく誘ってくれたのに、ごめんなさい。」
と、むげに断ることはせず、理由と謝りを入れて、まさに、「義理と人情」を大切にしていた。わたしは、その対応にみんなからのやさしさを感じたが、はっきりしないことにより、相手がどう考えているかわからず、期待してしまった所もある。きっと、外国人だったら、
「バドミントンの試合が日曜日にあるから、無理。」
としか言わず、日本人のように、あやまりもしないだろうと、わたしは想像する。
わたしは、この話を読んで、日本人は、人との対応の仕方や絵の余白まではっきりせず、双方想像のせめぎあいにかかっていりうということがわかった。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●そこをなんとか |
さまあ |
82 |
1100 | 51 | 70 | 74 | 83 |
2位 |
●運動会の思い出 |
まろす |
80 |
818 | 43 | 82 | 94 | 80 |
3位 |
●お母さんの子供のころ |
きろせ |
80 |
1045 | 48 | 77 | 87 | 84 |
4位 |
●日本人はいつでも |
なみま |
80 |
914 | 57 | 63 | 70 | 90 |
5位 |
●はらぺこは元気のしるし |
ちやく |
79 |
903 | 42 | 64 | 88 | 89 |
6位 |
●一げきのノックダウン |
スマッシュ |
79 |
1061 | 39 | 57 | 84 | 90 |
7位 |
●うまくできている自然 |
ゆちは |
79 |
965 | 41 | 73 | 82 | 87 |
8位 |
●ペットを飼う |
よあけ |
79 |
1250 | 46 | 60 | 80 | 84 |
9位 |
●生き物の変化 |
彌織 |
79 |
1479 | 46 | 60 | 76 | 90 |
10位 |
●父と母の子供の頃 |
ゆふめ |
79 |
879 | 51 | 69 | 70 | 89 |
7月の森リン大賞と上位入賞者(小6の部97人中)
米とは何か
シャンデラ?7
「きょうのごはんは、十穀入りのごはんなんだ。へぇ?。」
と、言って、ごはんをよそっているのだ。
ところで、みんなは、炊飯器でホットケーキやアイスを作ったことはないはずだ。ぼくは、十穀を入れているけれど、原材料名は発芽玄米やもち玄米などが入っている。主にごはんだ。そして、ぼくは、去年ある旅行に行った。
それは山形に行く旅行だった。その、旅行でカントリーエレベーターに行くイベントだった。カントリーエレベーターとは、簡単に言うと穀物の乾燥・選別・貯蔵などを行う農業施設のことだ。ぼくは、高所恐怖症のためにエレベーターがあるといいなと願っていた。しかし、予想がはずれて、階段だったために足をふるわせながら、上がっていった。そして、ふるわせながら、やっとのことで頂上につけた。やったと思って、下を見下ろしたら、すごい全景だった。そうしたら、頭部がなくなったものを見つけて、しまった。そして、ぼくは、
「うそだ。なんの頭部がなくなったものだ。」
と、思い、ここの職員に聞いてみると、
「ああ・・・。これはねずみだよ。たぶんわしとかがここでねずみを食べたんじゃない。」
と、教えてくれたがあきらかに怖かった。そのあとは、玄米を試食した。とてもかりかりしていておいしかった。そのために何個か食べた。おなかをこわしたりしたと思ったけれども、なぜかぼくはお米が好きなためにか、おなかをこわさなかった。そのあと、最後にお米がもらえたためにびっくりしてしまいました。そして、ぼくは、カントリーエレベーターなどに学べてとてもよかったが、すこし、怖かった面もあった。
ぼくがごはんに一番あう食材はからあげごはんだと思う。なぜかというと、つぎのようなことがあったからである。二年生のときのことであった。たまたま女の子が二人きていて、男の子が一人きていた。そのとき、男の子が遊んでいたときに、だんだんこうふんしたせいか、顔が赤くなっていた。そのとき、ついに新しい言葉が出てしまった。そう、それは、からあげまんだ。なぜそんなことが思いついたかというと、赤い=からあげだけではだめなので、<まん>をつけて、からあげまんと名付けたのだ。どうやら、友達はからあげまんは、どうやらいやがっていたために、もう今はそう呼んでいない。一方、ぼくは、おいしいごはんという今の中一の男子になぜかそう言われていた。そして、その二人の名前を合わせて、からあげごはんが好きなのだ。まるで合体したみたいだ。
日本人にとって、お米とは、古くから日本人の命をつないでくれた、大切な食材であり、切っても切れない深いえんで結ばれているのだ。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●米とは何か |
シャンデラ?7 |
81 |
1093 | 51 | 79 | 86 | 86 |
2位 |
●9月8日は、ラッキー |
まあやん |
81 |
1101 | 48 | 75 | 82 | 87 |
3位 |
●日本人にとってのお米 |
くるる |
80 |
925 | 49 | 63 | 82 | 90 |
4位 |
●プレゼントのパワー |
はーちゃん |
79 |
1675 | 44 | 61 | 97 | 89 |
5位 |
●私の相棒は、自転車 |
どろっぷ |
79 |
1201 | 46 | 90 | 94 | 87 |
6位 |
●心のこもったプレゼント |
プーニャ |
79 |
978 | 42 | 80 | 91 | 87 |
7位 |
●ずっと使えるパスポート |
サイ |
79 |
983 | 48 | 74 | 89 | 92 |
8位 |
●祖父がくれたプレゼント |
やまり |
79 |
893 | 43 | 78 | 85 | 81 |
9位 |
●日本人にとってのお米 |
やまえ |
79 |
904 | 51 | 75 | 83 | 83 |
10位 |
●私の机、上半分と下半分 |
ゆのか |
79 |
969 | 44 | 74 | 82 | 89 |
7月の森リン大賞と上位入賞者(中1の部86人中)
テストはなぜあるかと考えるとことが・・・
がいあ
「え~これが定期テストの範囲のプリントである」
と担任の先生から全九教科の範囲がビッシリと書かれている、プリントが配られた。まるで悪夢を見ているようだった。そして悪夢を見ていて半ば放心状態になっていた時クラス中からブーイングの嵐がおきた。まあいつもどおりと言えばそうなのだが。その日は特にすごかった。
「マジかよ~はい0点だ~オレ無理」
などのヤジが飛ぶ。先生が大声をはり上げてそれを収めた後、念を押した。
「いいかオマエら。この一週間遊ぶために部活が休みになるんじゃないぞ!!しっかり勉強しろよ!!」
テストはいやな物と思われがちだ。僕もテストと聞くと良い気分にはなれないが僕はやはりテストはいい物だと思う。
その理由の一つ目はテストは自分の実力を試すチャンスだからだ。だが実力を試すということの条件としてまず日々しっかりと勉強している事が前提である。だが学校のテストは大半が強制なのでテストはうけなければならない。そうすると実力をためすことはおろか自分がどれほどバカなのか、数字というもっともはっきり表してしまう物で示す事になってしまう。答案用紙が返却された時、自分の目にどう映るかは、大きく分けて二パターンある。それは金銀つまった宝箱と映るか、呪いの札が入った宝箱と映るかだ。金銀つまった宝箱と見るには日々の勉強がとても重要だ。テストは自分がどれぐらい分っているか、どこが苦手なのか、というのが、まるで手に取るように分る物だ。もしテストがなかったら自分の苦手にきづかず勉強ばかり進んでしまう。そうならないようにテストは必要なのだ。
二つ目の理由はテストがあるといやでも勉強せざるおえないからだ。テストがなかったら勉強しなくても、テストがあると、
「勉強しなきゃな~」
と前々から勉強できるからだ。テストはおそらく学生たちの大半のもちろん僕もふくめて勉強する理由になっているにちがいない。そう考えるとテストは人間といういやな事からにげる生き物の勉強する理由となっているとても優秀な道具なのだろう。
確かにテストがあるとテストの点さえ良ければいいやと考えていい加減な勉強をする人もいる。でもそれはテストが悪いのではない。そう考える人が悪いのだ。それにこの世のにパーフェクトという文字にふさわしい物など存在しない。どんな生物にも機械にもそれぞれ欠点がある。テストだって例外ではない。たしかにがんばってきた努力が紙きれ一枚で評価されるのはよくないことではある。テストの結果が悪かった時こそ自分で分析して良い結果は次残すようにすればいいのだ。つまりテストをうまく活用できるかどうかは自分しだいなのだ。
「悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪い事がおこるのである。」
という名言があるようにテストが悪いのではない。だからテストをうまく活用することが大事なのだ。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●テストはなぜあるかと考えるとことが・・・ |
がいあ |
89 |
1188 | 67 | 65 | 82 | 96 |
2位 |
●難しい事への挑戦 |
トレジャーハンター |
88 |
1191 | 63 | 73 | 80 | 86 |
3位 |
●親は親、子は子 |
ききほ |
87 |
1318 | 61 | 70 | 78 | 86 |
4位 |
●テストの長所と短所について |
ゆねり |
84 |
1311 | 57 | 98 | 91 | 89 |
5位 |
●昨日より今日 |
いなりずし |
84 |
1034 | 54 | 71 | 76 | 87 |
6位 |
●テストはイベント |
Qちゃん |
84 |
1110 | 61 | 68 | 73 | 81 |
7位 |
●「伝統」とは |
やあや |
84 |
1094 | 59 | 68 | 72 | 87 |
8位 |
●時代発展には |
みっくまっく |
83 |
969 | 53 | 80 | 76 | 83 |
9位 |
●自分なりに受け入れて |
ぴょんぴょん |
83 |
987 | 56 | 67 | 75 | 92 |
10位 |
●工夫をするということ |
りょうたろう |
82 |
1136 | 49 | 75 | 78 | 90 |
7月の森リン大賞と上位入賞者(中2の部77人中)
障害者と健常者は対等
はるりん
アメリカにある町ユージーンは、健常者と障害者が自然に触れ合うことのできる町だ。つまり、障害者も健常者と同じように扱われている、ということである。障害者は、何でもかんでも手伝ってもらうよりは、自分でやりたいと思っていることが多い。そこで失敗しても傷つくことを望んでいるのだ。道に迷ったり、人通りの少ない暗いバス停で、一人寂しくバスを待つことも、障害者は望んでいる。障害者と健常者を分けて考えてしまうと、障害者は自分は周りの人達とは違う、という孤独感を抱いてしまう。
私は、障害者に手を貸すことはとても良いことだと思う。日本人は、困っている人がいたら、すぐに助けることができると思う。私の通う学校の最寄り駅には、とても大きな交差点がある。とても大きく長いため、障害者や足の悪い人はわたり終わるまでに時間がかかる。信号が点滅し始めても、まだ渡り終わっていない人がいると、朝の忙しい時でもサラリーマンが、渡れていない人の手助けをしてあげている。日本人は、どんな時でも手助けをする事ができる人種なのだと思う。すぐに電車でも席を譲ることができるし、荷物を持ってあげることも日常茶飯事である。困っている人というのは、自分が思っているよりもたくさんいる。その人たちを助けることは、とても良いことなのだ。
しかし、障害者の自分で行いたいという意思を尊重し、あまり手を貸さないようにすることも大切だと思う。障害者は、自分だけ特別扱いされるよりは、健常者と対等に扱われる方を望んでいることが多い。パラリンピックは、障害者だけのオリンピックだが、この大会に出場している人達は、健常者と同じようにスポーツがしたいと思っている人達なのだ。障害者だからといって、同情されたり、特別扱いを受けるのは、健常者から見れば親切だが、障害者にとっては、迷惑なこともある。健常者と対等な立場にいると思われたいのに、特別視されるのは嫌な気分になると思う。「青い天使」という本があるのだが、その本の最終巻で、主人公は腰に大怪我を負ってしまい二度と歩けない体になってしまう。初めのうちは車椅子に慣れなくて、学校や街の中で色々な人の助けを借りてばかりだった。主人公は、そのことに対してとても嫌な気分になる。自分はただ歩けなくて車椅子を使っているだけなのに、なんでこんなにも人に助けられてしまうのだろうか、と思うのだ。この主人公のように手助けを有難迷惑と思ってしまう人も実はたくさんいるのかもしれない。でも、手助けをしてくれている人は親切で行ってくれていることだから、迷惑だと言えないのかもしれない。
手助けをする事も、手助けをされる側の気持ちを尊重して手助けを控えることも、どちらも大切なことである。しかし、「私たちの人生は、私たちが費やしただけの価値がある」という名言もあるように、一番大切なことは、障害者と健常者が対等の立場に立って、助け合いながら同じ道を歩んで行くことだと思う。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●障害者と健常者は対等 |
はるりん |
86 |
1221 | 56 | 70 | 73 | 92 |
2位 |
●障害者に対して。 |
ふっくー |
84 |
1095 | 53 | 79 | 80 | 92 |
3位 |
●将来の君へ |
ゆきんこ |
82 |
940 | 62 | 71 | 73 | 84 |
4位 |
●タイムトラベル・チルドレン |
にゃぱ |
80 |
995 | 47 | 72 | 75 | 87 |
5位 |
●重要な母親語 |
ゆけお |
79 |
876 | 48 | 62 | 73 | 99 |
6位 |
●手助け |
くまのプーさん |
79 |
1033 | 51 | 49 | 66 | 87 |
7位 |
●助ける、助けられる、やる、やらせる |
かふた |
78 |
913 | 51 | 60 | 69 | 86 |
8位 |
●対等ということ |
そうき |
78 |
869 | 51 | 67 | 64 | 90 |
9位 |
●ガンバレ日本 |
コレルリ |
77 |
1556 | 52 | 130 | 129 | 87 |
10位 |
●障害者 |
かねめ |
77 |
820 | 44 | 79 | 74 | 83 |
7月の森リン大賞と上位入賞者(中3の部43人中)
借り物生活
ことのは
私は、物を所有するということにとらわれることなく、レンタルを利用する生き方をしたい。
そのための第一の方法は、借りることのできるものはなるべく借り、無駄な物の所有をなくすことである。私は携帯音楽プレーヤーを持っている。このプレーヤー本体に音楽を入れるには音源が必要である。手軽な音源で、かつ違法とならないものはCDだろう。動画サイトなどから音源を入手することもできなくはないが、違法ダウンロードとなる危険性は高い。だが私は一枚もCDを持っていない。また、自ら買ったこともないのだ。プレーヤーに曲を入れる時に使用するCDは、友人から借りるか、図書館で予約して借りるかして調達している。このようなレンタルの方が、無駄にCDを買わずに済む。好きだけれどCDを買うほどでもないというようなアーティストの曲を入れたいときは、その歌手のファンでCDは欠かさず買っているというような人から借りればよい。CDもそのアーティストを愛する人に買ってもらったほうが幸せだろう。レンタルの方法を取ることで、一枚のCDで大勢の人が楽しめるし、それぞれ個人でCDを購入し、後にそれらが不要物になってしまうことも防ぐことができる。一石二鳥である。しかもこの方法でCDを手に入れれば無料である。一方で、この方法では自分が欲しい新曲を手に入れるのが困難であると言う問題はある。それでも私は構わない。旬を過ぎたとしても、好きな曲を入れることができれば満足なのである。そんな私は、もはや新曲ではない、少し前に流行した曲を今聴いて楽しんでいる。
また第二の方法としては、レンタルのシステムを社会全体に取り入れ、積極的に活用していくことである。私たちの日常生活で、ごく自然に利用されているレンタルのシステムと言えば、一番に図書館が思い浮かぶ。文庫本、単行本、雑誌、マンガなど幅広い分野の本だけではなく、CDやDVDもレンタル可能だ。しかも最近は新しいCDが発売されてからしばらく待てば、人気アーティストの新曲も図書館で手に入れられるのだ。もちろん料金はかからない。どれだけ借りても無料というのが嬉しい。私は読みたい本を見つけたらまず図書館で借り、何度でも読み直したくなる本だけを購入することにしている。だから私の持っている本は、何度読んでも飽きることのないお気に入りだけなのである。お気に入りとそうでない物の選別に、私は図書館を最大限に利用している。カーネギーは自ら稼いだお金で、アメリカだけでも二千五百九の図書館を寄付したという。カーネギーは図書館というレンタルのシステムを広げていった人と言える。このような図書館だけにとどまらず、様々な製品をレンタルできる社会の仕組みを作れば、物の無駄を省けるだろう。例えばカーシェアリングという、車をレンタルするシステムがあるが、それほど普及していないように思える。一台の車を数人で共有すれば、そんなに使わない車をずっと置いておくこともない。車を頻繁には利用しないがたまに必要という人こそ積極的に利用していくべきだ。このカーシェアリングはもっと世の中に広めなければならないシステムだと思う。確かに、人との関係や信頼は自分の力で一から築くものであり、レンタルは不可能である。だが「限られた人生で、大事なことは、何をするかではなく何をしないかである。」という名言があるように、私は物を大量に所有するのではなく、本当に必要な少数の物以外はレンタルして生きていきたい。そのためにも、今後も図書館をはじめとする様々なレンタルのシステムを最大限に活用していこうと思う。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●借り物生活 |
ことのは |
88 |
1480 | 61 | 78 | 78 | 84 |
2位 |
●こつこつと |
なるか |
87 |
1148 | 57 | 64 | 81 | 95 |
3位 |
●逆境とは |
ききか |
85 |
1190 | 58 | 70 | 75 | 84 |
4位 |
●暖かくても冷たくても |
ゆたや |
85 |
1443 | 59 | 69 | 72 | 87 |
5位 |
●障害を持つ人との向き合い方 |
のすけ |
83 |
1254 | 49 | 69 | 74 | 81 |
6位 |
●テストの役割 |
ゆまり |
83 |
1102 | 56 | 61 | 69 | 87 |
7位 |
●レンタルの考え方 |
BOY |
82 |
1123 | 54 | 67 | 68 | 84 |
8位 |
●逆境と成長 |
ピクシー |
82 |
1106 | 52 | 65 | 66 | 89 |
9位 |
●ウサギとカメ」 |
はわえ |
81 |
1108 | 53 | 66 | 70 | 87 |
10位 |
●さまざまな生き方 |
きよほ |
81 |
1123 | 61 | 63 | 60 | 86 |
書き出しが1マス空いていない作品は、言葉の森で直しておきました。ワードなどで書いたものは、いったんメモ帳などに貼りつけ、書き出しの1マスを空欄にしてから「作文の丘」で投稿しておいてください。
7月の森リン大賞と上位入賞者(高1高2高3社の部139人中)
アニメの世界
くまもんっ☆
のび太は、「いじめ」に、いつも、ドラえもんの「道具」をかりて抵抗している。ところが、立場が変わると、今度はいじめる側にまわろうとする。結局、調子に乗りすぎて、もとの木阿弥になるというパターンが、放映開始からずっとつづいている。年に一回、春休みに上映される映画の「ドラえもん」では、のび太も少しは根性があり、ジャイアンやすね夫も一方的ないじめっ子でないことが多い。主人公たちがいっしょに困難にぶつかりながら助けあう場面もえがかれている。ところが、テレビアニメののび太は、一九七九年に放映がはじまってから二十年ちかく、ドラえもんの道具がなければなにもできない、無気力な「劣等生」のままで、まったく成長していない。アンパンマンも同等であるが、このような、昔から続く子供向けアニメは、ワンパターンな結末を示すものが多い。テレビアニメでなくても、水戸黄門も毎回、同じ内容で締めくくられている。私たちは、問題に対して、単純な考えで解決しようとするのではなく、問題の複雑さを実感するような体験をするべきであると思う。そのために考えられる方法は二つある。
第一に、マニュアルに従い過ぎないことである。勿論、マニュアルを完全に無視するのではないが、単純にマニュアルに従っているだけではいけない。食品会社の窓口や、消費者センターには、トラブルや、クレームを対処するマニュアルが存在する。しかし、同じようなトラブルでも、全く同じではない。状況が少しずつ違ってくるのは、当然の事ではないだろうか。喧嘩でも同じである。「先に手を出した方が悪い。先に謝るべき」というマニュアルがあるとすれば、必ず、そのマニュアル通りでは、上手く解決出来ない「例外」が出てくるのである。そんな時に、教科書のようなものに頼るのは、妥当なやり方ではない。自分で考えて、マニュアルを応用させながら対処していくべきである。
第二の方法として、さまざまな世代が関わりあえ、その中で生き方の知恵を学べるような環境を作ることである。最近の子供達は、年配の方々と、年配の方々は子供たちとそれぞれ、関わる機会が減ってきている。指導する、される立場である機会が減ってきているから、具体的な決まった行動が不足し、いじめる人と、いじめられる人とが役割を作り出している。様々な人間関係から、現実の複雑な世界を見通して行かなければならない。幼稚園や小学校で、経験が豊富な年配の方とのふれあいを増やすべきである。私たちの小学校では、「ゲートボールクラブ」というのがあり、週に一回、地域の方々とゲートボールをしながら会話を楽しむというクラブ活動があった。このような、世代を超えたつながりというものは、どこかで必ず役に立つと思う。
確かに、手本やマニュアル、ドラえもんのような決まりきったワンパターンな結末などは大きく道を外れることは無いし、最も、安全で、無難な選択肢かもしれない。アニメ影響で、現実の世界でも、どうにかなる、正義の味方が付いていると思い込む人が増えてきていると聞く。私たちは、さまざまな問題の持つ複雑な側面を見つめて、自ら、じっくりと考える体制を整えていくべきであると思う。「アニメで見られる世界は、現実でも見られるとは限らない。」アニメのような単純な世界ではなく、複雑な世の中に存在する私たちは、人間らしく、自分の考えにそって行動していくべきであると思う。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●アニメの世界 |
くまもんっ☆ |
91 |
1402 | 73 | 96 | 88 | 93 |
2位 |
●流行と古典 |
のんちゃん |
88 |
2026 | 63 | 106 | 104 | 89 |
3位 |
●真の人間関係とは |
とりの羽 |
87 |
1206 | 63 | 106 | 104 | 90 |
4位 |
●時代の流れをつかめ!そこの君!! |
よよよ |
86 |
1575 | 56 | 78 | 84 | 89 |
5位 |
●日本の西洋化 |
慎太郎 |
86 |
1468 | 62 | 64 | 75 | 92 |
6位 |
●子供中心の日本社会 |
なすび |
83 |
1155 | 51 | 76 | 84 | 95 |
7位 |
●解決とは |
まりい |
83 |
895 | 61 | 82 | 77 | 95 |
8位 |
●得手に帆を揚げる |
ななみ |
83 |
976 | 61 | 73 | 74 | 87 |
9位 |
●ゼネラリスト求む |
さえピ |
82 |
1398 | 49 | 95 | 96 | 92 |
10位 |
●本当に大切なもの |
くらさく |
82 |
1495 | 47 | 60 | 77 | 93 |
2024年02月の森リン大賞 |
2024年01月の森リン大賞 |
2023年12月の森リン大賞 |
(23年8月~23年11月未集計) |
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2023年03月の森リン大賞 |
(20年10月~23年2月未集計) |
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2009年09月の森リン大賞
2006年9月~2009年8月までの森リン大賞
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