森リンの丘 森リン大賞の記録


森リンの丘


 

5月の森リン大賞と上位入賞者(小1の部49人中)

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5月の森リン大賞と上位入賞者(小2の部97人中)

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5月の森リン大賞と上位入賞者(小3の部104人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 楽しかったズーラシア きにみ 74 59947628983
2 インドの出来事 ジョン・シルバー 72 65857506681
3 富士サファリパークへ行ったこと はろく 71 140542607577
4 浅草の仲見世 にえけ 71 57937617586
5 星のふ思ぎ なりこ 71 87042576386
6 にわのえだ切り ゆかき 70 81539467487
7 ゴールデンウィーク アロティラ 70 67443516987
8 星とわたし プリン 70 60739566883
9 パン作りのお手伝い なもい 70 72641586286
10 お母さんのたん生日プレゼント まいち 69 55239527079

 

5月の森リン大賞と上位入賞者(小4の部120人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 おいしい宿題 アリス 79 100447718387
2 おふろそうじ なるふ 78 81148678795
3 これでキミも妖怪博士! みんみ 78 103441708286
4 スキーと空手 れいく 77 75951648489
5 急いでいるときこそ なむな 75 80546698076
6 急に決まったおおそうじ におは 75 116543567486
7 ぼくとかなへび ポッキー 75 100047536983
8 ふぅつかれた ゆこぷん 75 91354546683
9 急ぐよりもゆっくりと くかれ 74 90247527483
10 なつかしのカメ たすく 74 161043536586


5月の森リン大賞と上位入賞者(小5の部155人中)


もはや手がなければ生き抜く事はできない。
なみま
 私は今、空を眺めている。私もあの青い鳥のように空を飛びたいなぁ・・・・・・と。あんなに美しく高い空の上で自由に飛べたら、どんなに気持ち良く、言葉では表せないほどに優雅なことであるだろう。私はいつも空をながめると、鳥になりたいなぁと思ってしまうほど、「空を飛ぶ」ということに魅力を感じてしまう。他の人間もきっとそう思っているだろう。でも、基本的に、人間が鳥になるということは、不可能だ。だから、だからこそ飛行機を作ったのであろう。そして鳥と同じ、とまでは無理だが、とりあえず空を飛べるようになった。
 私は鳥に対して少し悪いイメージがあった。例えばハトやカラスなどを見ただけで不快になったし、最初からあまり好きではなかった。なぜならば、突然フンを落とす。それに、鳥のおしっこらしきものが少し手にあたり、いやな思いを一度したことがあるからだ。しかし、ここまでひどいことを思わなくても・・・・・・、とも思ったりするが。でも私は飛べる事が、人間としてうらやましい。まるで鳥が自由に空を飛び回る天使のように見える。
 猫は、のんびりいつもごろごろ寝ている事がきっと、特徴的であろう。しかし私が目を付けたのは、あのように楽々と家の屋根やへいを降りたり登ったりしていることだ。確かに考えてみれば、あたり前のような事に思えるかもしれない。でもよく考えてみれば人間にはできない事だ。しかしこれが出来れば、高い所にも楽々と登れる。私はゴールデンウイークに山梨までさくらんぼ狩りに行った。ガイドさんは「上の方には太陽に日に当たった、赤くてつやつやしたおいしい実がなっているよ。」と簡単に説明した。しかし私は木に登れなく、結局下の方の実を取ることしか出来なかった。もし猫であれば、楽々とてっぺんの頂上まで登る事が出来るだろう。私にはただ木に楽々登れる猫を思い、うらやましい気持ちしか抱かなかった。だからこそ人間は、はしごを作ったのであろう。 
 私たち人間はきっと、いろいろな才能を持った動物を尊敬するが、動物にはない人間の特徴がある。それは手だ。手で物を自由自在に作り出す事が出来る。これだけはどうしても、何があっても、人間にしか出来ない事だと思う。やはり、私にとって、いや人間にとって、人間という動物が一番いいと思う。人間は他と違う特殊な動物だ。人間は一つの手によって何でも意図的に、人間の意志によって作り変えることができるという・・・・・・。本当に何でも、たとえそれが、胸をしめつけられるようなことでも平気に。
 私は晴れ渡った空に照りつける太陽を見ながら大きく深呼吸をした。そして少しなぜだかわからないが寂しい思いになった。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 モグラと人の違い ひあう 81 114351627384
2 もはや手がなければ生き抜く事はできない。 なみま 81 110563576989
3 人間と動物 きろせ 80 1118521069284
4 機械と人間を比べてみると… みおコロネ 80 98744747587
5 まじめにやったつもりが大爆笑 ドラえもん 79 129842708590
6 重ね重ねがおいしい みはあ 79 123442708490
7 笑いが絶えない休み時間 はーちゃん 79 99841597589
8 楽しいスキー 彌織 78 107944709581
9 幽霊たん生のひみつ まろす 78 90943558784
10 どれだけ人間と機械がちがうか きゅうちゃん 78 107951738184


5月の森リン大賞と上位入賞者(小6の部87人中)


外来語と英語
聖母マリア
「何がおかしいのよ。」
私は友達に食ってかかった。私が十歳の時に、英語の習い事で友達とふざけ半分にもめたときだ。
 例えば、私の習っている英語と、外国から渡ってきた外来語は、びみょうにちがう言葉だと、私は感じる。カメラなどは外来語で、cameraと英語で書くらしい。発音は、というと・・・、日本では、外来語として、「カメラ」、外国では英語として、「キャメラ」と発音している。まるでキャラメルのようだ。私は、初めて外国での発音を知ったとき、びっくりした。なぜならそれまで私は、習い事の英語で、「カメラ」と発音していたからだ。その日も私は、こう発音した。先生が、
「これは何と呼びますか。」
とカメラを指して聞いた。私は、
「カメラ」
となるべく英語っぽく答えた。すると友達が笑う。私が、
「何がおかしいのよ。」
と食ってかかると、友達が、正しい発音をした。本当は「キャメラ」だと。
私は恥ずかしかったが、たぶん一つの知識として、頭に入っただろう。カメラとキャメラ、のちがい。これも外国から入ってきたキャメラを細工してカメラにしたのだろう。このように、日本もだんだん外来語が多くなってきている。
 以前は、辞典と言うと、ひらがなと漢字のつまらないものだった。しかし最近は、カタカナが増えて、勉強が楽しくなるような辞典が増えている。カタカナが増えている、というのは、外来語が増えている、ということだ。確かに、最近日本語が減って、外来語が増えている。でも、本当に良いのだろうか。外国と交流を深め、親しくなるのは良いことだが、言語まで変えてしまうのはどうだろうか。私は、反対だ。言葉も変えて、細工すべき、と考えている人もいると思う。しかし、私はそうは思わない。言語というのはその国の限定の言葉だ、と私は言いたい。言語までごちゃまぜでいいのか、ということだ。まるでスプーンでヨーグルトとジャムを混ぜるように(笑)。なぜそう思うのか、というと、その国の言語は、昔のご先祖様の時代から使ってきた言語で、もうその国にしみついていると思うからだ。だから私は、その国の象ちょうの一つとして、言語はごちゃまぜにしない方が良いと思う。
 このように、だんだん日本は、外来語を入れて、言葉を細工していっているが、私は、言語はその国の象ちょう、とも言えるから、言語を細工するのは反対だ。言葉とは、人間や国にとって、使っている人や国の人がら、性格、国の様子を表し、象ちょうになる、なくてはならないもの、しかも他の国の言語とごちゃまぜにしてはならないものだ。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざがあるように、言語は一つに限るのだ。これから私は、日本語を沢山使い、どんどん細工されないように保てるはん囲で保っていきたい。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 外来語と英語 聖母マリア 84 114754617292
2 それぞれの集めている物 ゆえに 82 140551718783
3 趣味というのは 極楽だ エクスカリバー 80 90644788887
4 どう使う、日本語 メゾピアノ 79 125746819584
5 ビューティフルなもの はーちゃん 79 164649719284
6 たで食う虫も好きずき レシラム 79 100749888887
7 「ニホンゴ」ってオモロイな! ショコラ 79 111344698083
8 日本語っておもしろい サイ 79 83651707987
9 敬語 やまえ 79 90557687579
10 日本語が持つものって??? スヌーピー 78 123548679084

 

5月の森リン大賞と上位入賞者(中1の部87人中)


「便利」の代償
カラフル・ハワイ
 山があれば切通しやトンネルで、谷があれば土手や橋を造ってごりおしに突進するのが技術の進歩、人知の自然に対する勝利と見なされる。しかし、その勝利の影でどれほどの自然が、生きものが犠牲になってきたことか。むだな金や力を使って自然とうまく折り合いを付け、だましだまし共存しようという姿勢である。
 「へぇ、そうなんだ。」
私は友達のお父さんの話を聞き、思わず驚嘆してしまった。友達のお父さんは、中国に出張した時の話をしてくれた。まず、中国では、大気汚染がすごいらしい。マスクをしていないと、喉がイガイガして、とても痛くなるという。しかもマスクをはずすと表面が真っ黒になっているらしい。私はそれまで、「東京は大気汚染がすごい」と思っていたのだが、その考えはこの話を聞いたことにより、「中国は大気汚染がすごい。」に征服されてしまった。(笑)後でその事について調べてみると、その大気汚染とは、光化学スモッグによるものであった。スモッグとは、工場や暖房などの煙や車の排気ガスが空にたちこめる霧のようになったものである。つまり、自分達の作ったものを使い、自分を害しているのである。
 ある晴れた日。私と私のクラスメートは、外で体育祭のダンスの練習を外で行なっていた。しかも半袖で。ダンスの練習は楽しかったのだが、家に帰ると、急に肌がヒリヒリと痛くなってきた。そう。日焼けしてしまったのだ。両親の前で「痛い、痛い」と喚いていると、父がこう言った。
 「お前は皮膚が弱いなぁ」
私はムスっとし、父から目を背けた。その後私は何故肌がすぐに焼けてしまうのかを調べた。すると、パソコンの画面にこう書かれていた。「最近、オゾン層の破壊によって、皮膚ガン患者が増えている。それは紫外線によるものである。」と。父が小さい頃は多少日焼けしても大丈夫だった。しかし今では、少しでも日焼けしないようにしなければならないのだ。しかしそれもこれも全て人間のせいだった。そもそもフロンガス等の物質がオゾン層を破壊している。オゾンが破壊されると有害な物質が太陽からくる。そしてフロンはエアコンなどの冷却装置から排出されるのだ。つまり、先の例と同じく、自らを人間は害しているということがわかったのである。
 人間にとって自然とは、生きるという過程で、なくてはならない存在である。しかし近年、その自然は人間の手によって害され、壊されてきた。便利を求め、追求するうちに、人間は入ってはならない領域に踏み込んでしまった。しかしそのことに気付かない愚かな人間はどんどん自然を壊していった。けれどその時代はもう去った。皆がそのことに気付き、便利の代償を払わなければならない。そして私たちにもできることはあるはずだ。一人一人が協力し、自然を徐々に取り戻さなければならない。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 「便利」の代償 カラフル・ハワイ 89 115764759083
2 生きるための知恵袋 アレックス 83 104359697487
3 「簡単」だけでは やあや 83 111266596886
4 話し方のスイッチteacher みっくまっく 81 97352828595
5 心の中の価値 りょうたろう 81 131557588490
6 言葉の刈り込み しいし 81 99549677295
7 余裕を与える れたす 81 136967606386
8 上達の鍵 きーたん 80 97248798590
9 間というものは大切なものである 有菜 80 118271566589
10 100%で続けることはできない がいあ 78 79953707980

 

5月の森リン大賞と上位入賞者(中2の部79人中)


無駄
コレルリ
               
            無駄
       
 人間は生きていく上でとてもわずかの物で足りる。それは日本文化の伝統の中でシンプルライフを実践した西行、良寛、等々から彼らの生とわが身の現在とを比較するとわかる。その彼らこそ、この国の文化を作りだした。 
 確かに、今の私たちの生活は物が有り余っている。三月十一日に起こった東日本大震災。その次の夏は電力不足が心配され、各地で節電が行われた。近所のファミリーマートなどのコンビニは看板の電気が全て消されている。駅では三個のうち一個の割合で電灯がついている。色んな店が節電のために臨時休業になっている。何となく暗そうに思えるが、暗いかも…ぐらいで生活に支障はない。クーラーや扇風機を使わなくても家中の窓を開けばばふんばふんに風が通る。本当はクーラーなどの機器もいらないんじゃないかと思うほど涼しい。また、昼間の電灯は全ていらなくなった。なくても死なない。そこが一番大切なことである。昼間、太陽の光のエネルギーが十分に有り余っているのに、わざわざ電気を使う必要なんてない。今まで使っていたことがアホらしく思える。でもそれは震災があって節電を強いられることになったからこそ感じられることである。震災がなかったとすれば以前のまま、口先だけで「節電、節電」と言って実行しないけれど満足! ということになる。震災の時に学んだこと、考えたことを今、活かすべきなのに活かせていないのが現状。物が有り余ってる今の状況を冷静に見直すべきである。
 しかし、無駄なものが時には支えになることもある。音楽というものは衣食住が全て足りている上で欲しくなる、いわば必要不可欠な物ではない。震災直後には食べ物、住まい、衣類を欲しがるのは当然だ。それが全て満ち足りた時に初めて音楽を欲しがる。食べ物よりも音楽という人は少ないだろう。私も音楽が好きだが食べ物が不足していたら、食べ物を選ぶと思う。だが、時には音楽は心の支えになる。嬉しい時、悲しい時、良し悪し関係なく自分の味方である。一緒に楽しみ、泣き、励ましてくれる。直後に必要でなくとも、いつかは必要とされる日が来る!と思う。実際に今回の震災では、被災者の方々を励ました。無駄なことでもいつかは無駄ではなくなるのである。
 確かに、心の支えは必要だし、無駄をなくすことも大事である。しかし一番大切なことは「私たちの人生は私たちが費やしただけの価値がある。」という名言もある。自分に合った物の使い方を考えるべきである。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 無駄 コレルリ 86 105759798089
2 自分に返ってくる言葉 ブレイド 81 93453647293
3 言語の違い ポケット 81 102962626692
4 話すが一番、島国だもの にゃぱ 80 83346758386
5 快適さと素朴さ くこあ 80 90548717089
6 便利を選ぶか素朴を選ぶか。 ふっくー 80 88363666596
7 シンプルライフ いちご 79 93051918889
8 便利とシンプル かえるのぴょん 79 103046728190
9 言語 小林少年 79 91657656589
10 間のとり方 ミス・バニー 79 101151546289

 

5月の森リン大賞と上位入賞者(中3の部53人中)


行動は積極的な動機から
ことのは
 私は、「必要だから」というような消極的な動機からではなく、積極的な動機から行動を起こすことができる人間になりたい。
 そのための方法としては第一に、やりたいことは積極的に自分から取り組むことである。私は今、学級委員を務めている。だが私がこの委員となった過程は少々複雑である。学級委員は、「内申が上がる」という噂から、成績目当てでなる人も多い。だから、今までのクラスではこのような理由で数人の女子が挙手し、すんなりと決定していたのだ。だが今年は不運であった。誰一人、学級委員に自ら名乗り出なかったのである。結局他の委員会から先に決め、あぶれてしまった女子の中から選出することになった。私は図書委員に手を挙げたにも関わらず、他の女子にじゃんけんで負けた。つまり、委員会には入ることができなかった。そして私が学級委員に選ばれてしまったのだ。このため私は「しかたなく」という消極的な姿勢ではあるが、クラスをまとめる役割を担っている。だが課程がこのようなものだとしても、学級委員になったわけであるから、仕事を全うしなければならない。そう改心して、今は真面目に取り組んでいる。だからといって、私以外の委員が純粋な動機から委員会に立候補しているわけではない。むしろそんな人は少数だろう。本来ならば、「自分がこの仕事をやりたい」という強い意志を持った人こそが、委員を引き受けるべきなのである。これをしたいという強い願望は、何かを目的にした動機より大きなエネルギーを生み出す。
 第二の方法としては、周囲の思考や流行に流されないことである。仕事を選ぶ際に、「高額の給料をもらえる」「仕事が簡単で楽」と、誰もが思い浮かべるような条件で会社を探していたのでは、自分に適応した「天職」なるものを見つけることは叶わない。周囲が「稼ぎたい」というような思考を持っていたとしても、自分はそれに流されてはいけない。自分の得意分野をあらかじめ理解しておき、自分なりの判断基準で仕事を発見するべきだ。また大学の講義も同様である。近頃は単位が取りやすい教授を調査して、その講義を受ける学生が多いそうである。だがそれでは、自分が将来追求してみたい物事などできるわけがないではないか。もし周囲がこのような流行だとしても、将来を見据えて授業を受けなければならない。武田信玄は、他の殿様が城を作っているにも関わらず、それに惑わされることはなかった。城が無い事を心配する家来に「敵が来たらこの国の山で防げばよい。城がそれでも欲しければ人が城になればよい」と言い放ち、国を治めた。信玄のお陰で甲斐の国は発展し、豊かな国になったという。
 確かに今すべきことを見極めるのも大切である。だが「人生に意味はない。あるのは欲望だ。欲望があるから、バラはバラらしく花を咲かせている。」という名言があるように、最も大切なのは行動や生き方の動機が欲望であることだ。私も何かを目的とした不純な動機でなく、「やりたい」という欲望を持って行動することで自分らしく人生の「花」を咲かせたい。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 行動は積極的な動機から ことのは 90 126071818386
2 一つの財産 きぬこ 88 123167627889
3 命と金と価値と人間 ゆたや 87 122866617786
4 何を読むかという前に はわえ 87 173458707292
5 必要という言葉の表現 きよほ 83 110253898489
6 よりよい表現とは ききか 83 99352787586
7 夢中になって なるか 82 105654636793
8 夢中で取り組むために はるかぜ 81 116549829189
9 学習することによって のすけ 81 96858636989
10 集中 魔王ハデス 80 99149908890

 

5月の森リン大賞と上位入賞者(高1高2高3社の部133人中)


共有する痛み
とりの羽
人が激痛でうずくまり冷や汗を流している。だが正直なところ私自身は少しも痛くない。だが私は心痛するところがある。しかし私は彼が痛い、という事を想像はしてはいない。この一見まことに奇妙な状況、この状況をわれわれの言葉では「彼が痛がっている」というのである。現代において、他人の痛みを感じられない人間が増えていることが問題だ。
その原因の一つとして、リアリティーに欠けた人間が多くなったからだと私は思う。ゲームをやることによって、ゲーム上で殴れている相手を見ても何も痛みを感じないという事は日常茶飯事だ。仮に痛みでも感じてしまったら、それは科学技術の発展に驚きを感じるが一方で、ユーザーがそれを全く買わない事は百も承知である。実際に痛みを感じる一番いい方法として、目の前で自身の事故を起こした事などをリアリティーに少しグロテスクに語ってくれるならば多少は聴く側も痛みを感じるに違いない。私も、そういう話を聴いた事があるが、本当に足が痛くなったり、急に寒気がしたりした事はある。又は、感情移入する事も大事である。よく小説を読んでいて、本当にその話の主人公の気持ちになって泣いたり、笑ったり、怒ったりと言う様な事はあるが、それを痛がっている人に感情移入すればよいのである。そうすれば、あぁこういう経緯で怪我をなさったんですね。その気持ち私にも分かります。と感情移入すれば痛みを共有出来るのではないだろうか?
二つ目の原因として、人々の経済の格差が広がっているからだと思う。日本は資本主義国なので、努力した人がそれなりの暮らしをして、そうでない人はそれなりの暮らしをする。本当はそうである。現に税金の納める方法に関しては累進課税が導入されているし、格差は無いはずだ。だがしかし、昨今の日本経済は二千七年に起きたリーマンショックの影響でかなりのデフレに陥っている。世の中に出回るお金の量が少ないために、一部の裕福な人が出回っているお金を独占してしまう。金利も低くはしているが、不景気の為、銀行がいつ破綻するか分からないので手元に置いておく人も多い。そうなると、本当なら中間層の人も世の中に出回るお金が少ないばかりに、低所得層へと脱落してしまうのだ。その結果格差が広がり、お金持ちの人など低所得層の人のその日暮らしの苦しさや痛みなどは分からないのである。自分がそれに近い生活をしているならまだしも、毎日が極楽の人に分からないのは当然である。こういう経済の格差が実際の痛みが分からない原因の一つとして考えられる。
確かに、痛みを共有する事は難しい。しかし本当の痛みというのは自分一人で背負うもとではなく、周りの人間と痛みを分かちあう事で、真の人間関係が生まれるのである。
現代においては他人の痛みを感じられない人間が増えていることが問題だ。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 共有する痛み とりの羽 90 116166849293
2 人との関わり方 慎太郎 88 122171657996
3 他人の痛みがわかる人間に! のんちゃん 87 191862879289
4 個性の形 ハオハオ 87 113858817881
5 臨機応変に くまもんっ☆ 86 127869717390
6 untitled unnamed 85 106761959395
7 「知人に釣り」を T・M 83 98756727390
8 間を生かすということは くらさく 82 103753778289
9 Tik Tok さえピ 81 116548778795
10 内部に敵を作らない きやの 81 95759948583



2020年09月の森リン大賞 |  2020年08月の森リン大賞 |  2020年07月の森リン大賞 | 
2020年06月の森リン大賞 |  2020年05月の森リン大賞 |  2020年04月の森リン大賞 |  2020年03月の森リン大賞 |  2020年02月の森リン大賞 | 
2020年01月の森リン大賞 |  2019年12月の森リン大賞 |  2019年11月の森リン大賞 |  2019年10月の森リン大賞 |  2019年09月の森リン大賞 | 
2019年08月の森リン大賞 |  2019年07月の森リン大賞 |  2019年06月の森リン大賞 |  2019年05月の森リン大賞 |  2019年04月の森リン大賞 | 
2019年03月の森リン大賞 |  2019年02月の森リン大賞 |  2019年01月の森リン大賞 |  2018年12月の森リン大賞 |  2018年11月の森リン大賞 | 
2018年10月の森リン大賞 |  2018年09月の森リン大賞 |  2018年08月の森リン大賞 |  2018年07月の森リン大賞 |  2018年06月の森リン大賞 | 
2018年05月の森リン大賞 |  2018年04月の森リン大賞 |  2018年03月の森リン大賞 |  2018年02月の森リン大賞 |  2018年01月の森リン大賞 | 
2017年12月の森リン大賞 |  2017年02月の森リン大賞 |  2017年01月の森リン大賞 |  2016年12月の森リン大賞 |  2016年11月の森リン大賞 | 
2016年10月の森リン大賞 |  2016年09月の森リン大賞 |  2016年08月の森リン大賞 |  2016年07月の森リン大賞 |  2016年06月の森リン大賞 | 
2016年05月の森リン大賞 |  2016年04月の森リン大賞 |  2016年03月の森リン大賞 |  2016年02月の森リン大賞 |  2016年01月の森リン大賞 | 
2015年12月の森リン大賞 |  2015年11月の森リン大賞 |  2015年10月の森リン大賞 |  2015年09月の森リン大賞 |  2015年08月の森リン大賞 | 
2015年07月の森リン大賞 |  2015年06月の森リン大賞 |  2015年05月の森リン大賞 |  2015年04月の森リン大賞 |  2015年03月の森リン大賞 | 
2015年02月の森リン大賞 |  2015年01月の森リン大賞 |  2014年12月の森リン大賞 |  2014年11月の森リン大賞 |  2014年10月の森リン大賞 | 
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2014年03月の森リン大賞 |  2014年02月の森リン大賞 |  2014年01月の森リン大賞 |  2013年12月の森リン大賞 |  2013年11月の森リン大賞
2013年10月の森リン大賞 |  2013年09月の森リン大賞 |  2013年08月の森リン大賞 |  2013年07月の森リン大賞 |  2013年06月の森リン大賞
2013年05月の森リン大賞 |  2013年04月の森リン大賞 |  2013年03月の森リン大賞 |  2013年02月の森リン大賞 |  2013年01月の森リン大賞
2012年12月の森リン大賞 |  2012年11月の森リン大賞 |  2012年10月の森リン大賞 |  2012年09月の森リン大賞 |  2012年08月の森リン大賞
2012年07月の森リン大賞 |  2012年06月の森リン大賞 |  2012年05月の森リン大賞 |  2012年04月の森リン大賞 |  2012年03月の森リン大賞
2012年02月の森リン大賞 |  2012年01月の森リン大賞 |  2011年12月の森リン大賞 |  2011年11月の森リン大賞 |  2011年10月の森リン大賞
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2006年9月~2009年8月までの森リン大賞


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