森リンの丘 森リン大賞の記録


森リンの丘


 

8月の森リン大賞と上位入賞者(小1の部55人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 本二なつまつり なりせ 61 55042435786
2 ペットボトルけん玉をつくったこと ひいせ 61 46741445392
3 ガラクタコンサート なめら 60 28338465577
4 アンパンマンのにゅうよくざい みーちゃん 60 44441435484
5 あわぶろ ひああ 60 25441435286
6 みんなでプール さわらくん 60 23143434989
7 ひろしまへ、ゴー はわほ 59 34137445180
8 おおさかおばあちゃんち はれゆ 59 23141435184
9 かみのけをきりにいったこと あぐう 59 22839435084
10 いきのうみ はわは 59 33143434977

 

8月の森リン大賞と上位入賞者(小2の部93人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 フランス ルビー 66 43839466484
2 りょこう あじさい 65 46639437384
3 楽しいカヌー ピカチュウ 65 36141456486
4 パドルサーフィンをしたこと スーパーメッシ 65 32443586184
5 虫をつかまえたこと あみやきテー 65 65938446087
6 KABAにのった きみけ 64 54241476784
7 ポシェットのこと きもれ 64 44541436271
8 プールでさわがにおよぎ イナズマイレブン 64 41739445784
9 とうぶどうぶつこうえんにいったこと まりた 63 35643445883
10 とうもろこしがり 清良 63 36338435881

 

8月の森リン大賞と上位入賞者(小3の部124人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 SMART望遠鏡で見た黒点とプロミネンス とらたいがくん 77 64242838789
2 花火とニトログリセリン みりまりん 72 546485464100
3 キャンプのしゃえい なりえ 71 66446526786
4 りょかんにとまったこと レモン 71 102544536681
5 ゴルフだけど ダイアナ 71 66549506684
6 楽な息つぎ練習方法 ポッキー 71 61047486686
7 きんとうな味 なむな 71 104244476592
8 プールへ行こう さりく 70 81541487389
9 学者 れいく 70 60643516986
10 おにぎり作り しゅうちゃん 70 76243476483

 

8月の森リン大賞と上位入賞者(小4の部168人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 私なりのエコロジー なみま 77 124644588786
2 カブトムシを飼うという事?ハチと私の40日間 きゅうちゃん 75 95442627589
3 わたしのつまみ食い やまね 74 94147487392
4 コーンとハムには目がない!! りすっぴ 74 98844526881
5 良い心 みらい 74 91444476684
6 マンガの世界 イナズマ 73 63441607989
7 最高のサーモンマリネ おゆな 73 74839507886
8 虫っていやっ! ぷっくりん 73 80341516686
9 わたしはくも取り名人 リロ 73 117541506690
10 セミとカエルとスズムシの大合唱 スマッシュ 73 74146506389


8月の森リン大賞と上位入賞者(小5の部118人中)


痛い思いをすると、社会の怖さなどを学ぶことができる!
おんぷちゃん
「自転車の練習をするから、自転車置き場から持ってきなぁ。」
私が初めて自転車の練習をしようと思ったときに起こったことだった。自転車置き場は急坂の上にあって、その下には高速道路に向かう車がよく通る、横断歩道がある。自転車を取りに行ったとき、早く自転車に乗りたくて、坂の上で乗ってしまった。私は自転車に初めて乗ったので、ブレーキのやり方も何も知らない。その時の私は、まだちょっとしたことで大きな事故につながるということは、当然予想していなかった。
「私にも乗れるかな・・・乗れるよね。だって私以外の人たちも、みんな上手に乗れているもの!」
まるで自信を百パーセント持つ魂が、私の心の中にすっぽりおさまってしまったかのように、心配無用な私であった。そんな私が自転車に乗ったとたん、思いがけないことが起きたのだった。なんと、私を乗せた自転車は、とても速く急坂を下っていったのである。その時の私は、目をかたくつぶって、自転車のハンドルをギュッとにぎりしめ、パニック状態に陥りながら横断歩道でバタッと自転車ごと倒れてしまった。そのおかげで私は、生まれて初めての大怪我をしたのであった。特に怪我のひどかった部分は、顔面だった。まず、おでこを強く打ち、鼻も少しかすれ、ほっぺたの少し上の方からも血が出ていた。それから痛くてしばらく泣いていたら、上の方から誰かの叫び声が聞こえてきた。
「大丈夫?あら!顔から血がたくさん出ているじゃない!」
私の母が、心配してわざわざ助けに来てくれたのだ。横断歩道で転んだとき、もし自動車が来ていれば、私は車にひかれて、もっともっと大きな怪我をしていたかもしれない。私は今でも、「あの時、車が来ていなくて本当によかった。」というふうに、思い出すたびにホッとため息をついているのだった。
 母は幼いとき、お祭りへ行くために浴衣を着て下駄をはいていたら、階段の上から下まで一気に落ちてしまったことがあるそうだ。おでこから血がダラダラ流れて痛くて泣いていたけれど、救急車を呼ぼうという話になったとたんに泣くのをやめて、「痛くない。大丈夫。」と言い始めたそうだ。しばらく様子をみて大丈夫そうだということになり、病院へは行かずに済んだ。母はその時のことを「気合で直した」と言っている。しかし、落ちたときの恐怖はいまだに忘れられないそうだ。痛いことを「痛くない」と言い始めたと聞いたときは、よほど救急車が嫌いだったに違いないと、笑ってしまった。
 私はこれらの経験から、痛い思いは誰でもしたくないが、痛い思いをするからこそ、社会の怖さなどを学ぶことができるということが分かった気がした。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 痛い思いをすると、社会の怖さなどを学ぶことができる! おんぷちゃん 80 109543607786
2 とても大きな飛騨天文台 ダイヤモンド 79 794398810596
3 先入観で決めつけるのはよくない! スヌーピー 79 116648617489
4 痛みの役目 メゾピアノ 78 114448578986
5 目+脳=先入観=はかり ショコラ 78 126549578083
6 国際人に必要なもの 海太郎 78 89357576984
7 二階から落ちた アキレス 75 82542567686
8 あっ、セミィ 聖母マリア 75 79449527084
9 私のクローゼットでのいたかった思い出 みすか 74 80541547487
10 セミ取りのコツ ゼクロム 73 72238468484


8月の森リン大賞と上位入賞者(小6の部122人中)


読書の楽しみ方
れたす
 私は、読書には自分の世界を作り、その世界を楽しめるという良さがあると思う。主人公のつもりになりながら、
「次はどうなるのだろう。」
と、次のページをめくる時のドキドキする気持ちやハラハラする気持ち。その結末を知り、おどろいたり、
「これで終わってしまうのか。」
とモヤモヤする気持ち。読書を通して、様々な気持ちを感じることが出来るのも読書の楽しみであり、読書の良さである。このように、読書には、様々な良さがあるのだ。
 私は、同じ内容のものでも、「本」と「漫画」で、思ったことや感じたことが違った、という経験がある。私が読んでいて気づいた、本と漫画の違いはたくさんあった。まず、見た目からして本と漫画では印象が違う。漫画はたくさんの絵が描かれていて、その絵を見ながら話を進めていく。だが、本には絵が描かれていない。描かれていたとしても、それはあくまでその光景をイメージしやすくするためだ。だから、漫画は「読む」というより、「見る」と言った方が適当だと思う。そして、漫画と本の決定的な違いはその「絵」にある。漫画に描かれている絵は、全てを位置付けてしまう。そうすると、自分なりの解釈を見つけながら話を進めることが出来ない。それに対して、本にはあまり絵が描かれていない。だから、
「この主人公は、今こんな気持ちなんだろうなあ。」
「この物語に出て来る町は、こんな町なのかなあ。
と、無限に「自分なりの解釈」を見つけることが出来る。これが、本の良さであり、読書の一番の楽しみなんだと思う。私は、本も漫画も「こっちの方が良い」ではなく、どちらにも「自分なりの解釈を見つけられる」、「絵が多くて読みやすい」などの良さがあるんだなあ、と思った。
 私は本を読む時、まるでアフレコをしている声優かのように、心の中で音読しながら話を進めていく。それぞれの役の口調や性格などを把握して、
「この子はこんな感じかなあ。」と考えながら、それぞれ役の「声」を決める。これが、私の楽しみ方だ。もちろん声に出すことはない。だが、一人一人「声」を決めていくことによって、その物語の世界が広がっていくと思うからだ。前に、私が読んでいた漫画がアニメになった。そして、そのアニメを見てみると、私が想像していた声と本当の声が全く違っていた。声が違うだけで、内容は原作と全く一緒なのに、
「なんか原作と違うなあ。」
と思ってしまうほどだ。私は、
「声が違ったり、本じゃなくて漫画だったりするだけで、全然感じたことや思うことが違うんだなあ。」
と思った。
 私は、この長文を読み、人間にとって「読書」とは、「三人寄れば文殊の知恵」ということわざがあるように、一つの本でも、読書の数だけ、感じ方があるんだなあ、と思った。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 読書の楽しみ方 れたす 81 113949526292
2 心と体からのSOS アレックス 80 103453567889
3 どちらも大切に ききほ 79 110149779783
4 ユーモアを愛する人に ぴょんぴょん 79 142652589090
5 痛すぎた思い出 パンダ 79 111247518183
6 いたっ!! ほしのみか 79 97943577389
7 家族のきずな りょうたろう 78 166846639789
8 痛い! かこちゃん 78 105141629289
9 カメ家族 Qちゃん 78 101041648681
10 けんかが絶えない毎日 有菜 77 82446637389

 

8月の森リン大賞と上位入賞者(中1の部95人中)


みんなの心をチューニング
さきぽん
みんなの心をチューニング

 「フルートが滑りそうです。」
舞台裏でフルートの先輩に話しかけた。先輩はこう答えた。
 「うちもだわ。手汗がねぇー。」
 「パチパチパチ・・・・・・。」前の学校の演奏が終わり、とうとう初めてのコンクールが始まった。
 吹奏楽部は、運動会でも演奏した。だが、運動会で演奏したときとは分からない、コンクールだからこそわかることが二つある。
 一つ目は、他の学校も参加するということで、大泉北中学校と○○中学校の違いが分かる。ただ演奏をするだけでなく他の学校と競いあって審査をされるのだ。
 コンクールに出ることで、自分たちが演奏して足りないところと良いことが判断されるから良いと思う。
 コンクール当日、審査の人が判断してくれた。足りないところはフレーズである。フレーズを意識して演奏したらもっと良い演奏ができるということだ。逆に良いところもある。それはメロせディーラインと伴奏けいの人がよく合っていて良かったということだ。
 練習の時にも先生からよく言われるのは、やはり『フレーズ』である。フレーズを意識しないと素晴らしい曲も台無しになってしまうのだ。北中の吹奏楽部は言われたら絶対できる中学生だと先生は思っている。なのに言われたことが直らないから当日もそこをミスしてしまうのだ。
 このようにコンクール当日に演奏して審査の人が色々とアドバイスをくれることで今後の練習にとってとても有意義であるのだ。
 二つ目の理由は、一つの目標に向かって部員全員が、がんばることである。
 たとえ目標があっても一人でも目標を目指さない人がいれば意味がないだろう。なぜならば目標があることでがんばろうという気持ちになり練習して、みんなが一つになって演奏するからこそきれいな音が出るからだ。
 当日もし一人休んだ人がいたとしても、その人の分まで自分達が頑張ればいいのだ。休んでしまった人は悲しいと思うけれど、一緒に頑張ってきたその人の分の目標を果たすため他の仲間が頑張ることにとってもっと良い演奏が出来ると思うのだ。
 もし目標がなく当日休んだ人がいたならば逆にとても良い演奏ではなく、とても悪い演奏をすることになってしまう。だから目標があることで、一つの目標に向かって心を合わせて頑張るということが大切なのだ。このような目標があるからこそ、一・二・三年生全員頑張って練習して当日を迎えたのである。
 「次は大泉北中学校吹奏楽部のみなさんの演奏です。」
というアナウンサーの声が流れた。
 先生が指揮棒を上げ振り始めた。最初の音が出てからタイムが計られる。指揮棒に合わせて音を一つ一つ出していく。会場にいる一番遠い人を目がけて吹いた。
 「ジャーン。ジャン。」パッと立ち上がったとき今まで聞いたことのない盛大な拍手が聞こえた。この時、「終わった。やるべきことは果たした。」と思った。
 楽器をロビーで片づけるとき、結果が一番怖かった。写真撮影はパートごとで撮った。フルートパートは、敬礼のポーズをしたのだ。先輩もホッとしている人もいれば、結果が心配な人もいる。
 軽めに軽食を済ませた後はすぐに結果発表。一番最初に演奏した学校から、
「○○中学校○賞。」
とどんどん発表されている。
「大泉北中学校銀賞。パチパチパチ。」
会場から拍手が起こる。惜しくも銀賞だった。先輩も一年生も茫然としている。悔しかったのだろう。三年生は最後のコンクール。金賞を取りたかったに違いない。ロビーに集まると三年生ではなく一・二年生が泣いているのだ。三年生は後輩をなぐさめている。私は思った。「三年生は凄い。」と・・・・・・。
 三年生はすごくくやしいと思う。一・二年生もそうだ。しかし、結果があることで次はもっと頑張ろうという気持ちになるということが分かった。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 みんなの心をチューニング さきぽん 88 157562879387
2 自然を見直そう! コレルリ 85 12295911010892
3 自然から学ぶこと ふっくー 85 116957668077
4 自分の考えを持つこと はるりん 84 108053627692
5 自分を客観的に見る ミス・バニー 81 104854627286
6 自己中と空気を読む おさむさん 80 88649718089
7 自然はオールマイティ まかじろう 80 86149797783
8 勉強と部活の両立 nagi 80 92751757587
9 孤高の人になるために ちはや 79 143944748790
10 自然のすばらしさ くまのプーさん 79 94453626786

 

8月の森リン大賞と上位入賞者(中2の部71人中)


私はあなたが必要です
ことのは
 自分の利益を考えて行動するのは大切なことである。例えば、今年の夏わが吹奏学部は、コンクールの向けて夏休み前半を部活動に費やした。学校初の金賞を獲得する。ただその目的のためだけに、早朝から夕方にかけ、楽器を吹き続けていた。夏休みの大量の宿題も、塾の予習も、友人との約束も、華族との旅行も、長期休暇らしい事は全てそっちのけ。全員が全てを犠牲に、部活動に励んでいたのである。コンクールの当日まで、己の全てを吹奏楽部の活動に注ぎ込んでいたと言えるだろう。コンクールでの結果は、金賞に及ばず銀賞であった。自分達が立てた目標を、達成することはできなかったのだ。だがこの数週間の努力や、コンクールに懸けた情熱は、必ずいつかどこかで役立つと思う。たとえ、自分の利益の事しか頭に置いていなかったのだとしても。このように、人間は自分の利益を優先しようとすると、そこに全力を注ぎ込もうとする。利益を獲得し、自分の物とするため必死になるのである。これは人間として生まれた者は全員共通する、ある種の「習性」だろうか。その利益を手に入れる手段が、時に他者を傷つけることになってしまおうと、構わず突進していくのである。私達人間が今まさにこの状況に陥っている。快適に暮らすため、土地を開発し、ビルを林立させ、エアコンを使用した。その結果、暮らしは豊かになったものの、他の生き物や地球そのものには大きなダメージを与えた。今、私達は幸せな生活を営んでいる。人間は快適に暮らすという利益を手に入れるため、様々な手段を駆使し、他者を傷つけながらここまで来たのである。
 だが、一見して無駄な物もこの世界には必ず必要である。私達が生きているこの世界には、無駄と思える物が多く存在している。例えばその一つに害虫が挙げられる。汚い外見だったり、病原菌を拡散させたり、農作物を食い荒らしたり。私達は害虫を忌み嫌い、排除しようと手を尽くしている。私達の生活を邪魔し、不快な思いにさせる害虫は存在しなくてもよいといえるのではないだろうか。だが「害虫」という部類は一体誰が造ったのかと問われれば、それは人間である。よく考えると害虫は私達人間が「害を与える」と判断したものだ。つまり全ての生物にとって、害虫が不要な存在だと言い切れるわけではないのである。あくまで「私達にとって害がある」と断言したのは人間だけなのだから。他の生物が害虫を餌に命を繋いでいるのなら、その虫はその生物にとってなくてはならない存在といえる。だから、一見無駄に見える存在も別の面から見れば必要なことがあるということだ。この世界に無駄な存在はいない。
 確かに利益のあるものも、無駄なものも、それぞれ私達には必要だ。だが最も大切なことは、「存在するものには、いいとか悪いとか言う前にそれなりの理由がある。」という名言があるように、その物が何に必要とされているのかを考えることだ。私達人間も、誰かを必要とし必要とされて生きていくのである。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 私はあなたが必要です ことのは 89 122766829487
2 新しさと古さ バービー 85 123066639083
3 本当に大切なもの カモミール 85 151253708187
4 目明きと盲人の世界 あまぐり 85 117868577386
5 眼が見えるか見えないか チェリー☆ 83 100557627595
6 清書 ヴァン 82 120356587187
7 手段の活用 はるかぜ 81 106551788895
8 生きるのに必要な物と特別な時間 シャドウマリオ 81 91758617295
9 理想への到達 チョコボ 81 94758657095
10 どこから降りると最も早く出ることが出来るか きんぐ 80 1114479210287

 

8月の森リン大賞と上位入賞者(高1高2高3社の部136人中)


インターネットの匿名性
いすも
 この数年間で、ネット上で起こったいじめでの自殺率がどんどん高くなってきている。匿名なので、誰が自分に嫌味を言ってきているのかわからない。そのため、どんどん周りの人の信頼を失い、人間不信になってしまう。インターネットの匿名性は、今後ますます誹謗、中傷、いじめなどの問題を引き起こすだろう。
 その原因として考えられるのは、やはり匿名であるからだ。インターネットを通じて他人との会話をする場合、自分の顔や性格、つまりアイデンティティーを隠し通すことができる。年齢や性別も関係なく、相手を騙して会話を続けることも可能だ。そのせいで、過去に何度もひどいいじめや嫌がらせの被害者になってしまった人々がたくさんいる。匿名だと、偽アイデンティティーが簡単に作れてしまうので、変に大胆になることができる。たとえば、学校内で起こるいじめはある程度周囲から気づかれてしまうが、インターネット上だと、いじめの加害者が全くわからないまま事が進行してしまう。今では、出会い系サイトなどを使って交際相手を見つける人もいるが、やはり匿名であるため信用はできない。これらのサイトで出会い、最終的に殺されてしまう人々も少なくはなくなってきた。インターネットの匿名性は、実に危険なのだ。
 この原因の方法として考えられるのは、逆に匿名性のあるインターネットで、あえて匿名を禁止したフェイスブックなどを重視することだ。日本では、フェイスブックよりMIXIを持っている人の方が多いと聞いたが、私の住んでいるカナダでは、ほとんど誰もがフェイスブックを持っている。実際に、私の友達の中で持っていないのは指折り数えることができるくらい、米国では大人気のサイトだ。フェイスブックは、実名登録制となっていているが、自分の知人だけにしか個人情報が回らない仕組みになっている。Twitterみたいに、「つぶやき」を書くことができ、その上自分の写真やビデオをアップロードすることができる、いわゆる自分のホームページみたいなものだ。このように、フェイスブックはあえて匿名性ではなく、実名登録制となっているため、インターネット上の交流でも安心だ。このようなサイトを増やしていくことで、インターネットでの誹謗やいじめが少なくなっていくと思う。
 確かに、匿名を使い、自分とは違うアイデンティティーを持ったキャラクターを作れてしまうことは、時にはいいことだ。たとえば、現実では友達がいない人でも、インターネット上での友達はたくさんいる人は多くいる。匿名を使うことによって、非現実の世界に入り込むことができるのだ。だが、謎だらけのインターネットの世界を我々は、匿名でますますその世界を謎にするのではなく、逆に実名登録制となっているフェイスブックみたいなサイトを使いインターネットの使用を安全化させていくべきだ(自作名言)。ネット上のいじめや犯罪が多くなってきている中で、これからの人間はインターネットをいかに安全に使えるかが課題となっている。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 インターネットの匿名性 いすも 91 123962838396
2 謙虚と尊重 えてよ 90 139566839387
3 平等な世界 トウモロコシ 88 149057808589
4 リアルな眼も、心の眼も! のんちゃん 87 196958929392
5 本質的な平等 だるまー 87 155358919289
6 進歩 ちな 85 90659848395
7 インタープリターの必要性 なるは 81 86453807892
8 平等とは ポンピー 80 87151727799
9 [清書]伝統の根を持たぬものは きれあ 79 89448777787
10 新しい文化 さきか 79 79156817686

 

7月の森リン大賞と上位入賞者(高1高2高3社の部139人中)


手助けは良いことなのか?
のんちゃん
 昨日、小学5年生になる甥っ子のアキちゃんが算数の図形の問題を教えてと、私の所にやってきた。「のんちゃん、ママが来る前に早くこの問題を解いて、教えて。」と私を急かした。私は寝ぼけ眼で、こうではないかと補助線を引いてその問題を解いた。アキちゃんが2階に上がっていって半時間ぐらいした頃か、泣く声が聞こえた。どうも、私が解いてしまったことがばれて、アキちゃんはママに叱られたらしい。その問題を解かなければゲームを捨てられるとママに言われて、内緒で私に手助けを求めにきたらしい。しかし私が解いてしまったことでアキちゃんの力にはならなかったなあと私も反省した。ママ(義妹)にも、今度、手助けを頼んできたら、「駄目!自分でやりなさい。」と、言ってほしいと言われた。私も手助けは良く考えてしなければいけないと思った。
 確かに手助けすることが大切な場合もある。先日、当店のプリンターが壊れて印刷ができなくなった。私は解説書を見て取り組んだがうまくいかなかったの、で主人は製造元のヒューレット・パッカー(HP)社に電話をかけた。主人は身が軽く、すぐに何かあると電話で手助けを求める。そこが私と違っていて、私は手助けを求めるのにぐずぐずしてしまう。HP社に拠ればカートリッジの清掃が必要とのことだった。それで私はパソコンで清掃の仕方を調べ、また解説書も見ながら蒸留水や綿棒を準備して念入りにカートリッジを掃除した。しかし、その後、試し刷りをしても青い色しか出てこないし、インクの残量を調べてもまだ沢山あるようである。それを聞いて主人はまたHP社に電話をした。担当の方は、カートリッジをはずしてそこに記載されてある年月日を教えてほしいと言われた。主人がその年月日を言うと「古すぎますねえ。食べ物で言えば、賞味期限がはるかに過ぎている状態です。新しいのに替えてください。」と言われた。そうか、家のカートリッジは賞味期限が切れていたのか(笑)。いや、笑っている場合ではなかった。それでヨドバシカメラに行って新しいカートリッジを買ってきたが、黒とカラーの両方で7000円以上かかった。主人はカートリッジの相場を知らなかったらしく、「随分、高いのだねえ。」と驚いていた。高いのに、前のカートリッジはインクがまだまだあるのに駄目にしてしまって勿体ない話である。しかし、新しいカートリッジに交換すると綺麗に印刷ができるようになり、ホッとした。翌日にお得意様からある本を売っている古本屋の一覧表を印刷してきてくれと言われ、あやうくセーフで間に合った。私が自分で説明書を読んで格闘していただけでは、随分と時間を無駄にしたことであろう。主人がHP社に電話をかけてヘルプを求めてくれて本当に助かった。こういう時に主人はいつも躊躇しないで人に聞くことをしてくれるので助かる。また、私は古書組合のサイト「日本の古本屋」に本を登録してインターネットで本を売っているのだが、エクセルを使って本の入力をしている。これを主人にも少しずつ教えているのだが、エクセルが何かも知らない主人に、入力を一人でやってみろというのは無理だろう。解説書を見ただけではとても一人だけではできないだろう。こういう時には、手助けをしなくてはならないと思うし、いや、手助けが絶対、必要だと言える。
 しかし、いつも手助けにばかり頼るというのでは、これはまた良くないであろう。先に述べたアキちゃんの算数の問題は、初めから全部、私が解いてしまったのはやはり、まずかったであろう。アキちゃん本人の実力がつかないからである。主人にもパソコンをいつまでたっても手取り足取り教えているのは良くないことだと思っている。メールのやり取り、クレジットカードでお支払い希望のお客様の場合の返信の仕方は、主人にやってもらい、私はもう手伝わないようにしている。ずっと手助けしていると自立できないからである。エクセルを使った入力の仕方は、まだもうちょっと手助けが必要だが、そのうち手助けを打ち切って、一人でやってもらおうと考えている。また、最初、主人に連れていかれた古書市場であるが、振り市で本の落札の仕方を見て、3回目ぐらいから、私は一人で行き落札するようになった。最初は「〇円!」という声がなかなか出なかったが、そのうちスムーズに出るようになった。毎回、主人についていてもらったら、自立できなかったであろう。何でもある段階になったら、自分でやってみるということが必要になってくる。自分でやってみて、自信がついて独り立ちができるようになるのだと思う。私は以前、家庭教師をやっていたが、いつも教えすぎたのではないのかと反省することが良くあった。算数などは生徒に問題を考えさせることが大切で、変な方向に行かないようにヒントを与えるぐらいにしておかないと実力がつかない。手助けしすぎないということも、また大切なことなのである。
 確かに手助けには良い面もあれば悪い面もある。私の母は80代になりボケの兆しがでてきているのだが、全部手助けするのは必ずしも良くないようだ。残った機能まで使わないようにしているとボケが進んでしまうからだ。「家の批評ができるのは、建築家ではなくそこに住む人である。」という名言がある。大事なことは手助けをするかしないかではなく、そこに住む人が本当に欲することを斟酌できるように、相手の立場に立てる思いやりの心を持てるようになるのが一番大切なのだと思う。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 手助けは良いことなのか? のんちゃん 92 223767779190
2 時代落差 えてよ 92 153669918887
3 協調性と個性 だるまー 91 135772729289
4 日の丸と君が代 ちえのわ 88 131472687690
5 ワンパターンな考え方 きるれ 86 119856668393
6 問題を考える ポンピー 84 149459627684
7 現代の古典 おめか 83 145553929390
8 人間関係 ちゃち 82 132651718290
9 文化 ちな 82 106257626986
10 さえピ 81 134354729389



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2018年05月の森リン大賞 |  2018年04月の森リン大賞 |  2018年03月の森リン大賞 |  2018年02月の森リン大賞 |  2018年01月の森リン大賞 | 
2017年12月の森リン大賞 |  2017年02月の森リン大賞 |  2017年01月の森リン大賞 |  2016年12月の森リン大賞 |  2016年11月の森リン大賞 | 
2016年10月の森リン大賞 |  2016年09月の森リン大賞 |  2016年08月の森リン大賞 |  2016年07月の森リン大賞 |  2016年06月の森リン大賞 | 
2016年05月の森リン大賞 |  2016年04月の森リン大賞 |  2016年03月の森リン大賞 |  2016年02月の森リン大賞 |  2016年01月の森リン大賞 | 
2015年12月の森リン大賞 |  2015年11月の森リン大賞 |  2015年10月の森リン大賞 |  2015年09月の森リン大賞 |  2015年08月の森リン大賞 | 
2015年07月の森リン大賞 |  2015年06月の森リン大賞 |  2015年05月の森リン大賞 |  2015年04月の森リン大賞 |  2015年03月の森リン大賞 | 
2015年02月の森リン大賞 |  2015年01月の森リン大賞 |  2014年12月の森リン大賞 |  2014年11月の森リン大賞 |  2014年10月の森リン大賞 | 
2014年09月の森リン大賞 |  (2014年7~8月は未集計) |  2014年06月の森リン大賞 |  2014年05月の森リン大賞 |  2014年04月の森リン大賞
2014年03月の森リン大賞 |  2014年02月の森リン大賞 |  2014年01月の森リン大賞 |  2013年12月の森リン大賞 |  2013年11月の森リン大賞
2013年10月の森リン大賞 |  2013年09月の森リン大賞 |  2013年08月の森リン大賞 |  2013年07月の森リン大賞 |  2013年06月の森リン大賞
2013年05月の森リン大賞 |  2013年04月の森リン大賞 |  2013年03月の森リン大賞 |  2013年02月の森リン大賞 |  2013年01月の森リン大賞
2012年12月の森リン大賞 |  2012年11月の森リン大賞 |  2012年10月の森リン大賞 |  2012年09月の森リン大賞 |  2012年08月の森リン大賞
2012年07月の森リン大賞 |  2012年06月の森リン大賞 |  2012年05月の森リン大賞 |  2012年04月の森リン大賞 |  2012年03月の森リン大賞
2012年02月の森リン大賞 |  2012年01月の森リン大賞 |  2011年12月の森リン大賞 |  2011年11月の森リン大賞 |  2011年10月の森リン大賞
2011年09月の森リン大賞 |  2011年08月の森リン大賞 |  2011年07月の森リン大賞 |  2011年06月の森リン大賞 |  2011年05月の森リン大賞
2011年04月の森リン大賞 |  2011年03月の森リン大賞 |  2011年02月の森リン大賞 |  2011年01月の森リン大賞 |  2010年12月の森リン大賞
2010年11月の森リン大賞 |  2010年10月の森リン大賞 |  2010年09月の森リン大賞 |  2010年08月の森リン大賞 |  2010年07月の森リン大賞
2010年06月の森リン大賞 |  2010年05月の森リン大賞 |  2010年04月の森リン大賞 |  2010年03月の森リン大賞 |  2010年02月の森リン大賞
2010年01月の森リン大賞 |  2009年12月の森リン大賞 |  2009年11月の森リン大賞 |  2009年10月の森リン大賞 |  2009年09月の森リン大賞
2006年9月~2009年8月までの森リン大賞


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