森リンの丘 森リン大賞の記録


森リンの丘



9月の森リン大賞と上位入賞者(小1の部49人中)

H2Bくん、はっしゃおめでとう
とらたいがくん
 「しんぶんに、日本さい大のロケットってかいてあったよ。」
九月十一日、H2Bロケットが、たねがしま宇宙センターからうち上げられました。その日、学校のおともだちにもおしえてあげました。
「ロケットがはっしゃしたところは、ニュースに出るかなあ。早く見たいなあ。」
ぼくはいそいでいえにかえりました。
 その日の夕かんに、夜中のくらい中はっしゃするH2Bのしゃしんがのっていました。エンジンは、まるで大きな花火のように火がボーボーともえています。
「やったあ、うち上げせいこうだ!」
ぼくはうれしくて、母にもしらせてあげました。
 ぼくがおとなになったら、「H3Z」という名前の世界さい大のロケットをつくりたいです。このロケットには、宇宙のこうつうせいりをする人工えい星をのせてうち上げます。どうしてかというと、宇宙でロケットや人工えい星がぶつかって、つぶれてしまうとこまるからです。
 ロケットをつくるのは、ワクワクたのしそうだなあ。

順位 題名 ペンネーム 得点字数



1位 H2Bくん、はっしゃおめでとう とらたいがくん 60 41636363951
2位 うんどうかい おはなちゃん 60 38136353851
3位 ばけものチップ きちね 59 12238353559
4位 げんきいっぱいのおしゅうじ クリーム 59 40341353548
5位 ドーナッツ きてや 59 18136353450
6位 やさしい人たち みるく 58 52434353366
7位 キャンプ きすわ 55 10634413340
8位 ファーブルを読んで きとひ 55 10634423240


9月の森リン大賞と上位入賞者(小2の部93人中)

けっこん式
ぷっくりん
 九月二十二日に,ようち園の先生のけっこん式がありました。たたらやよい先生でした。先生はとてもやさしい先生で,とてもおもしろいです。ようち園のとき,ずっといっしょにくらしてきた先生。こんどは,くま本こうさんとくらしていくそうです。私は,けっこん式にすこしおくれましたが,しゃぼん玉にはまにあいました。お友だちがえらんだしゃぼん玉はすごく玉がでてきて,私のはあまりでませんでした。私はふきかたがわるいのかな,と思いました。次に,まるで小さなこやみたいな,せまい場しょで森のくまさんの歌の練習をしました。本番では,やよい先生のピアノにあわせて,うたいました。さいごに,やよい先生に,
「フレーフレーやよい先生。エイエイオーエイエイオー。」
とみんなでいいました。さいごは先生とタッチをして,プレゼントをもらいました。しゃしんをとっておわりました。ようち園のお友だちとあえてとてもうれしかたです。いじわるなお友だちは,やっぱりいじわるでした。一番なかよしの,ひなちゃん,ゆきちゃんにあえて,とてもうれしかったです。小学校はちがうけど,また,ひなちゃんとあそびたいです。こんどは,やよい先生にゆっくりとあえたらいいな,と思いました。

順位 題名 ペンネーム 得点字数



1位 けっこん式 ぷっくりん 66 51238364656
2位 すきなおかし パルキア 65 38740364744
3位 ヌウとガッターに出会ったこと おゆな 65 65740354450
4位 木登り かなろ 65 55941364354
5位 はじめての習字 すももちゃん 65 68238394254
6位 始業式 タカ 65 37238454150
7位 涙(清書) ゆまちゃん 65 39045363957
8位 メダカのかんさつ ひなた 64 55440354748
9位 サッカーを学校でやったこと きけひ 64 33235404556
10位 おとうさんが出ちょうに行ったこと アルセウス 64 48539384247


9月の森リン大賞と上位入賞者(小3の部133人中)

たいまつの明かりのもと、鵜飼が水にもぐって魚を捕ります!
ダイヤモンド
 夏休み最後の土曜日、京都の宇治川へ鵜飼(うかい)を見に行きました。鵜飼というのは、鵜(う)という鳥を使って魚を捕る方法で平安時代に始まった夏の伝統行事です。
 宇治川に着くと、鵜に魚を捕らせる人、鵜匠(うしょう)の話が聞けました。宇治川にいる鵜は、海鵜(うみう)という種類で遠いシベリアからやってくる渡り鳥だそうです。水にもぐってすばやく魚を捕る習性を利用して鵜飼漁法が古くから行われてきました。体重は約三キロと聞いてカモより少し大きいくらいかと思ったら、羽を広げたらその幅は一二0センチ、勢いもあってびっくりしました。
 夜七時、屋根つきの木の観覧船にぶら下がるちょうちんの明かりだけであたりは真っ暗。いよいよ向こうの方に見えてきた鵜飼船が目の前に来ました。たいまつの火の粉で船に乗っているぼくの顔は熱いし、八羽ほどの鵜が勢いよく水にもぐり込むときの水しぶきで顔もぬれます!鵜が魚を捕ったしゅん間、鵜匠は鵜の首を引っ張る縄をたぐり寄せ、鵜を手に取ると、鵜の首をしぼるように押してあっという間に鵜の口から魚を取り出すではありませんか。それも一、二秒の早わざです。
「わー、すごい!」
と観覧船から大きな歓声と拍手でわきます。
鵜の首に一本ずつ巻かれている縄は、魚を飲み込んだ鵜がその魚を食べてしまわないようにするためのものです。縄の結び方や引き方がきつすぎると鵜は息がしにくくなってしまいます。逆にゆるいと、飲み込んだ魚はそのまま鵜のお腹の中に入ってしまいます。この縄の引き加減は鵜匠にとって一番難しいそうです。ぼくが鵜匠だったら、魚を捕った鵜の頭を思いっきりなでてあげるだろうなあ。
 みなさんも是非、迫力満点の鵜飼を見に来て下さい。

順位 題名 ペンネーム 得点字数



1位 たいまつの明かりのもと、鵜飼が水にもぐって魚を捕ります! ダイヤモンド 76 71938607857
2位 目指せ!将棋王! ねいろ 71 108040445157
3位 ぼくのすきなゲーム パルキア 70 146338496148
4位 すきなゲーム みゃんこ 70 76544415759
5位 好物ファミリー 夏みかん 70 118043395051
6位 好きな食べ物はバラバラ スヌーピー 70 68846364653
7位 一番すきな食べ物はきゅうり さやか 70 64748404450
8位 大人気お父さんの手打ちそば もあも 69 60145354354
9位 ベイブレード しゅわきち 68 55041365148
10位 「アルフレッドのゆいごんじょうは…」を読んで なるちゃん 68 89344373856


9月の森リン大賞と上位入賞者(小4の部131人中)

北海道旅行
☆☆☆キラリン☆☆☆
「ヤッター。UNO勝ったーーーーーーー。」
 八月の最後の週に家族みんなで北海道旅行に行きました。トワイライトエクスプレスという、夜行列車に乗りました。夕日がとてもきれいでした。お母さんが、
「トワイライトというのはね、夕ぐれのことなんだよ。」と教えてくれました。家族でカードゲームをして、わたしがいっぱい勝ってうれしかったです。
 次の朝、さっぽろについてレンタカーをかりました。お母さんの車と色ちがいでシルバーのVitzでした。さっぽろ市内を少し見てから、高速道路をとばして、旭川の旭山動物園に行きました。白くまが大人気でよく見えなかったけど、あざらしは近くでじっくり見る事ができました。あざらしのおなかがつるつるしていました。レッサーパンダが、まるでモデルのようにかっこうをつけて歩いていました。その夜、暗くなるころにやっとホテルに着いて、外でバーベキューをしました。肉とぶどううのジュースが特においしかったです。お父さんとお母さんは、ワインがおいしいと言って、いっぱい飲んでいました。
 次の朝、初めて熱気球に乗りました。空の上からまわりをみはらして、
「北海道は広いなあ。」
と思いました。ほかにも、牧場体験をしたり、湖でカヌーに乗ったり、流氷博物館でマイナス十八度を体験したり、きれいな丘や自ぜんを大いに楽しんできました。帰りは飛行機で、わずか三時間で小松空港まで帰ってきました。行く時は十八時間もかかったので、飛行機は速いなあと思いました。
 北海道はとてもいいところで、また行ってみたいねと家族で言い合っています。ただし、冬の北海道はものすごく寒そうだなあと、わたしは心の中で思いました。

順位 題名 ペンネーム 得点字数



1位 北海道旅行 ☆☆☆キラリン☆☆☆ 78 70238747446
2位 食中毒はつらいつらい なぞのたびびと 78 77640646851
3位 大好きな社会 まーりん 77 82245565548
4位 大好きなおかし ききほ 76 88048496044
5位 家族全員の好物 かこちゃん 75 76948416259
6位 コーヒーが好きなお母さん シャーロック・ホームズ 74 88846435244
7位 お母さんの作ったオムライスは世界一! ミント 74 110255374551
8位 ついつい手が・・・ ビクトリア 74 100248444453
9位 にげていったとんぼ クリンナー 72 76439365651


9月の森リン大賞と上位入賞者(小5の部138人中)

地道な努力
まかじろう
「優勝は……,ゼッケン番号十八番です!!」
「やったー。」
 僕は一位を取ったことはあまりない。だが,取ったことは何度かある。そのうちの二つを紹介する。
 一つ目は,グループゲームでの一位だ。あの頭の怪我をした鹿児島市立少年自然の家でやった「森林グループワークゲーム」というゲームだ。あらかじめ区別するようにゼッケンをつける。そのチームの隊長がつけるのだが,その隊長が僕だったので,僕がつけた。チームに一つ,鉛筆と記録用紙をもらう。このゲームには,三種類の項目がある。一つ目は「形」。ホッチキスのようなもので,記録用紙の指定された場所にカチッと打つと,まるで,たくさん穴の開いた点字のような形が出てくる。二つ目は「記号」。赤いラミネートされた紙に英語と数字が書いてあり,発見したら,解答用紙の指定された場所に素早く書き込み,それを本部に持っていく。すると,一位から十二位までは,得点がもらえる。言い忘れたが,このゲームは,総合得点で競争するゲームで,「形」も一個につき二百点もらえる。三つ目は「スリーヒントクイズ」。三つのヒントでその問題を解くというもので,知識が必要となるのだ。僕たちのゼッケン番号十八番チームは,合計一万点以上を獲得して男子の部の頂点に立ちました。女子の部も同じクラスのチームで,同点だった。僕はこのゲームのスリーヒントクイズで大活躍した。僕しか分からない問題があったからだ。百五十分という長い時間を使ったゲームは体力が勝負なので,スタミナをつけるという課題も見つけることができたので嬉しかった。
 もう一つは,最近とった一位を見つけた。塾の夏季講習の実力テストだ。十四人の中で,一位だった。テスト終了時点までは全然一位を取るとは思っていなかった。社会は大好きな歴史だったので,夢のような満点を取ることができた。偏差値も七十以上だったので嬉しかった。しかし,理科は,社会とは月とすっぽんの五十点満点中三十六点しか取れなかった。偏差値も五十を割るという悪い結果だった。また,そこではたまたま一位だったが,受験者全員四百六人中二十四位なので,まだまだだ。それに,九月六日の全国センターテストは,九州で五十幡には入ったものの,自分の中では悪い方だったので,いい時と悪い時の差が大きいことが分かった。
 僕は一番になるのには,めったに巡り会えなくて,一位になるための努力もそれなりに大変だということが分かった。そして,一位になるためには,地道に努力していけばいいことが分かった。これからも,一位になるために地道に努力していきたい。

順位 題名 ペンネーム 得点字数



1位 地道な努力 まかじろう 80 107136778248
2位 本当の一番とは!? ゆうと 80 97339636550
3位 ファイト ブレイド 79 74944697556
4位 一番になって クローバー 79 132739556654
5位 おかわり一番 森チュウ 78 113234436746
6位 じゃあね? さよなら? けん 78 97043525251
7位 一番になりたいこと たまご 76 66738586757
8位 餌を豊富に飲み物沢山 かふた 75 83435485657
9位 私って文房具屋さん? からま 75 91239414746
10位 秋の虫 かふあ 74 82941416048


9月の森リン大賞と上位入賞者(小6の部153人中)

文化的カプセルは「柔らかめ」で
ことのは
 もしわたしが海外旅行に行くことになったら、文化的カプセルを破ってその国を楽しめるだろうか。ハワイ、アメリカ、フランス、オーストラリア、中国など行きたい国はたくさんある。わたしはどの国に行くとしても、その国の言葉をどのくらい話すことができるか、言語をよく知っているかと言う「言葉の習得度」によって、行動が変わってくると思う。英語やフランス語、各国の言葉がペラペラで、何を言われても迷うことなく対応できるようになっていれば外国人とも気軽に付き合うことができるはずだ。アメリカやイギリスをはじめ、ヨーロッパ諸国の文化にも興味がある。しかしわたしもやはり日本人だからなのか、現実的に考えてみると尻ごみしてしまいそうなのだ。日常生活でも、フレンドリーに接しなくちゃいけないとしじゅう気をもんでいるのに、海外に行ったらどうなってしまうのか。この狭い日本でできないことが、広い外国でできるのだろうか。母国語が違う相手にコミュニケーションできるかと言われれば、不安が三分の二を占めてしまう。言葉が通じなかったらどうしよう、話が合わなかったらどうしよう、と不安要素があふれかえっているからだ。だが、勇気を一回出せばその国の文化やしきたりが分かるのではないだろうか。同じ国の人と固まっているよりも、その土地の人や他の国から来た人などと知り合った方が楽しい。外国人との壁なんて気にせずに、その国独特の物を見つけて帰ってこようと楽に考えればいいのである。
 母は今までに、二回海外旅行に行ったという。一回目はインド、二回目はフランス。言語も文化も全然違う国だ。しかしどうやら母は文化的カプセルを持っていないようなのである。インドに行く時不安は全然無かったと言うし、フランスに行ったときもお金の不安ばかりで「言葉が通じなかったらどうしよう」とは思わなかったそうだ。わたしならずっと、言葉が通じるか、この国で過ごしていけるかと様々な不安を抱えたまま旅行をしそうだというのに。言葉が通じるか、という問題は学校で習う英語を使ったり、フランス語を書いたり、最悪の場合は日本語で話したりして切り抜けたそうである。母は尻ごみせずに、外国人と友好的な関係を築いたと言っていた。フランスではユースホステルが混んでいて、泊まることができなかったのでスウェーデン人の女の子と一緒にホテルを探したそうだ。なかなか行動派である。またユースホステルで宿泊できなかった台湾人の女の子とも仲良くなり観光をしたという。日本人とべったりくっつく、ということはあまりなかったようだ。しかし、知り合ってからずっと英語で話していた男の子が日本人だった、なんてこともあったらしい。すこし信じられないが、そこが旅行の面白い所なんだと思う。一方、インドでは文化的カプセルを持っていっても維持できないという。電車は時刻表どおりに来ないのが当然で、踏切は電車が通過しても開かないし、約束は簡単に破られ、何を言ってもみんな、「ノープロブレム、ノープロブレム」とニコニコ笑っているというのだ。物事が計画通りに進行していかない、そんな国らしい。文化的カプセルはかえって邪魔だという。その国によって社会も文化も違うので、文化的カプセルはなるべく柔らかめの物を持った方がよさそうだ。文化を分解しなければ、付き合っていけない人たちがたくさんいるのだから。
 日本人にとって文化的カプセルとは、破っていかないといけない、一つの課題であるとわかった。日本人は引っ込み思案な恥ずかしがり屋が多いので、海外旅行でも文化的カプセルを破ろうとしない。しかし、これが他の国の人だったらどうなのだろう。きっと海外でも、積極的にその土地の人と仲良くなろうとするはずである。日本人も見習って、積極的な性格になるべきだ。言葉や人種の壁を乗り越えて新たな文化や発見が得られると思う。外国人には色々感心させられる。海外旅行でなくても、その土地の人と親しくなれるよう内向きな自分の性格を直していきたい。

順位 題名 ペンネーム 得点字数



1位 文化的カプセルは「柔らかめ」で ことのは 88 164454656556
2位 無用の用 はるかぜ 85 113154616960
3位 旅行の在り方 闇の女帝 81 117951758354
4位 日本人は(感) バービー 80 118846536451
5位 手放せない 文化的カプセル sha hui 79 101649555250
6位 フリースロー大会 ゼウス 78 89238566853
7位 私の長所・短所 きのの 78 89736646443
8位 日本と海外の違い サッカー少年 78 106638445748
9位 安らぎ マーブルチョコレート 78 87545595453


9月の森リン大賞と上位入賞者(中1の部74人中)

人間の猿人化
本因坊
 日本人は、今、自分を飼育している。社会の動きの中で。今の日本人は、あまりにも管理されすぎているのだ。管理型社会。それがもたらす様々な悪い要因がある。その悪い要因が積み重なって、自分を飼育することになるのだ。自分をペット化したいと思う人間がどこにいるだろうか。また、自分がペットになったら、誰がその面倒を見るのだろうか。それらのことを考えても、自分を飼育するのはやめた方がよい。いや、やめなくてはならない。
 昔の日本は、こんなことはなかった。自由な遊び場がいくらでもあった。空き地なども多数存在し、草むらの中に秘密基地を作ったり、様々な遊びをした。例えば工事現場の土管などを使用して中を秘密基地にしたり、学校の倉庫などの中で食べ物を食べたり、ジュースを飲んだりした。この間最終章が公開された映画、「20世紀少年」でも、草むらの中に秘密基地を作っていた。私はこのような人たちがとても羨ましい。今の子供は、皆テレビゲームなどを持っていて、皆で遊びに行こうとする時も、必ず誰かが持ってきていて、ボタンを連打している。壊れないのだろうか。いや、そんなことはどうでもいい。私が言いたいのは、もっと大人に知られない所で秘密基地のようなものを作りたい、ということだ。そんな体験を全くしなかった私達が大人になった時、何か応用がきくのだろうか。
 私は、学校の帰りなどでコンビニなどに寄り道するのが好きだ。中学に入ってからは、やったことはないが、小学六年の頃は、毎日の様に友達と安い文具屋や、Family Martなどで時間をすごした。当時、塾に通っていたが、あまり塾に早く行きたくないという気持ちもあったのではないだろうか。たまに買い食いもした。その他にもヨドバシカメラなどのおもちゃ売り場で体験DSなどでも遊んだ。そういうゲームは、知らないうちに熱中してしまう。たまに時を忘れ、家に帰るのが遅れ、大目玉を食ったこともある。また、誰の口からどう伝わったのか知らないが、翌日、先生に指名されて叱られる。なぜ誰かということまで分かっているのだろうか。何時もそれが疑問だった。先生にばれると、今度は誰が先生に言ったかという話をしだす。それには私はついていけない。自分にとって目の上のたんこぶの人を、嘘でも本当でも適当に言っているのではないかと思う。そして、先生に叱られるごとに冤罪が起こる。実によくない。
 確かに、管理を受けた生活も、悪くはない。ある程度人間は監視されないと、仕事や勉強をやらない。しかし、たまには自由に過ごしたい時間もあるのではないだろうか。あまりに管理されすぎた生活をすると、だんだんストレスがたまる。最近では、電柱に監視カメラを設置したところもあるようだ。あまりにそれは酷い。やり過ぎだ。しかし、このことに慣れてしまった人が多くいる。これが自己飼育なのだ。人間は、管理をされて生きる動物ではなく、自分から何かやることを見つけ、それをやる動物である。一体、いつから退化しているのだろうか。そのうち、猿人にまで逆戻りしそうだ。管理を受けた生活、それが当たり前になっていること自体にとても問題があるように私には考えられてならない。

順位 題名 ペンネーム 得点字数



1位 人間の猿人化 本因坊 88 131455696453
2位 まわり道に転がる光 きとみ 84 103856565959
3位 自己家畜化 ゆうたん 84 131346555654
4位 共通の気持ち ピプリー 83 110946696363
5位 アイデンティティの確立 えらる 81 103750495260
6位 他者とのつながり チョコ 81 109844475257
7位 けじめの問題 かまむ 79 106246647156
8位 ミスターカービィ 79 84253625956
9位 衰弱したアンデンティティ ひよこ 79 82246605757


9月の森リン大賞と上位入賞者(中2の部75人中)

社会の一員として
くろちゃん
 人間は自らを飼育し、家畜化〜自己家畜化している。まず人間は、人間自身を飼育しているのではないか。ヒトを生物の一種とみなした場合、個人レベルではなく、人間自身がつくった社会システムに依存して生活している点からである。人間は自らを自らで飼育し、馴化している。ただし、ここでいう自己とは個々の人間の行為の上での自己ではなく、ものごとの自己発展の上での自己である。人間というもののあり方が、自ら飼育していくという意味である。飼育とは、食物を供給され、さらに生活空間や場も与えられるといってよい。しかし飼いならすという通常、餌付けから始まるのでわかるように、食物を自力でとらずに済む依存の暮らしが基盤である。子供の時期は食物を供給されるが、自立するためには食物依存を断たねばならない。それだけに食物を供給されることは、まるで全生活の面倒を見てもらうのに等しい。社会システムにせよ、食料の仕組みもまた、人間がつくっているので、自己飼育・自己馴化である。現代の青年や子供は、自己家畜化が特殊な条件下で自己ペット化に至ったものと言えよう。自己ペット化は、その自己家畜化の管理・保護と人工化がより進んだ現代的な先進国での特殊な状態だとみなせる。自己家畜化の特殊な現代的あり方なのだ。しかし、ある程度の自己家畜化は必要である。                     その第一の理由として、規則正しい生活をすることによって充実した一日を過ごすことができるからだということが挙げられる。私たち学生の場合、平日には学校があるため、勉強や運動をしたり、友達と話したりして“学校”という社会の中で生活している。その時間はとても充実しているのだが、学校がない休日には、のんびりできるからといって朝寝坊をし、たいして勉強もできずに一日が終わってしまう。様々な人との関わりの中、学校で過ごす時間は確かに疲れるものだが、その一日を振り返ってみるととても充実していたことに気付くのだ。
 第二の理由として、皆が自由気ままに生活していたら、社会の秩序が保てなくなるからだということが挙げられる。もし電車やバスの運行時間が決まっておらず、その日の運転手の気分によって違っていたら非常に利用しづらいだろう。また、学校も会社もなく、人間が自分の思うがままにのんびりと過ごしていたら、人間としての夢や楽しみというものもなくなってしまう。やはり人間に生まれてきたからには、色々なことを学んで濃い人生を送るべきである。そのためには、やはり社会の規則正しいリズムというものがなければならないのだ。
 確かに人間には自由も必要である。日々時間に追われ、仕事ばかりの人生では周りが見えなくなってしまうだろう。しかし、「人はその制服のとおりの人間になる」という名言もあるように、私たちは社会のシステムに合わせて生活していくことで、社会の一員となれるのだ。

順位 題名 ペンネーム 得点字数



1位 社会の一員として くろちゃん 88 119858626357
2位 人生の選択 サニー 88 139466596257
3位 自分の意思と人の意見 ハーマイオニー 87 123955726253
4位 物の見方について 音楽大好き少年 84 109856606350
5位 決めたことはやり遂げる ショウ 84 114453625451
6位 アイスの決め方 夏みかん 79 94544515756
7位 自立と助け合い 疾風 78 92145515060
8位 「自立と相互いの助け合い」新しい伝統 snow boy 77 95754474654


9月の森リン大賞と上位入賞者(中3の部43人中)

日本の味を生かして
マロン
  行き過ぎた外来語というものが身近にあふれている。私は日本の味のある言葉が好きだ。彼岸花や欄などの花の名前だけではない。浅葱色や青竹色などの色の名前、葉月、長月のような月の名前。こうした言葉は日本人特有で、ずっと守ってゆきたいものである。しかし、コンピューターの普及によって、カタカナ語が増えている。カタカナ語のほうが良い言葉や表現もあるが、私は日本的なものを見つめなおしたい。
  そのための第一の方法としては、身近な日本独自のものを楽しむ、ということがあげられる。たとえば自然。お花見やお月見は風流である。昔の人は桜の咲いてはすぐに散ってしまう様子や儚さ、月の変化を楽しんだ。木目が細かい日本人の感性から、こうした行事が生まれたのだと思う。忙しい日々を送る現代人も、たまにはこうした味わい深い行事を楽しむことが必要である。
  自然だけでなく、日本人の昔からの慣わし、文化も身近なところで楽しむことができる。お祭りなどがその一つである。私は地元が浅草であったため、伝統的なお祭りを沢山体験することができた。私が最も好きだったのは、三社祭。私はただお神輿をかつぐだけでなく、江戸時代からあるお囃子を習ったり、このお祭りのはじまりとなった飛鳥時代の歴史を学んだりした。浅草の人たちは皆、自分の町の歴史や文化に誇りを持っているし、お祭りを毎年楽しんでいる。大きな行事がなくても、一つ一つの町や地方にはそれぞれの文化があるはずである。それらを大事にできたらよいと思う。
  第二の方法としては、自国の文化を理解することを教育の基礎におくことがあげられる。かつて日本は洋風化することが一番だと考え、西欧の文明に追いつこうとしてきた。その結果日本の文化は発展した。しかし今、日本は背伸びをしすぎているような気がする。日本人には、新しいものや外国についての知識ばかりで、自分の国のことをよく知らない人が多い。
  私の学校では、高校生になるとカナダへ海外研修に行く。その話を先輩から聞いてみた。カナダではホームステイなので、先輩は現地の家族に日本のお土産を持って行ったらしい。東京の名物や和菓子を渡すと皆喜んでくれたのだそうだ。肉じゃがなどの日本料理を作ったり、江戸時代の歴史の話、歌舞伎、侍の話も喜ばれた、とも話してくれた。海外では、英語をうまく話すことよりも、自国に誇りを持ち、いろいろなことをよく知っていることのほうが大切なのだ。自らの文化のすばらしさを体験し、よく味わい、守ってからはじめて、他のものを取り入れることが許されるのだと思う。
  たしかに、「日本」という殻の中に閉じこもってばかりでは、他国に遅れをとってしまうし、成長も止まってしまうだろう。良いものを吸収して変化していくことも大切である。しかし、私達の原点である日本的なものの良さを充分に理解してから、全ては始まるのではないだろうか。私は、「大切なのは、健康らしい外見ではなく、健康自身である」という言葉を忘れずにいたい。そして、味のある日本文化、日本の味を生かして、新しい発展を皆で考えて行きたい。日本には日本の良さがあるのだから。

順位 題名 ペンネーム 得点字数



1位 日本の味を生かして マロン 89 130055676656
2位 手助けによる人とのつながり(清) ☆shooting st 84 120253475264
3位 このところ日本では園芸が まじめさん 82 109948757056
4位 自然の一員として生きる メグ 81 134245506254
5位 生態系のバランス 野球小僧 80 92343707057
6位 清書 うずら 80 93846596454
7位 地球と僕ら ゆうちゃり〜 80 102351514856
8位 自然な人間 清書 かせり 77 84340546060
9位 花見のとき MAXやまびこ 76 63946626263


9月の森リン大賞と上位入賞者(高1高2高3社の部125人中)

視覚系は(清書)
まいう
□同じものでも物の大きさは変わらないのに、視覚上大きく見えたり、小さく見えたり変化して見える。これはいわゆる比例とか相似とかいうものである。物体を目の網膜を通して見ることで脳の働きにより、同じものでも大きさが違って見えるのである。相似に関連して、物事には相対的な事柄と絶対的な事柄が存在する。どちらが大切なのか自分なりの意見を持っておくことは大切だ。
□第一の意見として、確かに相対的ということは、私たちにとって便利だ。「複数の意見一」例えば、試験における偏差値などがそのいい例だ。試験の点数が80点と8割正解であった時に、8割取れているからいい成績だったとは必ずしも言えない。他の受験者に80点を超える高得点者が多ければ喜べず、その人数次第では成績としては良くなかったということもありうる。反対に試験の点数が30点といい成績でないように見えても、難問ぞろいの試験で受験者の得点が全体的に低ければ、無駄に落ち込む必要もない。ここに偏差値があれば、全体の中での自分の相対的な位置を客観的に知ることができる。「体験実例」
□しかし第二の意見として、人生には絶対的なものが必要なときもある。「複数の理由二」例えば、長さや大きさ、明るさなどを計測する単位である。長さや大きさは観察者と物の距離によって同じものを見ている時でも見え方が長短、大小変化してみえる。また明るさについても周囲の明るさの度合いによって同じものが明るくも暗くも見える。これらの状況をそれぞれを比較しようとする時、一つの基準というものが必要になってくる。その基準は当然状況によって変わってしまっては比較にならないので、計測内容毎に唯一絶対的な基準である必要がある。中学総体、高校総体と、中学生や高校生を対象に毎年スポーツの大会が種目別に開催されている。この大会の名称の由来は、競技ごとに相対的順位を決めるところから当初「中学相対、高校相対」と呼ばれていたが、歴史を経て今のように同じ読み方の「中学総体、高校総体」と変更されたそうだ。そんなことはない。「ユーモア表現」
□確かに、相対的なものも、絶対的なものも、どちらも大切だ。しかしもっと大切なことは「できあがった規則をなんとか守ろうとすることよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である。」という言葉「名言の引用」があるように、絶対的なものをひとりで決めていくよりも、生きていく中で他人と協調しつつ判断していくことである。 「総合化の主題」法律がそうだ。子供の頃、法律は絶対的で揺るぎないものと信じていた。しかし実際には、社会環境の変化などにより、改正されたり、新しく制定されたり、廃止になったりしている。変わることによって、法律は実態に合った生きたものになる

順位 題名 ペンネーム 得点字数



1位 視覚系は(清書) まいう 86 114955766854
2位 高齢化社会と日本(清書) PINK 85 95955706164
3位 科学技術の貢献 えりひ 84 156661505260
4位 私の青 紫式部 83 179451637359
5位 清書 しんご 79 87045565656
6位 短所は長所 きぬよ 78 96745537050
7位 真の知識 ピカチュウ 77 81855554953
8位 清書 おとめ 73 68546565448
9位 自己家畜化の良さ えりそ 70 55349474253
10位 手相見 きのす 67 41338464854



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2006年9月~2009年8月までの森リン大賞


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