森リンの丘 森リン大賞の記録


森リンの丘


 


10月の森リン大賞と上位入賞者(小1の部50人中)

▼小1の森リン大賞は、ランキングを表示していません。ランキングの表示は小3から、ランキングと作品の表示は小5からになります。

 


10月の森リン大賞と上位入賞者(小2の部107人中)
の部99人中)

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10月の森リン大賞と上位入賞者(小3の部137人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 もえる運動会 ネモ 73 112341697384
2 今のル-ルはらく マカロンピョン 71 68043506692
3 台風が来た朝 あずき 70 61542546381
4 楽しかった中学年リレー たけはる 70 76042596183
5 きんちょうしたオーディション あいあぬ 69 79539506584
6 大なわがなくなった あやポケ子 69 52144496287
7 きれいなどんぐり あいにれ 67 52538505980
8 あっ、どんぐり見つけた あいねわ 67 53238445792
9 「もう秋だなあ。」 プリエ 67 72146495780
10 秋のドングリ あいまみ 66 47341505787

 


10月の森リン大賞と上位入賞者(小4の部164人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 あの地震の体験 人生は自分で決めるものな 78 99344808074
2 山頂の料理屋 あんみつ 76 48548878977
3 私達とお米の関係 さくら 76 69642768084
4 おっちょこちょいの先生 毛利元就 74 117443567184
5 FBIにLet m u m u 73 65744626586
6 ゆるすのが一番 紫式部 72 98442517377
7 ドキドキした事 苦ちゃん 70 44841647981
8 たすけて! ドラえもん 神山 69 57357465692
9 ゆるしてあげたこと ああての 67 48939496089
10 ドキドキした事 あいゆう 64 43538495190


10月の森リン大賞と上位入賞者(小5の部124人中)


父と母の仕事
あうみか
 「みんなー!パパの仕事が変わったって!」
休みの日、昼頃に母が言いました。
「えー!すごい!何の仕事に変わったの?」
父は、前まで農林水産省の主に乳酸品について働いていました。しかし、今回から農林水産省の副大臣と働くようになりました。父はまだあんまりこっちになれていないので、今回は父の前までの仕事について説明します。
 父の仕事は、さっき説明した通り、牛乳 乳製品について働いています。農林水産省の働きを、簡単にすると、日本の農業や食料がなくならないように守ることだそうです。たとえば、今年はお米が少し足りないようだったら、農家の人たちに「今年は多めに」などと、進めてあげることです。また、災害などが起こったら、機械を直すなどのために使うお金を少し分けてあげるそうです。北海道で起こった地震の被害を、スーパーに行って、牛乳が今、スーパーにどれだけあるかを見に行っていたときがありました。その時の牛乳の量は、まるで牛乳がほとんど盗まれてしまったかのようでした。父に聞いてスーパーの牛乳の量を写真に撮って、仕事の人に送っていたことが分かりました。父に聞いて、心がけていることは、いろんな人がいるからなるべく不公平にならないようにと、分かりました。仕事のやりがいは、自分のやった仕事が次の日の新聞に載るときだそうです。
 母も実は昔働いていたそうです。少し難しいけれど、日本食品分析センターで働いていたそうです。母は主に、安全試験や異物混入試験の依頼の受付をしていたそうです。そして、その受け付けた依頼を、いろんな部屋に分類していたそうです。一番大変だったところは、すべての部屋のことを知っていないといけないところだそうです。ほかにも、母がそこで働いて、半年くらいに、母の同期が心の病気になってしまい、途中から会社に来られなくなったそうです。それによって、仕事が増えて、余裕がなくなったけれど、先輩たちが助けてくれたそうです。そしてなんと今でもその先輩たちと連絡を取り合っているそうです。
 「パパはこれから副大臣と働くんだって!」
父は、前まで農林水産省の主に乳酸品について働いていました。しかし、今回から農林水産省の副大臣と働くようになりました。父の、農林水産省の仕事、そして母の昔やっていた日本食品分析センターの仕事の主な仕事の内容が分かりました。また、父が副大臣との仕事に慣れたら、細かく仕事の内容を聞いてみたいです。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 父と母の仕事 あうみか 82 101249737389
2 大切にすべきもの 早雲 80 10685110011590
3 日本の誇れる職人 清正 79 1024488410292
4 手仕事は国の宝物 パイナップル 79 115341759586
5 遊びはいっぱい! あいりす 79 92443739292
6 おもてなし上手な外国人 りのりの 78 9005111810780
7 祖父の仕事 幸村 78 8014412210687
8 レゴの魔法の力 あえわさ 77 74154657089
9 手仕事 あうみく 76 83343647481
10 父は、医者なのである リンゴアイス 76 77839697386

★1位、2位の作品は、要約の部分が多かったため代表作品になりませんでした。
10月の森リン大賞と上位入賞者(小6の部119人中)


柿の食べ方
らあき
柿には、甘ガキと渋ガキがある。渋ガキの渋もいわゆる「熟しガキ」になるまで木の上に置いておけば抜けるのだが、人工的にその渋を抜くことも可能だ。一番一般的な方法は、まず、柿の果実全体にアルコールを噴霧する。その次に、密封すれば、渋が抜けるらしい。ちなみに、1こ1こ丁寧にやったものは、少し値段が高めらしい。
 私はどちらかというと、かための柿のほうが好きだ。しかし、家では、すっごく熟していて、まるでわたのようにやわらかい柿を食べることが多い。しかもその柿は、赤ちゃんの手の平サイズの、直径五センチメートルぐらいしかない。その柿を食べるときは、そのまま素手で食べることが多いのだが、どうしても手がベットベトになってしまう。そこでお母さんに、
「ねぇママ、どうしたら手を汚さずに柿を食べれるの?」
と聞いてみた。お母さんによると、普通の人はこういう手順で食べているらしい。まず、皮を洗って、へたをとる。次に手で半分に分ける。そしてそのまま吸えば、手を汚さずに食べることができるらしい。しかし、その通りにやってみたら、両手を使わないといけないことが分かった。しかも、高確率で皮が破れて、やはり手が汚れてしまうのだ。それで、私は、私なりの方法を考えた。さっきの方法より簡単だと思う。まず皮を洗ってへたをとる。そして、その元々へたがあった穴から吸うのだ。そうしたら、片手しか使わなくて済む。しかも、すみずみまできれいに吸えば、最後に残った皮の形がとてもきれいだ。
 私は辞書で、「柿」について調べてみた。カキは中国原産で、古くから日本でも栽培されていたようだ。柿は、東アジア各地で栽培されているが、甘柿は日本独特の柿である。富有柿、御所柿、次郎柿などの種類があるそうだ。渋柿には、身不知、蜂谷、平核無など多くの種類があるそうだ。保存用としては、たるにつめた、たる柿。それと、塩漬の柿などがあるそうだ。また、渋柿は、さわし柿にしたり、干し柿にしたりすることが多いようだ。そして、お花は黄色だ。また、柿の木は火葬をする時の燃料に使うならわしがあることから、いろりの火には使用しないという習慣があるそうだ。材は、家具や細工に用いるそうだ。
 「急いでは事を仕損じる」ということわざがあるように、急いで熟していないうちから柿を食べようとすると、渋くて食べることができない。また、「柿食えば鐘がなるなり法隆寺」という句があるように、柿は昔から生活に根付いているから、柿を大切にしたい。
「ずずずずー。この柿おいしいね。」
私は今日も柿を食べている。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 サヨナラ柿の実さん おむれ 81 104451688496
2 幸運を引き寄せる努力 夢見るおたまじゃくし 81 123646668086
3 柿の食べ方 らあき 80 1063439610592
4 人生の幸運と不運 くらくら 80 1132571089884
5 タカラジェンヌになりきって らるせ 78 13984412812487
6 ドミノ倒し ころ 78 101043738784
7 笑う門には福が来る(感)清書 あえきて 78 97444707089
8 幸運のための努力 ああおよ 72 59347697277
9 秋を彩る柿は やまち 71 59352546290

 

10月の森リン大賞と上位入賞者(中1の部73人中)


科学文明に頼り過ぎ
なっち
 「本当に便利なものがいっぱいあるな。」
私は、科学文明について考えていた。科学文明とは、現代人にとって欠かせないものだ。しかし、私は今の現代人は科学文明に頼り過ぎているのではないだろうかと考える。どこに行くにでも科学に甘えている人がいると思う。私は、科学文明に頼り過ぎることは良くないと思う。 
 その理由は第一に、科学文明にたより過ぎずに自分の力でやらないと意味がないからだ。例えば私の家には、親せきからもらったそうじロボットがある。母は、その掃除ロボットをときどき掃除が面倒くさい時に使う。掃除ロボットは、本来仕事で忙しくてそうじができない人が使うものである。そのため便利で楽なこの掃除ロボットはとても人気がある。だが私は、そのロボットばかりに頼ってしまってはいけないと思う。なぜなら、ロボットに頼りすぎることで自分の手で掃除をするという意識が薄れてしまうと思うからだ。どのように掃除をして、どのようにきれいにするのか、ロボットに頼ってしまえばいつしか掃除の仕方さえ忘れてしまうのではないかと私は思う。そして自分からきれいにしようとすら考えず、ロボットばかりに頼ってしまうと思う。これは、掃除だけでなく、例えば食器洗いでも同じだと思う。食洗器ばかりに頼り、自分で洗わなくなってしまうと思う。このことから、私はやはりロボットなどの科学文明に頼り過ぎずに自分の力で行動しないといけないということが改めて分かった。 
 その理由は第二に、科学文明は電気が使えないと機能しないからだ。そのことについて考えるようになったのは、今年の夏の台風二十一号の被害を受けてからだ。私が住んでいる地域はひどい被害を受けた。ほとんどの家が停電し、町中の電線が切れ、マンションに住んでいる人は、断水してしまったと言っていた。私は、今まで停電なんて経験したことがなかったのでとても怖かった。それと同時にテレビは使えなくなり、携帯電話は充電できなくなってしまった。中には、トイレまでできなくなってしまっていた人もいた。私は、そのとき科学が発達し、様々な便利なものが作られているが、いざとなると電力がなければ科学文明は使いたいときに使えないということが分かった。そのためには、科学文明に頼らず、電機や水道を使えなくても生活できるようにしておくべきだと私は、思った。このように科学文明は、電力がなければ使いたいと思ったときに使えないことがあるから、自分でできるようにしておくことは大切だと私は思う。
 確かに、科学文明に頼る現代人の生活が経済を豊かにしてきたという意味もある。しかし、「理想に到達するための手段はまた、理想への到達を阻む障害でもある。」という名言があるように科学文明は私たちの生活を豊かにしているが、自分たちの生きる能力を減らしてしまっているのだ。だから私は、科学文明に頼り過ぎることは良くないと思う。私は、これから科学文明に頼り過ぎず、自分の力でいざというときに行動できるようにしたい。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 科学文明に頼り過ぎ なっち 87 123862737390
2 不思議と思って自分に問いかける事 honeysnow 86 128458677386
3 科学は、使いよう サーサ 84 1708581069789
4 科学文明と自然 かなん 81 111353879692
5 科学文明 あえあく 80 100948688095
6 科学を過信すると わよね 79 83951738486
7 「ドラえもん」の真意 ゆり 79 86548717289
8 しなくなったけんか きのあい 76 80152587083
9 喧嘩をしない友達はフェイクの友達 らよろ 76 82444546495
10 けんか あうみひ 74 67853607083

 

10月の森リン大賞と上位入賞者(中2の部68人中)


成長するために通過する道
れりか
 私は子供時代を無邪気に楽しむのも、一人で物事を考えることも通らなくてはならない道だと思う。
 確かに、人間は無邪気に子供時代を楽しむことも大切だ。私もヘッセのように水遊びが好きだった。そこには無駄使いなどいう考えは一切なく、ただひたすらに幸福な感じがした。水遊びと言っても水鉄砲などなかったから、子供用のバケツに溢れるほどの水を入れ、そこに土を入れてスコップで混ぜたりして遊んでいた。今思うと汚いし、服は確実に汚れ、母に叱られることも目に見えているのになぜ、となる。おそらく、その時の私は子供時代の真最中であったから、今は何でも無いようなことに魅力を感じていたのだと思う。自然の多様な仕組みを知らなかったから、不思議だと思うものに手を出さずにはいられなかったのかもしれない。このように、恐れ知らずでいろんなことをしてみるという子供時代は、通過することで新鮮さを感じ、五感に刺激を与えられる。遊んでいる方が子供らしいというのはあるが、興味をたくさん持つことは一人で考えるという土台になるのだと思う。
 しかし、人間には自然や人から離れて自分で考えてみるというのも必要である。私はソフトボール部に所属している。試合ではベースをボールより速く踏まなければならないため、スライディングというのがどうしても必要になる。それをやってけがをしている子を見て、恐怖のせいで勢いが足りなくなり、足がベースにとどかなかった。スライディングの上手い子に聞いたが、感覚でやるものだという、期待した答えは得られなかった。これはもう、自分で答えを見つけるしかないと悟った。だから早速部活動以外で練習する時間を作り、苦しみながらもできない原因を模索した。練習を重ねて、問題が明確になると、そこを改善するための始めのやるべきことが見つかり、実践すると上手くいった。そうして最初の鍵はどこだと、自分にしかわからない感覚を模索したからこそ、得られた結果だと思う。昔話で言えば「一寸法師」がそうだ。子供のいない老夫婦にさずかった一寸法師は、背こそ低かったがとても勇敢だった。自分の小さい体に不満を持ちながらも、その体でできる手段を考え、都に行きお姫様に仕える。一寸法師の鬼退治により、得られた打出の小槌で一寸法師の背は普通の青年の大きさくらいにまで伸びて、お姫様とめでたく結婚するという話だ。このように一寸法師は上手くいかないことを自分で考え、成長したいと出した答えが都に行くことだったのだろう。そう考えると、人に聞いて答えを出すより自分が一番よくわかっている問題は、自分で考えをめぐらせ解決策を出すことが答えの鍵への最短の道のりなのだと思う。
 好きなことをする子供時代も自分で答えを模索する時代も通過しなければならない道だ。しかし一番大事なことは、「道は近くても行かなければ到達しない」というように今自分が処理しなければならない物事を、限られた時間の中で上手く片付けていくことである。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 成長するために通過する道 れりか 89 122662718199
2 勝ちに対する考え方 すが 85 101358788184
3 勝ち負けのこだわり かとう 85 149652867995
4 基礎応用力 なゆの 82 99062737286
5 れりか 81 107451788792
6 自分で考える力 らろこ 81 96852726886
7 スポーツとは イクラ 79 11795210410876
8 あの日あの時あの場所で 雷馬 78 73549697893
9 幼少期・青年期に見る心の成長 デルタ 77 71953647390
10 科学文明と向き合う あうらか 65 40746515486

 

10月の森リン大賞と上位入賞者(中3の部50人中)


深く考えるとは
あええる
ある物事に興味を持ち、それを研究しようとするとき、まず誰しもが着目するのはその形態や振る舞いである。次いで、もう少し詳しくその特徴を記述することを試みる。しかし筆者は、この時に必要なことは、ある物事や現象の携帯などの奥に潜む原理を追求することだと言っている。何事にも物理の目を持ち、説明されるべき問題点を見つけて疑問を持つことが大切なのである。私も筆者の言うように、物事の表面的な現象だけではなく、背後にある原理や原則を考えるような生き方をしたい。
その方法として第一に、表面だけを見て判断せず、立ち止まってもっと深く考えてみることだ。見た目だけで行動すると、失敗して不適切な選択をしてしまう場合が多くあると考えられる。例えば、私がスーパーにパンを買いに行った時のことだ。パンなど普段あまり買わないので、何がどこにあるのかわからず、右往左往していた。そんな時、ふと、店頭の一角に目が留まった。そこには大きく「パン大安売り」と書いており、なんと30パーセントオフくらいでクロワッサンが売られていた。自分は、ずいぶんラッキーなときに来たものだと、その日は小躍りしながらそのパンを買って家に帰った。そして数日後、朝食時にそのパンを食べる機会がやってきた。ふと袋に顔を近づけてみると、何か嫌な臭いがする。ぎょっとして賞味期限を見てみたところ、買った翌日が賞味期限になっていた。どうりで安かったわけである。私は、「ただほど高いものはない」という言葉を実感させられた。
第二の方法としては、メディアが表面だけを追うのではなく、その背後までも分析して報道をしていくことが挙げられる。メディアの影響力は絶大なもので、現在はスマートフォンなどで簡単にニュースがみられるために拡散もはやい。しかし、時々大げさなニュースを流出したり、背景を無視して起こったことだけを報道したりする。これにより世間で誤解が広まってしまえば、被害者はたまったものではない。天文学者のガリレオガリレイも、ある事柄を深く考えることで大成した。彼は、地動説を初めて公式的に唱えた学者としてとても有名だ。彼が地動説を思いついたきっかけは、金星の満ち欠けを発見したことだった。普通の人だったなら、「月と同じように、金星も満ち欠けするのだな」と思って終わりであろう。しかしガリレオは違った。なぜ金星は満ち欠けをするのかについて深く追求し、その上で天動説は誤りである、と結論を出したのだ。この結果、彼は今、名高い天文学者としてみんなに知られている。つまり、ガリレオのように、メディアも事実を深堀りすることでさらに正確な事実を導き出すことができると考える。
確かに、背景を探る前に物事の実際の姿をよく見ることは大切だ。しかし、「事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。」という名言にもあるように、根本的な原理や原因を考えることが成功につながることもある。私はこれから、何にでも深く考えることによって物事の本質を見抜けるようになりたい。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 深く考えるとは あええる 91 125063778792
2 ものごとの内部を考える られし 89 177663979492
3 「ふしぎ」なことの考え方 あうなみ 85 1274611069499
4 季節感のある暮らし にえけ 85 130354617287
5 裏のことを考える のび太 82 104152646895
6 科学進化の問題点 あうほひ 81 94156667692
7 新たな発見 あうほつ 79 83743688387
8 季節感のある暮らし(清) うらら 79 92642707684
9 互いに理解する わよむ 78 84849656897
10 イベント みいた 76 97256576083

 

10月の森リン大賞と上位入賞者(高1高2高3社の部133人中)


『私に漫画「ドラえもん」(感)』の清書
あいゆえ
 藤子・F・不二雄氏の代表作『ドラえもん』は、未来から来たロボットが主人公・のび太の抱える問題を「四次元ポケット」から秘密道具によって、解決していくコメディー漫画である。漫画『ドラえもん』は世界的にも有名な漫画であり、『ドラえもん』を愛読する多くの読者たちは、『ドラえもん』を「子供に夢を与える漫画」と評している。
 しかし、この意見文において、著者は藤子・F・不二雄氏が『ドラえもん』を通して、科学を過剰に過信する現代生活を風刺しているのだと述べた。
 『ドラえもん』の主なストーリー構成は、次のようになっている。主人公である「のび太」は自分の身に起こった問題の本質を見極めず、すぐにドラえもんに頼る。そして一度は問題は解決するのだが、また別の問題が起こる、というものである。著者は、のび太がドラえもんにすぐ縋る行動を、科学が便利だからと言って生活に応用するも、数多の失敗を繰り返す現代社会と照らし合わせている。更に、著者は『ドラえもん』は、「笑いを提供する漫画」に見えて実は「現代の問題に対する警告」であると述べている。
 私も、この著者の意見に賛成である。藤子・ F・不二雄氏は『ドラえもん』を通して、科学に頼りすぎる現代社会に警鐘を鳴らしていたのではないかと考える。
 その理由の一つとして、プラスチックといった人為的に製造された製品があげられる。現代の生活において、プラスチックは必要不可欠な必需品となっている。どの商品にも必ずと言っていいほどにプラスチックが使用される。だが、一見便利なように見えるプラスチックも、実は今世界で多くの問題を引き起こしている。
 有名雑誌『Natural Geographic』によれば、一年で180億ポンドものプラスチックが最終的には海に流れ着き、更にはこの数は氷山の一角に過ぎないとされているという。もしこれが事実だとするならば、これは人間が科学を自分たちに便利なように使うあまり、環境破壊を行なっていることとなる。人間は、便利な生活を送るために、プラスチックを大量に生産している。同雑誌によると、1950年から今までで生産されたプラスチックは92億にも上るという。しかし、このプラスチックの大量生産は、確かに生活を豊かにはしているが、同時に自分たちの首を絞めていることになる。
 海に流れ着いた、捨てられたプラスチックは、肉眼では確認することができないほどに小さくなる。このプラスチックが混じった海水を小さなプランクトンと言った生き物は栄養分としている。その汚染された微生物を更にまた別の生き物が食べていく、という食物連鎖が行われていくと同時に、海洋生物の体内にプラスチックが蓄積されていく。これは、生体蓄積、あるいは生物濃縮と呼ばれている。この汚染された魚を私たち人間が食べることによって、健康に害がある事は、多くの人がたどり着く考えであろう。だが、人間だけでなく、プラスチックによって、海の生態系は壊れ、また地上の生態系も崩れるのである。崩れた自然の生態系は、木や山といった環境にも影響を与える。
 これは、イエローストーン国立公園で行われた狼の再導入が証明している。狼が長年いなかったイエローストーンに、1900年代に狼が再導入された。すると、増加の傾向にあった鹿の数は減り、草木の数が増えた。増えた草木により、他の草食動物たちも増え、ウサギやネズミを獲物とする猛禽類なども増加する。また、草木が増えた事により、土に栄養が行き渡るようになり、しっかりとした地盤が作り上げられた。生態系が元に戻った事により、自然がさらに豊かになったのだ。
 科学に頼り過ぎれば、いずれ私たちが住む地球の豊かな自然が破壊されてしまうのである。
 また、科学に依存しずぎるのが良くない理由として、私たちがうまくコントロールできていないことが挙げられる。
 プラスチックはもちろんだが、私がここで述べたいのは、主にスマートフォン(スマホ)やパソコンの普及によって発生した、人と電子機器との関係である。スマホやパソコンは非常に便利であり、現在ではどんな辺鄙なところでも、誰しもが持っているようなアイテムである。だが、このスマホの登場により、多くの問題が発生した。ドラえもんのひみつ道具を与えられたのび太と同じような状況である。
 スマホの画面上で起こる出来事に目を向けてしまうがゆえに、他者との関わりをおろそかにしてしまう人。また、スマホを操作しながら歩いているせいで、自分、あるいは周りの人が怪我をする。更には、長時間スマホやパソコンの操作を行なっていることによる、健康被害も報告されている。
 つまり、私たちは自分たちが科学の力によって発明した便利道具をうまく扱えていないのである。これは、ドラえもんの秘密道具を受け取ったものの、上手く扱えていながゆえに、また別のトラブルを起こしているのび太と、大差ないと私は考察している。
 私たちが上手くコントロール出来ていないのは、スマホだけではない。電気を作るためのエネルギーや、銃や化学兵器などもあげられる。
 確かに、科学に頼ることによって私たちの生活は豊かになり、更なる発展を遂げることができる。だが、その力がさらに別の問題を引き起こさないかと、深く考察しなければ、私たちは別の問題を抱えてしまうと、私は考察する。
 ゆえに、私はこの意見文の著者や藤子・F・不二雄氏と同様、科学との関わりは、程々にするべきだと考えている。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 『私に漫画「ドラえもん」(感)』の清書 あいゆえ 96 2251791069996
2 子どもの世界は わよつ 94 1119749010095
3 個性を消せば、心は空っぽ ああけえ 89 147862788892
4 学問の意義(清書) ジャスミン 89 114161898495
5 今後の生き方 しろめウサギ 89 119861888292
6 効力感を持たせるような ゆこぷん 88 113869798180
7 学問という贅沢 りすっぴ 86 108761999593
8 季節感のある生活 レモン 81 103751668190
9 (清書)ぶれない信念を持とう ああしめ 79 10075312812092
10 幸福とは シナモン 79 86548817589



2018年10月の森リン大賞 |  2018年09月の森リン大賞 |  2018年08月の森リン大賞 |  2018年07月の森リン大賞 |  2018年06月の森リン大賞 | 
2018年05月の森リン大賞 |  2018年04月の森リン大賞 |  2018年03月の森リン大賞 |  2018年02月の森リン大賞 |  2018年01月の森リン大賞 | 
2017年12月の森リン大賞 |  2017年02月の森リン大賞 |  2017年01月の森リン大賞 |  2016年12月の森リン大賞 |  2016年11月の森リン大賞 | 
2016年10月の森リン大賞 |  2016年09月の森リン大賞 |  2016年08月の森リン大賞 |  2016年07月の森リン大賞 |  2016年06月の森リン大賞 | 
2016年05月の森リン大賞 |  2016年04月の森リン大賞 |  2016年03月の森リン大賞 |  2016年02月の森リン大賞 |  2016年01月の森リン大賞 | 
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2014年03月の森リン大賞 |  2014年02月の森リン大賞 |  2014年01月の森リン大賞 |  2013年12月の森リン大賞 |  2013年11月の森リン大賞
2013年10月の森リン大賞 |  2013年09月の森リン大賞 |  2013年08月の森リン大賞 |  2013年07月の森リン大賞 |  2013年06月の森リン大賞
2013年05月の森リン大賞 |  2013年04月の森リン大賞 |  2013年03月の森リン大賞 |  2013年02月の森リン大賞 |  2013年01月の森リン大賞
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2006年9月~2009年8月までの森リン大賞


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