森リンの丘 森リン大賞の記録


森リンの丘


 


1月の森リン大賞と上位入賞者(小1の部68人中)

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1月の森リン大賞と上位入賞者(小2の部103人中)

▼小2の森リン大賞は、ランキングを表示していません。ランキングの表示は小3から、ランキングと作品の表示は小5からにな
 


1月の森リン大賞と上位入賞者(小3の部134人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 ほかほか牛乳 あずき 71 59444636981
2 ありがとう!微生物 プリエ 69 76443596873
3 七百倍楽しい帰り道 もりちゃん 69 76744476781
4 あー重い重い あやポケ子 69 75539546180
5 なるべく長くする帰り道 マカロンピョン 69 65647445984
6 帰り道の楽しみ たけはる 69 100141495987
7 ゆずりあい あいねわ 68 72842486884
8 ふとんとおふろの中はぽっかぽか あいまみ 68 73139546080
9 楽しみなお正月 金メダル 67 47442516880
10 おしゃべりばかりの帰り道 ああゆみ 67 56939505779

 


1月の森リン大賞と上位入賞者(小4の部152人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 会談屋さんシリーズ がりがり 79 15393810410383
2 アメリカシロヒトリ(白灯蛾) るいるい 79 74543798390
3 生き物みんなお互い様 わのき 79 89252627695
4 寒い朝 ゆり 77 93054547089
5 直ったチャイム ああての 74 82341497292
6 楽しい帰り道 あうあゆ 72 75244546280
7 むずかしいパズル m u m u 71 67241536587
8 害虫なの?害虫じゃないの? 苦ちゃん 64 41438546373

★1位の作品は、要約の部分が多かったため代表作品にはなりませんでした。
1月の森リン大賞と上位入賞者(小5の部129人中)


おせちの今と昔
清正
 元日の寒い夜、食卓を前にした僕達の前におせちと子供用のカレーが並べられた。この日、父の弟家族三人と父方の祖父母が僕の家に泊まりにきて、八人での食事となった。本当は、全員で九人なのだが、僕の父は年明け早々仕事でおまけに当直のため不在だった。お正月といえば、お年玉やおせち、初詣などいつもと違ったことがある。お年玉は、お正月にしかもらえないものだ。その理由は、お正月に年神様をお迎えする時に鏡餅と一緒に家族の人数分のお餅をお供えすると、年神様の魂がこのお餅に乗り移ると昔は考えていて、そのお餅を年魂と呼んだことから始まったのだ。おもちからお金になるなんてラッキーな制度になったと思った。お正月に頂くおせちも、季節の変わり目の節目に稲などの豊作や無病息災、子孫繁栄などを願うために神様にお供えをして無事を祈る節句行事がもととなった。母は、以前は祖母と二人で十種ほどのおせちを作っていたそうだ。朝から晩まで二日間かけて完成させる。まるで職人のようだと思った。手間をかけた分美味しそうな気がして、母の手作りを食べてみたいと思った。
 祖父の時代のお正月を聞いてみると、三つの話をしてくれた。一つ目はお年玉で、僕と同じで貯めるのが嬉しかった。なぜなら使えるお店などは近所にはなかったからだ。二つ目は遊びで、近所で集まって凧揚げやコマバトルをして遊んだという。コマは、僕が幼稚園でもらった大山ゴマに似ているようだ。凧は、竹を削って骨組みを作り、障子の紙を貼って、タコ糸だけ買ってくる。昔は遊ぶものも手作りだったのだと知った。三つ目の話はおせちで、豪華ではないが、黒豆やかまぼこは食べたという。この黒豆に込められた意味を調べてみると、黒豆は魔よけの色で災いを防ぐ、しわがよるまで長生きできる、日に焼けて真っ黒になるまでマメに暮らせるようにという願いがあった。僕の好きな伊達巻は、文書などに見立ててしっかり読み書きができ、知識が増えるようにという願いだった。一つ一つ願いが込められていることを知ると嬉しくなり、食べたほうがいいと思った。話は戻り、他にも年末に大祖父が買ってくる大好きなスルメとつきたての四角いお餅を煮込むお雑煮を食べたそうだ。今と比べると質素だが、僕は満足できそうだと思った。
 祖父の時代と今を比べるとお正月の過ごし方が少しずつ変わってきている。凧あげができる広い場所も少なく、コマもいいがカードゲームや人生ゲームの方がいい。その点、おせちは昔からの習わしでずっと続いているのはすごいと思う。日本人にとっておせちは、承前啓後という言葉があるように時代が変わってもその時代に合った形で繋いでいく大切なものだと分かった。家族が集まり賑わいながら幸せを願うのはいいことだ。あまり好きではなかったおせちだが、こめられた願いを感じながら一口一口味わった。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 哲学者のソクラテス スライム 81 98651858089
2 おせちの今と昔 清正 80 1173468310193
3 ぼくの家のご祈祷ツアー E231K500番台 80 89348809289
4 タイミング あうみか 80 101841768380
5 Nの法則 早雲 80 134646748290
6 [明けおめことよろ」 リンゴアイス 80 107438677487
7 宝物 あいりす 79 84538789587
8 質問の活用 マーガレット 79 115544607292
9 ソクラテス あうみく 77 94544656480
10 知らないことを知っている パイナップル 76 82243616495


1月の森リン大賞と上位入賞者(小6の部100人中)


気合を入れる
らるせ
 お正月は、冬休み明けすぐにある、卒業試験の勉強に専念したかったのだが、面白いテレビを一日中見て、勉強をさぼってしまった。
 大みそか、紅白歌合戦やガキの使いという番組を見ていたから、寝るのが遅くなってしまった。だから、お正月は、10時くらいにおきて、お昼におせちを食べた。今年は、おせちを和食と洋食と、2個買ってみた。和食のおせちでは、たこの旨煮がとてつもなくおいしかった。私は元々、たこの食感が大好きだ。それに、甘く煮てあって、ほっぺたが落ちそうなぐらいおいしかった。また、魚のこぶ締めも、こぶの味が魚にしみていておいしかった。洋食の方は、牛肉とコンソメ味のゼリーがおいしかった。牛肉は、牛肉というよりは、その上にかかっている濃厚なソースがおいしかった。ゼリーは、コンソメ味が大好きな私にとっては最高の食材だった。これらのおせちを食べながら、録画していた紅白歌合戦をもう一度見たり、お正月スペシャルでたくさんのテレビが特集をしていて、それらを見てしまったため、勉強が全くできなかった。
 次の日。お正月に勉強が出来なかった分、残りの、6日間で仕上げて、無事、卒業できるように頑張ろうと、改めて思った。卒業試験は8科目のペーパーテストがあり、そのペーパーテストに加えて実技が3つある。これらを全て70点以上とらないと、中学の推薦を取ってくれないため、頑張るしかない。4年生や5年生の頃は、卒業試験なんか、まだまだ先でしょ…と思っていたが、今考えると、もうこの時が来てしまったという感じだ。時が過ぎるのが早いとはこういうことなのだなと実感した日々だった。
 母は昔、お正月には、必ずおもちを作っていたらしい。もち米をふかして、餅つき機でお餅を作ったらしい。その作ったお餅は、もっちもちでものすごくおいしかったそうだ。私は、2年生の時、2年生全員で作ったお米で、お餅を作ったことがある。また、それを食べるお皿も自分たちで作ったため、さらにおいしく感じたことを覚えている。
 人間にとって、日本人にとって、お正月とは「よしっ。今年も頑張るぞ。」と、気合いを入れさせてくれる大事な行事であると思う。これからも、日本の伝統に沿って暮らしていきたいと思う。また、大人になって恥ずかしくない女性になるために、きちんとした知識をたくわえたり、自分で自分を磨いたりしていきたいと思う。これから中学生になるにあたって、勉強と遊びの両立もしていきたい。
 私は冬休みの間中、家の中に閉じこもって、卒業試験の勉強に励んだのであった。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 気合を入れる らるせ 80 105544688289
2 野菜のようせい らあき 80 111546668186
3 まさかソフィーが ああつさ 71 57643626781
4 お正月おめでとう ころ 70 55641506797
5 ぼくの宝物 ああおよ 68 57839615781
6 固定観念を捨てる やまち 67 47041555887

 

1月の森リン大賞と上位入賞者(中1の部72人中)


世間と社会
サーサ
「だって皆やっているから。」
そのような理由で、主張する人がいる。しかし、僕は、グループという仲間意識というものにとらわれ過ぎることは大切ではないと思う。
その理由は第一に、個人の意見を持ちにくくなるからだ。僕は、筆者の言う「世間」とは所属だと思う。仲の良い所属の中で自分だけ違う意見を言うことはなかなかできないものだ。会議の時でも同様で、何かを話し合っているときに、自分は反対でも周りの意見に流されてしまって自分の意見を言えない。このようなことが起こっている。昔は軍部や独裁者が国を掌握し、手中に収めていた。今はそのようなことはないが、国会とまではいかなくとも、重要な会議で反対意見を述べるのは容易ではない。そのため人は意見を言うということをためらってしまうのかもしれない。例えば僕の母も、昔は全く発言すらしなかったそうだ。皆と同じでないと駄目だと思っていたという。しかし、世の中に出てから母は、それは逆に良くないことだと気づいたそうだ。きちんと自分の主張を言うということが、自他共に良いということだ。母は今、友人が多くいて、知り合ってから長い歴史を持っている。そのような歴史から、母は、違う意見が言いづらいと長く続かない、と語っていた。友人関係以外でもそうである。「社会は自立した個人との契約によって成り立つ」という社会契約論も、まるでそれを裏付けているかのようだ。個人として自立するというのは、民主主義の根幹であり、基本である。ところが日本は、ほぼ単民族国家であり、社会の前に「世間」というものがあり、その中で持ちつ持たれつの関係を持つ。その「世間」に排他性があるならば、とらわれすぎるのは良策とは言えないのだ。
また第二の理由としては、皆と同じような視野でしか物事を見られなくなってしまうからだ。ある調査によると、行きたい旅行先は、一位のオーストラリアが過半数を占めている。これを見ていると、自分の行きたいところも周囲の影響を受けていることがよく分かる。僕の弟もよく、
「皆やっているから。」
という根拠を述べる。しかし、これは本当に根拠として成り立っているのだろうか。恐らく僕は、この発言は多角的な視野で物事を見ていないのだと思う。皆やっているから安心だ。といった「赤信号皆で渡れば怖くない」では通らないのだ。「自分」という独自の文化というものを形成すべきだと、僕は思う。皆の視点からではあまり独自性のない文化が形成されてしまう。協調と依存は、大いに違うことなのである。それは文化でなくてもそうである。例えば電車の中で集団で騒いでいる連中というのは、よく見かける。その集団の中という世間で生きているので、他の乗客という社会が見えなくなってしまうのである。会社ぐるみの汚職や、国ぐるみの不正行為などというものも、会社や自国といった世間だけが視野に入って、社会というより大きな視野を持てないところから来るのだろう。しかし、日本人の感覚としては、たとえ社会的にみて悪いことであっても、世間のためにやったという人を評価するところがあるから難しい。例えば学校の中でいじめなどが顕在化しにくいのも、所属する世間、即ち学級から爪はじきされるのが嫌だからということもあり、自殺につながってしまった事例もある。このように、自分が居心地よく学級にいられて、一人でどこの所属に入っていなくても、判断力があれば無所属であろうと何であろうといじめは起こらない筈だ。今、日本にはいろいろな民族が入ってくる。もはや、日本人が全世界に進出できる時代にもなった。これからは、世界単位で地球を作らねばならない。やはり日本人としての自己同一性を持って世界に溶け込んでいくことが大切なのだ。
 確かに、仲間同士で助け合うことは良いことであり、仲間がいて安心して疎外感も無く過ごせる、という意見もある。しかし、「人間は強くなるほど素直になれる。」という名言があるように、世間にとらわれずに視野を広げ、自分の価値観をしっかり持つことが大事だ。だから僕は、グループという仲間意識というものにとらわれ過ぎることは大切ではないと思う。これから僕は、個人としての自分を形成しつつ、多くの人から学び、自分を育てる繊細さを持っていきたい。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 世間と社会 サーサ 92 174664928887
2 外見より中身 あいあき 87 167456888586
3 ポイ捨てから始まる問題 かなん 86 125466708383
4 社会は個人から成り立つものと honeysnow 85 134356717586
5 産業革命以来 あえあく 84 112752698292
6 ポイ捨ての影響 テオ 83 106256777680
7 日本人の世間 わよね 79 99251566887
8 見た目よりも大切な事 あうそよ 78 86248747386
9 ゴミはゴミ箱へ らよろ 78 91659606589
10 「ポイ捨て」という大きな問題 あいふま 77 83452566593

 

1月の森リン大賞と上位入賞者(中2の部62人中)


失敗の後に
イクラ
 「栓ってそうやって抜けるの?」
すっかり日も落ちて外はもう真っ暗であった。しかし、私は、明るい蛍光灯の下に逃げ隠れもすることできず母からお叱りを受けた。この説教の原因となったのは、私が無知だったことが故である。私は知らないうちに点耳薬のボトルの栓を抜いてしまいその薬を無駄にしてしまったのだ。私は、この後母の前で深く反省をすることとなった。
 確かに、戦争の悲惨さを後世に語り継ぎ、反省することは大切だという意見がある。深く反省すことは、新しい出発の土台となるからだ。例えばつい最近のことだが。私はある失敗をしてしまった。食卓の上に中耳炎用の点耳薬が一本置いてあった。私は、なんとなくそれが目に置いたので手にとってキャップを回して外した。それから、またキャップを反対向きに回してキャップを閉めた。その際に私は、完全に閉まり切った気がしなくて強くキャップを回してしまった。後から知ったのだが、その点耳薬はキャップを強く締めると栓が開いてしまう仕組みであり、なお且つ栓が開いてしまってから薬の効果があるのは一週間しか持続しないそうなのだ。私はそれを聞いた時、目が点になってしまった。故意ではないものの点字耳を一本丸々無駄にしてしまったことは母から長い間おこられた。もちろん私は,私にしか非が無いのは明白であり同じ過ちを繰り返さない意味でも母の前でしっかりと反省した。深く反省したおかげで私は木尾のことを忘れないだろう。反省をすることによって、失敗から学べるのではないかと心の中で私は思う。
 しかし、どうしたら失敗をしないかを論理的に考え、対策を立てることも大拙だという意見もある。なぜその事態が起こったのかの原因を徹底的に調査してその事が二度と起こらないようにすることは、失敗や過ちをした人の最善の事後処理だと思う。例えば私は、説教をされるとき、いつも両親から、
「どうしてそんなことが起こったのか。」
と聞かれる。両親も因果関係をはっきりさせないことには、説教をする意味が無いと考えているのだろう。昔話にある「桃太郎」では、桃太郎は鬼にさらわれた人の慰霊祭を行う代わりに、鬼退治に行くという現実的な対策を立てた。これから桃太郎の賢明な行動が分かるだろう。まさに妙案の行動をとったと言えるだろう。対策を立てることによって、失敗から学んだことの応用ができるのではないかと心の中で私は思う。
 反省することも良い、論理的に考えて対策を立てることも良い。しかし、一番大切なことは、失敗を潔く認めて前に進むことである。「上手なプレーをしたときよりも、悪いプレーをしたときの態度が大切である」という名言がある通り、失敗を犯してしまった後の行動にこそここの人間性が出るはずである。私は、これから、失敗しても素直に過ちを認め正しい判断の出来る人間になことを決意する。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 失敗の後に イクラ 90 117659838492
2 よく分からない一流ホテル すが 88 130659748581
3 社会に貢献するために れりか 88 108663798587
4 本当の「豊かさ」を求めて なゆの 82 110154596784
5 戦争に対して (2) かとう 80 1186488710083
6 戦争と平和 ああぬけ 76 77453616395
7 心地よい状態 らろこ 73 78253526176
8 世間と個人 あういさ 72 67756596576
9 清書 K・Y 69 54047576087

 

1月の森リン大賞と上位入賞者(中3の部43人中)


もっと自分に自信を持った生き方
られし
 日本人が他国の人に比べて、謙虚であるということは有名である。自分を下げた言い方をよくする。「すみません」、「つまらない物ですが」など、自分を下げる。先日、毎年お正月に行われる箱根駅伝で、東海大学が初の総合優勝を果たした。青山学院、駒沢、早稲田など、強豪校が集まる中で総合優勝を果たすということはとてもすごいことだし、今までの厳しいトレーニングの成果が実を結んだことだった。しかし、優勝後に出演したテレビ番組での「今回の箱根駅伝のMVPは自分だと思う人」という質問で手を挙げた人はたった一人だった。東海大学の史上初の総合優勝でここまでの先輩たちは誰も成し遂げることが出来なっかたことなのにたった一人。これは、少し寂しいことだと思う。せっかく、初の総合優勝を果たしたのだからもっと胸を張り、自信を持って「今回のMVPは自分だ」といった方がかっこ良いし、自分もうれしいだろう。もっと自分たちのした偉業に自信をもって良い。逆に、手を挙げた一人も、そこにいずらくなってしまったかもしれない。もっと全体で自信を持って胸を張って優勝したといった方が良い。僕はそんな、自信を持った生き方をしたい。
 そのための第一の方法として、失敗や批判を恐れないことだ。自信を持って胸を張って言ったことに対していちいち何かを言ってくる人がいても自分たちは何もおかしなことは言っていない。自分に自信を持って自分の良いところを全面に表してもみっともないことなど何もしていない。そう考えていればもっと自分に自信を持てるだろう。東海大学の総合優勝はすごいことで、並大抵の努力で達成できるものではない。そんなことをしたのだから、自信を持って「MVPは自分だ」と言って批判されても言い返すことはたくさんあるし、批判する人はいないだろう。全国な大学生の中で一番速いのだから批判できないだろう。「この自分こそがMVP」と考えれば周りもそう思うようになるし、「別に自分はMVPではない」と考えていると、周りの人も自然にそう思うようになる。実際に僕は先日のテレビを見て今回の今MVPは、手を挙げた人だと思う。めったに批判してくる人もいないだろうし、失敗しても次成功すればよい、そう考えていれば今よりもっと前向きになれるだろう。
 また、第二の方法として、積極的に海外の人と交流することである。比較的外国人は、日本人と違って自分を下げたりしない。もし、外国人に「こんかいのMVPは自分だと思う人」と聞いたらほとんど全員の人が手を挙げるだろう。そんな人たちとたくさん交流すればどのように自信を持つのか、どのように批判などを気にしないのかということを学べるだろう。アフリカでバスに乗ろうとした時に大きなバスターミナルで自分が行きたい場所を言うと、各バス会社の担当の人がたくさん集まって来てどんどん連れていかれるそうだ。日本では長距離バスに乗ろうとすると乗車券を購入して係員に「ご利用ありがとうございます」などたくさん言われ乗るだろう。しかし、バス会社はとても時間がかかり、一人をバスに案内するだけでたくさんの労力を使うだろう。それに対し、行先を言うとたくさん人が集まって来てどんどんバスに案内した方が効率的と考える。アフリカ人はわざわざ自分がしたになってまで一人ひとりのお客さんに丁寧にするというよりも効率度を考えている。日本の長距離バスは、一つ一つ丁寧過ぎて長い。その点少し乱暴になるかもしれないがアフリカのバス会社から日本のバス会社が学ぶことは大きいだろう。交流すれば、自分たちがいかに丁寧過ぎて時間と労力をい無駄にしているかがわかるだろう。そして、相手も乗客も「ご利用ありがとうございます」といわれなくても不快になることはない。国際交流から、自分を下げなくても相手は嫌な気分にならなく、時間を短縮した方がより相手にとっては良いということが学べる。
 確かに、日本の昔から続く謙虚さを守ることも大切だ。しかし、「自分が考える通りに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう。」日本の文化という名言もあるように、日本の文化だけでなく、世界の文化も取り入れながら生きていかなくてはならない。しっかりと自分に自信を持ち、自分を出していく。そう生きていけば、相手からも認められ、自分の利益につながることも大きいだろう。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 もっと自分に自信を持った生き方 られし 89 180371777890
2 自然への謙虚さ あええる 82 121453879890
3 空の下で暮らすにあたって コマナナ 82 95153757683
4 農業は、きわめて恣意的な営みで(清) うらら 79 129946848789
5 自信 みいた 75 92456525489
6 自然に謙虚であるために のび太 74 77161575890

 
★1位の作品は、要約の部分が多かったため代表作品にはなりませんでした。
1月の森リン大賞と上位入賞者(高1高2高3社の部120人中)


『一流ホテルの、いかにも(清書)』
あいゆえ
別役実氏の『都市の観察法』によると、場にあった人の振る舞いというものは、その場所の雰囲気を作り上げるためには、必要不可欠なものだという。
 別役氏は例として、一流ホテルのロビーを挙げている。一流ホテルのロビーでは、それに相応しい客がたむろしている。そしてその『これこそが都会人』な風格をした客は、実はホテル側に雇われいる役者なのである。ホテル側はロビーに、上品で卓越した雰囲気のある人々を用意するだけで、ホテルの印象を高める技法を行なっているのだ。
 別役氏はこの例を通して、その場にあった振る舞いを行うことは重要だと述べている。そしてそれにより、多くの利益を得ることができるのだと、私は考察した。

 確かに、一流ホテルといった、きちんとした場所でそれ相応のマナーに従うことは重要である。場の雰囲気に従うことにより、恥をかく必要がないからだ。例として、食事のマナーが挙げられる。
 家や食堂など、親しい人と共に食事をする時、私たちはあまりマナーなど意識せずに食事を行う。だが、レストランやパーティーなど、マナーに気を付けておくべき、上品な雰囲気を醸し出す場においては、きちんとマナーを守るものだ。そしてもちろん、家に来客が訪れた際に私たちは自然と、テーブルマナーを守り、その場の雰囲気を崩さぬよう善処する。
 なぜなら、もしそのような場で音を立てながら食べたり、あるいは食べ物を口に含みながら会話をするようものなら、相手に悪い印象を与え、まともに相手にしてもらえなくなるのだ。マナーを守らなければ、他者から『田舎者』や『教養のない者』として見られるのである。そして『上品で品格がある場所』に削ぐわないと、白い目で見られてしまうのである。
 つまり、自分の印象を高めるには、その場にあった対応をし、きちんとしたマナーを守る必要があるのだ。

 また別の例として、昔話の『シンデレラ』が挙げられる。
 ヨーロッパ民話の『シンデレラ』において、主人公のシンデレラは継母や義姉に不当に扱われ、舞踏会に参加できずにいた。だが突如登場した妖精の力により、綺麗な服装に様変わりし、舞踏会で出会った王子と恋に落ちるのだ。そして最後には、魔法が切れ、煤まみれのシンデレラを見てもなお、彼女を見つけ出した王子は彼女と結婚するに至るのである。
 だが、もしシンデレラの前に妖精が現れず、煤まみれのまま舞踏会に参加したなら、当然誰にも相手にされないのだ。そしてエンディングで王子に見初められ、結婚することもできない。あの民話『シンデレラ』において、シンデレラが綺麗な装いをして舞踏会に参加したからこそ、魔法が切れ、汚い姿に戻ったシンデレラを見てもなお、王子は結婚を申し込んだのだ。
 つまり、その場にあった装いや行動をすることにより、私たちは周囲の人々に認められるのである。

 マナーを守り、場の雰囲気に従うことについて、あまり重要視せず、むしろ個々の個性の損失に繋がるのではないかと懸念する者もいることかと思われる。だが、四字熟語に「臨機応変」という言葉があるように、その場において適切に処理することによって、私たちは周りから認められて行き、自らの人間性も高めることができるのである。


ものとお金
おしゃべり君
 スマホという道具が開発されてからというもの、時代の流れがとてつもないスピードで動き始めた。インターネットやAI化がぐんぐん進み、たくさんのものが即座に分かるようになった。そんなスマホのアプリで今はやっているのが、フリーマーケットのアプリである。メルカリという単語を耳にしたことない人はテレビを見ない人や、スマホを使わない人以外ほぼいないだろう。既存の商品や自分で作ったものまで、幅広く売られている。便利ではあるが、これにより、なんでもいくらに換算できるかが頭をよぎる人が多くなる社会になった。そのような社会で、かえって心が貧しくなっていくところに問題がある。
 第一の原因として、金銭的以外の価値が薄まりつつあるからである。私は、高校1年が終わろうとしているころ。絶対にハマらないと思っていたアイドルにハマってしまった。今最も勢いがあり、レコード大賞2連覇、紅白4年連続出場を果たしているあのグループである。私の性格は、ハマったものには全く手を抜かないことであるが、鉄道と車とアイドルのファン掛け持ちはかなりお金がかかる。ここで手を出してしまったのがメルカリであった。私が小学生中学年くらいの頃のトミカの新品を、車好きの私が平気で売ってしまった。もちろん車種は選抜した。しかし、ものの数日で、6000円稼げてしまった。この時以来、自分の所有物がいくらくらいになるのかを、調べるようになってしまった。おもちゃ屋さんに行けば簡単に手に入るミニカーや鉄道グッズに対して、イベント会場やライブ会場でしか手に入らないようなものは、こういったフリマアプリにはあふれている。ファンからすれば、喉から手が出るほど欲しいものも多数存在する。そのために、周りのものがお金に見えてくる、というとんでもない症状が出てくる人も多い。アイドルの世界は人気がでれば活躍し、人気が無ければ後ろの方という世界である。これは、グッズにも出る。公式の販売では、N坂46のどのメンバーに限らずメンバー個別グッズは当然同じ値段である。しかし、メルカリをのぞいてみよう。昨年上半期CM女王のM.Sさんや初主演映画に出演したA.Sさんは、写真の金額が、言い方は悪いかもしれないが、人気のないメンバーの10倍以上の価格で取引される。ファンなのか、金銭目的なのかもはやこの時代は分からなくなってきている。この風潮を、どう止めていくかがこれからの社会を変えるカギになりそうだ。
 第二の原因として、金銭という尺度がとても強力だったからである。金額とは、その物の価値を数値化したものであろう。これは、昔から変わらぬ強さであると考えられる。大昔、税金はお米であった。米が収穫できなければきつく罰せられた。正直、その年の天候によって左右されるため、偉い人が威張ろうが村人はどうしよも無い。ここで、お米という単語を今のお金という単語に取り換え文を整理すると、税金はお金である。お金を納められなければ厳しく罰せられる。こうしてみればはっきり分かるが、2000年前と仕組みに関してはほぼ何にも変わらないではないか。金銭という尺度の力は、時代の流れにも逆らい変化しないのだ。人間の生活様式は、あっという間に変わるのに対し、お金の仕組みというものは、ほとんど変化しないのである。時代という名の急流をもろともしないものは、人間が作り出した仕組みではお金くらいしか思い当たらない。お金の威力はとんでもないものである。人の悪い心に漬け込むこともできる。このように、人間に作用する力は、ウイルスよりも大きいかもしれない。その尺度に、気付くことが出来れば、お金についていろいろ身構えて考えられるだろう。
 確かに、金銭の基準があってこそ、経済が周り私たちはその国で住むことができる。しかし、今は、その基準に過度に敏感になっていると思う。安いガソリンスタンドを探して右往左往している人もいるが、その徘徊している間のガソリン代の方が、よっぽどもったいない。お金は、得るものではなく、その物の価値を表したものである。その人が心に響いて納得したものを買えるようにするために、お金はあるのだと考える。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 『一流ホテルの、いかにも(清書)』 あいゆえ 94 133469949392
2 ものとお金 おしゃべり君 89 17076710310487
3 調和する生き方 しろめウサギ 89 142064929586
4 宗教的対立(清書) ジャスミン 88 131166928577
5 社会は個人から成り立つものと(清書) わよつ 86 12577312812190
6 公園を共同の場として ゆこぷん 85 122959839783
7 民主主義の特徴と必要性 くあゆ 85 1273571009193
8 犠牲にしていいものか ああけえ 83 138158819984
9 庭の魅力を最大限に レモン 83 116652728693
10 文化の違いが生み出す考え方の差 あうみね 80 101258666284



2019年01月の森リン大賞 |  2018年12月の森リン大賞 |  2018年11月の森リン大賞 | 
2018年10月の森リン大賞 |  2018年09月の森リン大賞 |  2018年08月の森リン大賞 |  2018年07月の森リン大賞 |  2018年06月の森リン大賞 | 
2018年05月の森リン大賞 |  2018年04月の森リン大賞 |  2018年03月の森リン大賞 |  2018年02月の森リン大賞 |  2018年01月の森リン大賞 | 
2017年12月の森リン大賞 |  2017年02月の森リン大賞 |  2017年01月の森リン大賞 |  2016年12月の森リン大賞 |  2016年11月の森リン大賞 | 
2016年10月の森リン大賞 |  2016年09月の森リン大賞 |  2016年08月の森リン大賞 |  2016年07月の森リン大賞 |  2016年06月の森リン大賞 | 
2016年05月の森リン大賞 |  2016年04月の森リン大賞 |  2016年03月の森リン大賞 |  2016年02月の森リン大賞 |  2016年01月の森リン大賞 | 
2015年12月の森リン大賞 |  2015年11月の森リン大賞 |  2015年10月の森リン大賞 |  2015年09月の森リン大賞 |  2015年08月の森リン大賞 | 
2015年07月の森リン大賞 |  2015年06月の森リン大賞 |  2015年05月の森リン大賞 |  2015年04月の森リン大賞 |  2015年03月の森リン大賞 | 
2015年02月の森リン大賞 |  2015年01月の森リン大賞 |  2014年12月の森リン大賞 |  2014年11月の森リン大賞 |  2014年10月の森リン大賞 | 
2014年09月の森リン大賞 |  (2014年7~8月は未集計) |  2014年06月の森リン大賞 |  2014年05月の森リン大賞 |  2014年04月の森リン大賞
2014年03月の森リン大賞 |  2014年02月の森リン大賞 |  2014年01月の森リン大賞 |  2013年12月の森リン大賞 |  2013年11月の森リン大賞
2013年10月の森リン大賞 |  2013年09月の森リン大賞 |  2013年08月の森リン大賞 |  2013年07月の森リン大賞 |  2013年06月の森リン大賞
2013年05月の森リン大賞 |  2013年04月の森リン大賞 |  2013年03月の森リン大賞 |  2013年02月の森リン大賞 |  2013年01月の森リン大賞
2012年12月の森リン大賞 |  2012年11月の森リン大賞 |  2012年10月の森リン大賞 |  2012年09月の森リン大賞 |  2012年08月の森リン大賞
2012年07月の森リン大賞 |  2012年06月の森リン大賞 |  2012年05月の森リン大賞 |  2012年04月の森リン大賞 |  2012年03月の森リン大賞
2012年02月の森リン大賞 |  2012年01月の森リン大賞 |  2011年12月の森リン大賞 |  2011年11月の森リン大賞 |  2011年10月の森リン大賞
2011年09月の森リン大賞 |  2011年08月の森リン大賞 |  2011年07月の森リン大賞 |  2011年06月の森リン大賞 |  2011年05月の森リン大賞
2011年04月の森リン大賞 |  2011年03月の森リン大賞 |  2011年02月の森リン大賞 |  2011年01月の森リン大賞 |  2010年12月の森リン大賞
2010年11月の森リン大賞 |  2010年10月の森リン大賞 |  2010年09月の森リン大賞 |  2010年08月の森リン大賞 |  2010年07月の森リン大賞
2010年06月の森リン大賞 |  2010年05月の森リン大賞 |  2010年04月の森リン大賞 |  2010年03月の森リン大賞 |  2010年02月の森リン大賞
2010年01月の森リン大賞 |  2009年12月の森リン大賞 |  2009年11月の森リン大賞 |  2009年10月の森リン大賞 |  2009年09月の森リン大賞
2006年9月~2009年8月までの森リン大賞


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